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Flowers Diary

 
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9月30日(土) 秋の秩父路
観音さまを祀る各地のお寺を巡拝する「観音札所巡礼」というものが各地にありますが、秩父には34ヶ所のお寺を巡る「秩父34観音巡り」というのがあります。
この34観音を、3年ほど前から、季節のつれづれに、のんびりと数ヶ所ずつ回っています。
今回は、すっかり秋めいた9月最後の土曜日、秩父盆地の最奥三峰山近くのお寺4箇所を回ってきました。
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秩父路の野生のコスモス
秩父地方はあいにく午後から本格的な雨になってしまいましたが、しっとりとした秋の午後、秩父路は、コスモス、曼珠沙華、シオン、シュウカイドウそして萩などの秋の花々にいろどられていました。
30番法雲寺
雨に煙る30番札所の法雲寺

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9月23日(土) 幸せの青いバラ?

バラの栽培の歴史は紀元前1200年にまで遡ることができるそうです。ローマ帝国やクレオパトラの話の中にもバラが出てきますね。

「バラ色の人生」のようにバラの色は、昔から、幸せ、華やか、輝きの代名詞としてよく使われます。でも、バラ色っていったいどんな色なんでしょう?きょうは、バラの花色のお話です。

バラの花色は、赤、白、黄の3色が基調になっていますが、これらの濃淡や混合で実にさまざまな花色のバラが交配によって作り出されています。

フリュイテ
赤白黄色が重なるフリュイテの花

そして、現在バラの品種は7000種ともいわれていますが、実はその花色には黒と純粋な青はありません。それは、バラの花には「デルフィニジン」などの青い色素が含まれていないからだとされています。

三千年を超える長いバラの栽培の歴史の中でも、真に青いバラが出現したことはなく、「青いバラ」は栽培家の夢の色、探し求める幸福のバラの色として、たくさんのバラ栽培家によって目標にされています。

現在、自然交配によって作られた、青(に近い)バラといわれているのは、藤色や濃いラベンダー色の、ブルームーン、マダムヴィオレ、・・・などと名付けられたバラです。(ちなみに「黒バラ」といわれるのは、朱赤の濃いものがそう呼ばれています。)

当園の唯一の青色系バラ、シャルル・ド・ゴールの秋の花が、お彼岸に入ってやっと咲きました。

シャルル・ド・ゴール

自然で無理なら科学でと、日本のサントリーのような企業では、バイオで青の遺伝子を組み込んで青バラを作ろうという試みを始め、すでにカーネーション(これも青色はない)では成功しているそうです。

しかし、多くのバラの栽培家の夢はやはり自然交配によって青いバラを創り出すことです。いまでも、たくさんの人が見果てぬ夢を追って頑張っているそうですので、21世紀には真っ青なバラを手にすることもできるかも知れません。

 
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9月17日(日) 季節はずれの雷鳴
9月に入ってから、不安定な天候が続いていますね。秋雨前線と上空への寒波の侵入とかで、この3連休、東京の空には毎日、すさまじい雷鳴が響いています
当園のベランダにも時折、横なぐりの強い雨が吹き込んで、咲き始めたバラの花を濡らしています。そんな中、お台場の方角に落ちる雷の閃光の中に、ツルバラ(アメリカ)の花が浮かび上がりました。
雷の閃光とバラ
来週はもうお彼岸、そろそろ秋蒔きの種や、球根の準備をする時期が近づいて来ました。しかし、気温の方はまだ30度を超える蒸し暑さ、早く秋の涼しさがやってきてもらいたいところです。
 
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9月10日(日) バラの夏剪定
バラの中でも現在主流になっている大輪四季咲きバラは、手入れをしないでほっといても、5月から11月まで次々に蕾が上がってきて咲き続けます。
でも、真夏の暑い盛り、気温30度を超える時期に咲く花は、小さく色艶もそれほど良くはありません。また、、植物にとって花を咲かせるというのは相当の体力を消耗するものなのだそうです。そこで、真夏の時期は蕾が出てもなるべくこれを摘み取るようにしています。
ただ、9月に入って涼しい日が続きましたので、試しに蕾の摘み取りを控えて咲かせてみました。でもやっぱり・・・コンラッドヘンケルは本来12〜15cmと大輪の種類なのですが、きょう咲いたこの花はわずか6cmしかありませんでした。
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バラの年間作業の中に、夏剪定といって、秋口のこの時期、目安として8月25日から9月10日までの間に、やや太めの枝のところまで切り戻すものがあります。
こうすることによって切り口の葉の付け根から、再び元気な枝が伸び出してきて、10月中旬にはまた5月のような大輪の花が咲いてくれる・・・はずです。
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夏剪定で切り取った小さなバラの花

 

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9月2日(土) おばけヒマワリ・・・!?
7月15日に日比谷公園で手に入れたヒマワリがやっと咲き始めましたが、同じ時期に定植されたはずの日比谷公園の苗はどうなっているでしょうか。35度という今夏一番の炎天下、見に行ってみました。
日比谷公園のヒマワリ
何と、人の背丈のほぼ2倍、3mを超えているようなのがずらぁーと並んでいました。その茎も太ぉ〜い!直径5cmぐらいありそうです。株元に見えている根も、地面にしっかり食い込んで力強く張っています。
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露地植えの威力をまざまざと見せつけられました。鉢植えのわずかな土の量では根の張り方が少なく、とてもこんなに大きくはなれませんね。すごいですねぇ・・・
でも、当園の鉢ヒマワリも2鉢目が咲き、花の高さは・・・36m?と頑張っています・・・
当園のヒマワリ
ベランダの高さ35m+草丈1.5mです!
 
 

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