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Flowers Diary

12月31日(日) 皆さま良いお年をお迎え下さい

初詣では混雑でとても無理でしょう。きのう30日、一足早く明治神宮に晦日参りをしてきました。

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準備万端整った明治神宮

本殿前の大きな賽銭箱(スペース?)や、境内の飾り付け、破魔矢など縁起物の売店もずっかり準備が完了しているようです。

当植物園は、6月に開園して以来半年、何とか続けてこられました。皆さまのご愛顧、ご来園に心から感謝申し上げて年末のご挨拶とさせていただきます。

それでは、みなさま、よいお年をお迎え下さい

園主敬白

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12月24日(日) 年末、バラの薬剤散布

今月始めに植え替えを行ったバラの株は、寒さとともに充実し、幹の中の養分濃度が高くなっています。この時期は、濃い薬剤を散布しても薬害を起こさないので、石灰硫黄合剤のような濃い消毒液を散布するのに適しています。

石灰硫黄合剤は、赤褐色の硫黄の匂いのきつい強アルカリの薬液で、黒点病などの病原菌を強力に退治してくれます。

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非常に腐食性の強い薬液ですので、手足はもちろんまわりの金属部などにかからないよう十分注意しながら、10倍程度に薄めた溶液を刷毛で慎重に塗りつけます。

クリスマスのこの頃に一回、そして成人の日頃に二度目の散布をすれば、完璧といいます。

 

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12月17日(日) 球根一番花、咲きました

21世紀シーズンの幕開けとなる球根の一番花は、小さな「オキザリス」の薄いピンクの花です。

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オキザリスはカタバミ科の球根植物で、クローバによく似たちょっと大きめの三つ葉を持っています。これは、昨年の球根を9月に植え付けたものですが、きょう、かわいらしい小さな花を咲かせました。

オキザリスの花はおもしろい性質を持っていて、夜になるとクルクルと賞状を丸めるように筒状に閉じてしまい、翌朝お日様に当たると再び開き出し、それを何度も繰り返します。

ほかの球根たちも、ほぼ順調に育っています。2番目はクロッカスか、それとも水仙か・・・春咲き球根が開花するためには冬の寒さに当てることが必要なので、本格的な寒さが一度来てほしいところです。

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12月16日(土) ドラセナの仕立て直し

俗に「幸福の木」と言われて市販されているドラセナは、非常に生命力が強く、切った枝を土にさしただけでもすぐに根付いてくれるといいます。

20年以上前に、ある人がブラジルから枝一本で持ち込んで、会社に置いていたドラセナ、2m以上に立派に育っていたのですが、最近になって、下葉が落ちてしまい枯れ気味になってきました。そこで、当園に入院させ、若返りの大手術をすることになりました。

2mの茎を3つに切り分け、一番上は葉を残したまま水苔に包んでの「天芽ざし」、中間は更に3つに切断し赤玉土単用での「茎ざし」、そして残った株を根を整理し植え替えました。

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左から、天芽ざし、茎ざし、植え替え株

上手くいけば、約1ヶ月で発根し、2、3ヶ月で新芽が伸びてくる(?はず)そうですが、本来6月頃が最適のこの荒療治、真冬のこの時期ではちょっと心配なんです。

 


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12月10日(日) お引っ越し

昨夜、とうとうホームページの容量5MBが一杯になり、ファイルのアップロードが拒否されました。

SO-NETではユーザーに無料の5MBの容量しか提供していません(ほかのプロバイダでは有料で増量対応しているところもあるのに)ので、どこかにスペースを作るしかありません。

幸い、副園長がMSNから変えたばかりのプロバイダ「ぷらら」にホームページを開設することができ、「植物の写真」を引っ越しさせました。幸い、上手くいき、これまでと何ら変わりなく、本HPから閲覧することができます。

 

