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花日記(Flowers Diary)

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2002年3月31日(日) お花見(その3)・・睡蓮byモネ 

半月ほど早く、桜の季節が過ぎようとしています。千葉の佐倉市にある川村記念美術館という所で、モネの作品を数多く集めて、特別展が開かれています。お天気が崩れないうちに、出かけてきました。

モネ展は十分期待に応えてくれるもので、睡蓮や柳、日本の橋というおなじみのモチーフが独特の色遣いで迫ってきます。色の不思議にひととき魅了されました。

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美術館構内のしだれ桜

この美術館は、大日本インキの技術研究所の構内にあるのですが、広い敷地内はきれいに整備されていて、きれいな自然公園の趣になっています。園内の散策路も一般に公開されていて、美術館を出た後、見頃を迎えたしだれ桜のお花見をすることができました。

珍しく予報が当たり、夕方から雷雨になりましたが、その中で、ガジュマルの植え替えを行いました。ガジュマルは沖縄などには自生して大木になっています(NHKの「ちゅらさん」のクライマックスでガジュマルの木の下で、がありましたね)が、熱帯性のゴムの木の仲間です。

昨年秋に枝を剪定後、若葉が順調に出ていたのですが、一月ほど前から片側の枝が落葉するようになり、根詰まりの疑いが出ていました。

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左右で葉の付き方が全く違います

何せ12号の大鉢ですし、植え替えといってもそう簡単ではないので、前回の植え替えは一体いつだったか、覚えていないほどです。植え替えの用土は、室内に置くことを考慮して無菌土を使うこととし、赤玉土を1袋(14リットル)、ピートモス、パーライト、根ぐされ防止にゼオライトも混ぜてみました。

鉢から出してみると、案の定、古い土は泥状に固結していて、根は窒息状態でした。新しい用土は保水性と排水性を両立させようとして作りましたので、何とか持ち直してもらいたいものです。何といっても、当園開園からの植物の一つで、もう18年目ですから、簡単に枯れさせたくはありません。

<きょうのガーデニング>
・ガジュマルの植え替え

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2002年3月24日(日) お花見(その2)・・大荒れ、簡単には 

開花宣言から1週間、東京に桜の満開宣言が出ました(『満開宣言』なんてあったんですね)。

そこで、きのう土曜日に近所の桜見物に出かけました。ところが、朝からどんよりとした曇り空、気温も低くお花見にはちょっと可哀相な天候になりました。自然はそう簡単には人間に楽をさせてくれません。

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人出も少ない隅田川公園

自転車で隅田川沿いに北上し、桜の名所「隅田川公園」へ・・・でも、人出はさっぱり、土曜日なのに名物?の場所取りもほとんどいませんで、上の写真の2人ぐらいでした。

浅草ひさご通りの甲州屋でお蕎麦(ここは安くて旨いんです)を食べて、浅草寺にお参りする頃になって、やっと日差しも出てきて暖かくなってきました。そこで、隅田川に架かる橋巡りを敢行することにしました。

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春のうらら?の両国橋と都鳥

橋巡りといっても、吾妻橋から出ている観光船に乗って行くならば簡単ですが、自転車でとなると結構大変なのです。写真のように川沿いに遊歩道が作られているところもありますが、場所によっては、かなり川から離れたところを迂回させられるのです。遊歩道に降りる階段も、ほとんど自転車道は作られていませんので、よっこらしょと自転車をかついで上り下りしなければならないのですよ。

この橋巡り、別のコンテンツで近日紹介予定です。

順調に(疲れながらも)ユリカモメ(都鳥ですね)とたわむれながら、ほんとうに逃げないんです、この鳥たち、川下りを楽しみ、かちどき橋までたどり着き、昨年から新名所となっているトリトンスクウェアでお茶を飲んでいるうちに・・なんと、外は大雨です。

建物に入る前に、黒い雲が見えていましたが、春の夕立は雷鳴まで響くほどです。隅田川公園で場所取りをしていたあの2人の青年はどうしたでしょうね。そう簡単には楽をさせてくれないお天道様ですね・・・。

しばし雨宿り・・・疲れた体でよたよたとたどり着いた当園の近く、運河の大横川に沿った桜並木、雨上がりの爽やかな日差しに、桜は輝くようでした。いまさらながら、灯台もと・・・ですね。

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ばらの生育は順調で既につぼみが見えているものもあります。予防の意味を込めて新しい薬剤「ベニカX」というものを使ってみました。このスプレーは、新型で近接散布しても冷害が生じないというありがたいものです。

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<きょうのガーデニング>
・バラにベニカXを散布

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2002年3月17日(日) お花見(その1)・・まだ、3月なのに 

きのう土曜日に、東京の桜開花宣言がありました。観測史上、最も早い開花だそうです。どれどれと、きょう日曜、温かい陽気に誘われて、日比谷公園に行って来ました。

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一本だけ満開のソメイヨシノ

開花宣言とは言っても、都心部ではまだまだ咲き始めといった様子で、どこのソメイヨシノも蕾はだいぶ膨らんでいますが、咲いている花はまだちらほらです。

でも、本当に、このところの暖かさは異常ですね。きょうも20度以上はあったでしょう。ベランダでも、クンシラン、フリージアが咲き始めました。

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昨年は4月に咲いたクンシラン

<きょうのガーデニング>
・バラ追肥・・配合肥料
・開花株に液肥入りの水遣り
・フリージアにアブラムシ、今度はオルトラン散布

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2002年3月10日(日) 気温は、4月下旬? 

きょうの日本列島は日本海にある寒冷前線に向かって温かい南風が吹き込んだそうで、気温が20度近くまで上昇しました。先週まで、交互に引いていた風邪もやっと抜け、暖かさに誘われて、陶芸の里、益子に足を伸ばしました。

とてもセーターを着ていられないほど、もう暑いくらいで、薄手のシャツで十分、気候としては一月半も先、GWの時のような感じでした。

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浜庄の 梅咲き残る 登り窯

当園のベランダも早や春爛漫、アネモネ、ラナンキュラス、水仙、サクラソウ、・・・フリージアも蕾がいっぱい、きょう最初の一輪が花開きました(「いま咲いてます」参照)。

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アネモネ、あねもね・・・

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蕾でいっぱいのフリージア

バラの新芽も半月も早く動き出してきましたので、お日さまによく当たるようにベランダの前の方に移動させました。寒さのぶり返しがないといいのですが・・・。

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早い新芽が心配なツルバラの鉢

余談ですが、愛車コロナプレミオが6年弱で無事に7万kmを越え、きょう77777kmを表示しました。

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トリップメーター(下)の方も7揃い

<きょうのガーデニング>
・ベランダの模様替え(バラの鉢の大移動)
・高温のためアブラムシ予防のベストガード散布

2002年3月3日(日) ひなまつり 

きょうは3月3日ひなまつりですね。
当園では小さな子供はいませんが、古い内裏びなに桃の花の代わりにサクラソウを飾って春のお祝いをしました。

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このところの4月中旬という陽気に、ラナンキュラスや水仙が咲き始めました。

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ラナンキュラス(赤)

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水仙第2弾のアイスキング

また、先週、菜の花?らしきものが開花しましたが、同じ時に蒔いた種の苗に、今週、十字の白い花が開きました。

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この花は、うーん・・・見たことがある・・・ルッコラの花ですか。ロケットとも言いますが、ゴマの味がするサラダハーブの仲間ですね。それにしても、どうしてこんなのがデルフィニュームの種の袋に入っていたんだろう?(後ろの葉っぱはクチナシのです)

<きょうのガーデニング>
・水遣りのみ
・サクラソウのつみ取り

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