神保秀光作品の感想


神保秀光 作品展

版描画 展示会場

会場 栃木ダイハツ 小山店 рO285−22−4125

二階展示スペース

会期  2008年3月15日(土)〜4月30日(水)

明るくて、のびのびとした広い空間で、心地よいと感じた第一印象、
私だけではなく、来られた方は、同じように感じたのではと、思う位
素敵な栃木ダイハツ 小山店です、是非来られて見てはいかがでしょ
うか。
此の度、ご縁がありまして、会場の二階展示スペースで、神保秀光 
版描画 作品展を上記日程で開催することになりました。
神保秀光の、代表作を含め、展示スペース一杯に、版描画、版描画
詩、を出展致しますので、ご来店のついでに、ご高覧いただければ幸
いです。


展示作品の一部


誕生   F80号 


 誕生
うまれたときの
ういういしさ
じゅんすいで
けがれがない
みているとつい
ほほえんでしまう
ひとそれぞれ
としをかさね
さまざまに
あゆんでいるが
もともともっている
うつくしい
たんじょうの
しゅんかん
しょうがい
わすれたくない
    じんぼひでみつ





 赤子
あかんぼうを
あやして
えがおに
ならない
 ひとはいない
ふしぎだ
どんなひとでも
もともと
もっている
じゅんすいで
やさしいこころ
あかんぼうを
  みていると
でてくるんだ
      じんぼひでみつ



 平和
富士をみて
へいわとおもった
ちいさな
あらそいごとが
ばからしく
なってきた
おおきな
富士のまえで
ちいさな ちいさな
じぶんが
はずかしい
      じんぼひでみつ



生きていればこそ      80号

 散歩   生きるよろこび     立てた
  

 生きるよろこび

としをとり
あしこしが
よわくなるのは
しぜんです
だれでも
いつかは
けいけんを
するんだよ
ここまできたら
ゆっくりと
生きようよ
たのしみながら

    じんぼひでみつ

 立てた

立てればとの
ねがいをこめて
てをそえてみた
立てないはずと
おもっていたのに
立てた
立てたんです
立てることが
こんなにも
うれしいとは
こんなにも
すばらしいとは

    じんぼひでみつ

 立てる幸せ

寝たきりになって
気づいた
つかまって
立てるだけでも
しあわせなんだ
立てたことが
こんなにも
すばらしいとは
しらなかった

    じんぼひでみつ

 散歩

こうなって
わかりました
みえなかったものが
よくみえます
かんじなかったことが
たくさん
 かんじます
ありがとうと
すなおにいえる
わたしに
  なりました
あたたかい
たすけをうけて
なみだがでます
ありがとう

   じんぼひでみつ

 生きぬく

どんなじだいでも
どんなときでも
生きて
生きて
生きぬくことが
どんなことよりも
つよいはず
生きていればこそ
いつかは
しあわせに
めぐりあえる
そのときが
  くるまでは

     じんぼひでみつ

 母の手

おおきくなった
まごのてが
ははのように
あたたかく
ささえて
くれている
この年になって
母の手に
あえるとは
生きていて
よかった

   じんぼひでみつ

 平等

しんけんに
生きて
生きて
生きようと
しているときは
さいこうに
かがやいています
これだけは
障害者でも
健常者でも
老いても
若くても
さべつがなく
平等です

   じんぼひでみつ



版描画
優美な舞  画布10号




 優美な舞

おおきな
おおきな
であい
ちいさな
ちいさな
じぶんが
どんどん
かわっていく
あきらめていた
ゆめが
げんじつに
なるかも





 くるしみ

くるしいことは
そのくるしみを
かんじている
ひとしか
しりえないこと
たにんに
りかいを
 もとめても
だめかも
じぶんのなかで
かならずくる
はるを
いしきしたときに
みちが
ひらけるはず
あきらめたら
まけだ




 一息
なにかと
ざわめきがおおい
ストレスしゃかいで
ほうこうを
みうしなっていた
つかれがたまり
げんきがない
こんなときこそ
きゅうそくの
ひとときを
つくり
もういちど
みつめなおしたい
ほんらいの
じぶんを
     じんぼひでみつ



 必死
ストレスじだいの
しゃかいで
きびしい
げんじつの
つよいかぜに
ふきとばされそうだ
ひっしになって
まわりに
しがみついている
いまここで
まけたくない
かならずくるはるを
しんじているから
       じんぼひでみつ



 見えない
おもどおりに
はぐるまが
あわない
ストレスで
つかれている
よゆうがなく
はりつめている
まわりが
みえていない
おもいこみの
ぶぶんが
すべてとなっている
きけんである
すこし
やすむことが
ひつようかも
      じんぼひでみつ






                              

自由な舞   画布40号



 自由な舞
さわやかな
かぜにのり
ぞうけいを
たのしみながら
つぎつぎと
生まれてくる
このよゆうが
みるものを
たのしませて
  くれている
じぶんに
かけている
   ところだ
        じんぼひでみつ



 時を待つ
どんどん
じかんが
すぎて
あせる
 きもちは
わかるが
そのときを
待とうよ
かならず
  くるよ
しあわせが
    じんぼひでみつ



 チャンス
よいかんがえ
チャンスが
あったのに
みすごしていた
きもちに
よゆうが
  なかった
はんせいをした
おおきな
しゅうかくだ
こんどこそは
のがしたくない
     じんぼひでみつ
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