 
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12月9日(土) バラの植え替え講座

きょうはバラの植え替えの模様をご紹介します。

まず、用土は、赤玉土7に対して腐葉土3、それにもみ殻のくん炭を少々加えます。

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このとき、腐葉土に混じっている小枝やビニールなどは取り除いておきます。

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植え替える株の剪定をします。鉛筆より細い小枝は思いきりよく切り落とします。

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太い新しい枝は残しますが、2月に良い芽を選んで最終的な剪定をしますので、大ざっぱに2、30cmに切り詰めます。葉っぱも全て摘み取ります。

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鉢から株を抜き取りますが、根が回っていてなかなか抜けないときは、鉢の内側に沿って薄いスコップを突き刺して、根を鉢から剥がします。

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鉢に沿ってひげ根がギッシリと回っていました。古い土を落としながら、ひげ根もハサミや手で取り除きます。この作業は根を乾かさないよう手早くやります。

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あらかた土を落としたら、バケツに付けて良く吸水させます。本には3、4時間吸水させると書いてありますが、私はすぐに植え付けてしまいます。

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鉢を良く洗い、鉢底の穴を防虫網でふさぎ、鉢底石をひとつまみ入れ、用土を少し入れます。この時、緩効性肥料のマグアンプを混ぜ込みます。

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鉢に株をセットします。

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植え付ける深さは、株の接ぎ木部分が土の上に出るぐらいの所です。長い根は鉢に沿って回し入れます。

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用土を少しずつ入れていきます。ある程度入れたら、またマグアンプを少々加えておきます。

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割りばしなどで突ついて、根の間にも用土が入るようにしてあげます。

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用土は鉢の縁から2cmぐらいの所まで入れます。しっかり水を遣って終了です。

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植え替えたバラの株は、しばらくは根が乾かないよう水を切らさずにして、春までゆっくり休ませます。

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今回の植え替えは、8号鉢が7つ、ツルバラの10号鉢が2つです。やっと植え替えが終わってほっとしました。

 


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12月3日(日) 茨城県自然博物館

最近点検して貰ったところでは、車のバッテリーが弱ってきているとのことでした。バッテリーの充電を兼ねて?ちょっと遠乗りに出かけることにしました。

谷和原ICで下りて、つくば山の方へ向かうと、所々に「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」という看板が目に付きます。これは何だろうと、ちょっと寄り道することにしました。

行ってみてビックリ、茨城県の西の外れ岩井市にすごい立派な博物館ができていました。入り口を入るとすぐに巨大なマンモスの化石に驚かされます。

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ジオラマ展示の森の生き物(イノシシの親子)

菅生沼のほとりに作られた近代的な自然博物館の中は、宇宙と天体、地球の生い立ち、自然の仕組みがテクノロジーを駆使して展示されています。

なかでも、中世代の恐竜のジオラマやさまざまな隕石はさわることもでき?興味深く見ることができます。すっかり魅了され(童心に帰って)、2時間も遊んでしまいました。おかげで、ほかの予定はキャンセル、ここだけで引き上げることになりました。

今回は屋内展示を見ただけでしたが、広大な野外広場も整備されていて、さまざまな花木を眺めながら散策できるようになっているようです。

 

 
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12月2日(土) バラの植え替え始めました

先週、大苗で購入したER(イングリッシュローズ)を植え付けて、ツルバラも一つ(チャールストン)植え替えたのが今シーズンの作業始めでした。

きょうは、続けて、メリナ、フリュイテ、コンラッドヘンケルそしてツルバラ(アメリカ)と4鉢を植え替えました。用土は、赤玉土を2袋と腐葉土1袋を用意し、7:3の割合で混合しました。

幸い暖かい日でしたのでベランダでの水作業も苦にはなりませんでしたが、作業スペースが狭いため、ツルバラの長いツルがあちこちに絡まり、その度にバラのトゲが手に刺さって「イテイテ」と大騒ぎになってしまいました。

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植え替えて枝だけになったバラの鉢


 


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