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[レフリー心得]
[主な反則] [反則の扱い] [レフリー心得]

  1. レフリーの仕事は安全かつスムーズなゲーム進行を行うこと。
  2. ゲーム開始前には、基本的な注意事項の説明を忘れずに。
  3. 実際に反則が起きた場合には、しっかりとした意思でジャッジコール。
  4. ゴール判断は最終的にはレフリーに委ねられている。 
  5. ゲームが終わったら、しっかりと挨拶をして退場してもらう。
  6. 勝敗と得点の確認と報告を忘れずに!
  7. ルールについては、チームメート達にも説明してあげて下さい。

     説 明 

レフリーの仕事は安全かつスムーズなゲーム進行を行うこと。

    プレーヤーの反則を見つけて注意するのが仕事ではありません。
    例えばゴールした後に喜んでスティックを上げてしまったのをハイスティック取る必要は無いです。あくまでも、プレーヤーの安全と、スムーズかつ健全なゲーム進行を妨げるものについてファウルを取ってください。 

    それと、ドリプルやディフェンスで体の向きを換える時、スティックを振り上げて(つまり上から)切り替えすプレーヤーがいますが、これは基本的にはファウル取る必要ありませんが、周囲に他のプレーヤーが要る場合、そのプレーヤーの頭をかすめるような状態でも振り上げている様なら警告して下さい。それでも続けるなら安全を無視しているとしてレフリー判断でファウルを取って下さい。

    スティックブレードは肩より上げてはいけないもの、という原則は変わりません。

 

ゲーム開始前には、基本的な注意事項の説明を忘れずに。

    この、事前の説明がとても大切。事前に説明する事でプレーヤーとレフリーとの間で約束が出来る。ファウル取った時に不満が出ても、「説明したでしょ?」と言える。

    また、ヘルメットのアゴヒモが外れたままではイリーガルイクイップメントの反則、そこも注意する。
    ゲーム前の詳しい説明については、ゲーム進行を参考にして下さい。

 

実際に反則が起きた場合には、しっかりとした意思でジャッジコール。

    ファウルを宣告するのは、相手の不満を買うことにもなるので嫌なもの。しかし、そこは勇気をもって、そしてしっかりとした意思でジャッジして欲しい。

    ミスジャッジは許されないが、後から訂正する事は可能(その場合にはセンターフェイスオフ)。

    ジャッジに対して、どうしてもプレーヤーが納得しないなら、大会本部に相談してくれれば良い。 

ゴール判断は最終的にはレフリーに委ねられている。 

    基本的にはゴールジャッジを信用する訳だが、ゴール判断はあくまでもレフリーが最終判断を下す。きわどいゴールで判断に迷って、しかし、自分が明らかにゴールだと思ったらゴールだ。

    これも、どうしてもプレーヤーが納得しないなら、大会本部に相談してくれれば良い。

ゲームが終わったら、しっかりと挨拶をして退場してもらう。

    どんなに熱くヒートしたゲームであっても、いさかいがあったゲームであったとしても、挨拶だけは絶対に行ってもらう事。

    このことは、スポーツマンとしてのマナーと思って下さい。

勝敗と得点の確認と報告を忘れずに!

    レフリーの仕事は、この、勝敗と得点の報告を済ませるまで続いています。

     レフリーに対するKISSの考え方 

現在、KISSでは、レフリーは参加チームのキャプテン達に行って貰っています。つまりプレーヤー達によってレフリーをしてもらっています。

専属のレフリーを用意できる事が理想かもしれませんが、実際にその様な人材と雇用を行う為には、まだ多くの課題があり、金銭的にも現実的ではありません。

また、KISSの考え方としては、プレーヤーと一緒になった大会作りを考えています。我々KISSスタッフから単純に提供された大会に参加してもらうのではなく、プレーヤー達の自発的行動と参加によって、大会を作っていきたいのです。

レフリーをプレーヤー達に行ってもらう理由にはもう一つ、大切な理由があります。

それは、ルールの普及と、その共通認識を図っていきたい 、という事です。

現在のホッケー界では、アイスホッケーですら、そのルールに対して明確に分かりやすく説明された出版物は皆無といえます。

国際ルールブックは存在するものの、非売品ゆえ一般のプレーヤーが気軽に触れられるものではありません。

そのような状況にあって、インラインホッケーの大会を開催するに気になるのが、個々のプレーヤーのルール解釈に大きな開きがある事です。

このHPでも重ねて説明している通り、アイスホッケー経験者の方々はフィジカルプレーに慣れているので、インラインのノー・コンタクトに違和感があるでしょう。

逆に、インラインから始めた方々は、最初からノー・コンタクトルールでプレーしています。

このまま、両者がそれぞれの解釈でプレーしてしまったのでは、不公平になってしまいます。

インラインホッケーのルールは、アイスホッケーとの共通点も多いですが、コンタクトプレーについては明らかに厳しい基準で行われます。

また、九州インラインストリートホッケー協会では、”安全性”をモットーとして、国際インラインホッケールールを参考に、独自のローカルルールを採用していますので、接触プレーについては更に厳しくしています。

以上のような状況から、より公正かつ明確なルールとジャッジのためにも、ぜひとも、より多くのプレーヤーの方々に正しいルールの認識を持って頂きたく考えています。

 

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KISS 代表 大宅宣広(おおや のぶひろ)

〒   811−1244 福岡県筑紫郡那珂川町大字山田293−29

電話  090−3010−1804  e−mail Ktriples@aol.com 

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