ポータブルオーディオ製品等の音が良くなる”シリーズレギュレータ方式直流安定化電源”の使い方を紹介。
対象はACアダプタを電源にするオーディオ関連製品で、ACアダプタを使用しない、或いは使用できない製品は含まない。
ポータブルCDプレーヤー等に代表されるポータブルオーディオ製品は、肝心の音質が今一つで音に不安定さがある等、電源を内蔵した据え置き型製品に比べると、どれも音質的に見劣りがする。
音質の問題はHiFi仕様の製品も同様で、これらを見る限り価格や製品分野とは余り関係が無いように思えることから長年の疑問になっていたが、乾電池や産業用の直流安定化電源を使用した確認実験でその原因が解ってきた。
大抵の場合は、以上の三つの原因が重なり音が悪くなっていると思われる。
このページでは、2)の外付けの電源に関して取り上げる。
確認実験に於いて、ポータブルオーディオ製品の動作電圧に”音の良い電圧”と云う、音楽再生に重要な意味を持つ現象を確認した事により、再生機器の電源が音質を大きく左右している事が判明した。
これにより、ポータブルオーディオ製品等に普通に使われている乾電池類(充電池含む)やACアダプタが音を悪化させている原因と特定した。
電源の電圧は音の悪化現象の中で”音像のぼやけ”に大きく関係している。
音質悪化の程度に差はあれどPC関連製品を含めて共通であり、早い話、市販されているポータブルオーディオ製品等は最初から音が悪化した状態で動作しているため、音質的に
見劣りして当然と云うことになる。
確認実験の結果は、ポータブルオーディオ製品等の欠点を炙り出すと同時に、その製品が本来持っている音質を甦らせる方法も明確にした。
それが、”産業用シリーズレギュレータ方式直流安定化電源”を使う方法。
多少の手間をいとわなければ同じ製品とは思えないほどの高音質で音楽を楽しめる。
※表示する「項目」をクリックして下さい。(OnClick item)