アオリイカ最前線
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デジカメ撮影


デジタルカメラで撮った画像をホームページやブログに投稿して仲間に見てもらうのは楽しいものです。思い出を画像にして残すことで、その時の感動もよみがえります。更に、釣れた時刻も記録されるので、その時の潮回りはどうだったか?なども後で調べることができます。

ここでは、写真をうまくとるためのちょっとしたコツを紹介します。

アオリイカ最前線でも、釣果投稿コーナーがありますので、ぜひ利用してくださいね。


☆きれいに残そう


釣りはアウトドアレジャーです。

海の潮風は精密機械の天敵です。 雨の中の撮影もするでしょうし、サーフでは砂が入り込む可能性があります。そのような環境で使うのですから、できるならデジタルカメラはアウトドア仕様のものを用意しましょう。

軽量コンパクトのものなら、ポケットにも入れておけます。電源は乾電池式のものやバッテリー式のものがありますが、乾電池式なら予備を持てて安心です。しかし電池式だと、カメラ自体がおおきくなってしまうというデメリットもあります。

画素数はホームページやブログに利用するぐらいなら200万画素で十分です。画素数にこだわるよりも、防水や防塵性能を重視しましょう。携帯のカメラ機能もありますが、最近の高性能のものは別として、デジタルカメラにはかないません。それは特に、夜間でのフラッシュ撮影時に大きくでます。

まず、撮影する場所ですが、 平坦な所を選びましょう。テトラの上では傾斜があり、アオリイカ自体のヌメリで動いてしまいます。メジャーを置いても正確に測定できません。あと、アオリイカがイカ墨で汚れていると、写真うつりが良くありません。ネットで取り込みしたなら、もう一度海水につけるなどして墨を流しましょう。

アオリイカの置き方ですが、通常は胴体が右側にくるようにします。裏表にならないように。稀ですが、裏表逆になっている写真もみかけます(笑)



メジャーが無くても、ロッドやエギだけでも一緒に写したほうが、アオリイカのサイズがわかりやすくなります。

メジャーは目盛の大きいものを選びましょう。通常、メジャーは、胴体頭側の突起部分から先端までの寸法がわかるように置きます。
メジャーは、後々目ざわりに感じることもありますので、メジャー有り、無しで写真を撮ったほうが良いかもしれません。


計量コンパクトで使いやすい。
フィッシング専用のメジャーです。


シャッターを押す際には、被写体を画面いっぱいになるように撮影します。そのほうが迫力がでます。
昼間だったら太陽を背にし、アオリイカに日光を当てて、自分の影が入らぬように注意します。夜間はピントを合わせにくいので、ヘッドライトでアオリイカを照らしてからピントを合わせるとうまくいきます。家に帰ってから写真を確認したら、ピンボケしていた・・・なんて事にはならないよう、撮影した後に画像を確認しておきます。デジタルカメラは何枚撮ってもタダですから、バシバシ撮っておきましょう。



釣れたばかりのアオリイカは、エンペラをヒラヒラと動かします。アオリイカの特徴である大きなエンペラが、大きく拡がったところを狙って写しましょう。また、脚をきれいに伸ばしたほうが大きく見えます。

アオリイカは、釣られた直後は琥珀色をしていますが、弱るにつれて白くなっていきます。大型ほど早く弱っていき、胴体の中央部から白く変色していきます。釣りあげてからデジタルカメラとメジャーを探しているようでは遅すぎます。すぐ出せるように収納場所を決めておきましょう。

ギャフで取り込んだ場合は、打ちどころが悪いとアオリイカを弱らせてしまいます。デジカメで写したいのなら、ネットで取り込んだほうが良さそうです。



釣ったアオリイカを手に持って自分と一緒に記念撮影をする時は、イカを持つ腕を前に差し出してカメラに近づけるようにすると、小さなアオリイカでも大きく見えます。(遠近法を利用した撮影です)
ポイントとしては、写真いっぱいにイカを持ってきて、人間ではなくイカにピントを合わせるようにします。撮りかたさえ、うまくやれば、ほら、雑誌でよく見かけるように、大きなイカになっちゃいますよ。プロの方々が釣ったアオリイカと一緒に写った写真をよく見かけますが、たいていこういった方法をとってます。
ただし、アオリイカを支える指が、アオリイカ越しに解ってしまうと、指の大きさでアオリイカのサイズがバレちゃいます。また、エギも同じようにカメラに近づけても、エギの大きさでバレちゃいますので御用心。
ほらその雑誌の写真も、エギがアオリイカよりも遠くになるように写してるでしょ?

最後に、アオリイカの撮影に夢中になっていると、せっかくの時合いが終わってしまいます。素早く済ませ、追加を狙ってエギをキャストしましょう。


☆修正できるのがミソ


デジカメの良いところは、何枚でも撮り直しが出来る事、撮影した画像をその場で確認できる事、自宅に持ち帰った後で加工修正できる事です。
デジカメで撮った画像をブログやホームページで使うには、そのままのファイルサイズでは大きすぎます。最初にファイルサイズを小さくすると、画像が劣化してしまうので、明るさや色合いを調整したあとにファイルサイズを小さくして、ブログやホームページに掲載しましょう。


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