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[主な反則]
[主な反則] [反則の扱い] [レフリー心得]

  1. チャージング(ぶつかり、接触)
     
  2. スラッシング、トリッピング、フッキング(過度のスティックチェック)
     
  3. ハイスティック(スティックを過度に上げる)
     
  4. アン・スポーツマンライク(スポーツマンらしく無いふるまい。)
     
  5. イリーガルイクイップメント(防具の着用義務違反)
     
  6. ゴール前の座り込み、インクリーズ内に立ちつづけ。

解   説

1.チャージング(ぶつかり、接触)

    ボール、またはパックの奪い合いで体が少々ぶつかる程度はOK。
    但し、あきらかに相手の体にぶつかっていったり、故意に相手を押したりしているのは駄目!

    特に、ボール(またはパック)キャリアの 背後からのぶつかり については絶対禁止(チェッキング・フロム・ビハインド)。
    それによってボールキャリアが転倒したりバランスを崩してパックが離れたらファウルです。
    背後からわざと手で押す、肘(ひじ)を入れるといった悪質行為は特に厳罰(退場)!です。

2.スラッシング、トリッピング、フッキング(過度のスティックチェック)

    スティックチェックはボールまたはブレードについて行なう事。相手の体へは論外!
    @体を叩いた場合=スラッシング
    A膝から下を叩いた、引っかけた場合=トリッピング  
    B相手の体をうしろから引っかけた=
    フッキング
    スティックに対してのチェックも、あまり強いもの(振り下ろし、振り回し)はスラッシング
    背後からのスティック出しは特に注意、先に相手の足に当たれば
    スラッシング(叩き)か
    トリッピング(つまづかせ)とします。

    国際ルールブックでは、パックの奪い合いの上で、パックを奪った後に相手が倒れた場合にはファウルとはしていませんが、KISSでは、双方いずれかが転倒した場合には、故意、過失に関わらず反則を取っています。

    厳しい様ですが、ルールの簡略化、安全なプレースタイルのための措置ですのでご理解下さい。

     

3.ハイスティック(スティックを過度に上げる)

    周囲に他のプレーヤーがいる状態で、ブレードが”肩より上”にあがったら反則。
    空中のボールをスティックで叩き落とすのも、ブレードが肩より上なら
    ハイスティックです。

    ホッケーの怪我では、このハイスティックによる顔への怪我が一番危険です。万が一にもスティックが目に入った場合、失明の危険も有ります。
    その為、KISSルールでは、このハイスティックについて非常に厳しくしています。
    *スティックは肩より上に絶対上げない様にして下さい。

4.アン・スポーツマンライク(スポーツマンらしく無いふるまい。)

    相手プレーヤーとのいさかい。
    審判の指示、忠告、ジャッジに従わない。
    (審判に対しての暴言、横柄な態度は絶対に止める!)
    プレー中、プレー外に関わらず、粗暴、野卑なふるまい。

6.イリーガルイクイップメント(防具の着用義務違反)

    1. へルメットが外れたままプレーするのは反則です。
      外れてしまったら、直ぐにコートから出て交代する。
      尚、アゴひもが外れたままも駄目です。
      ジュニアプレーヤーはフェイスゲージも着用義務があります。

       
    2. 破損したスティックを持ってプレーするのは反則です。
      直ぐにコートから出て、交代する。

      国際ルールブックでは、破損したスティックはすぐに手放し(持ち続けない)、自分自身はそのままコートの外に出て他のプレーヤーと交代する、という事になっています。
      一応、KISSルールでは、スティックをもって即座にコートの外に出れば、もったままでもOKとします。あくまでも、そのままプレーしない。という事でお願いします。

     

ゴール前のプレーについて。

以下についてはファウル

     1.ディフェンス側のプレーヤーがゴーリークリーズに入った。(インクリーズ)

      敵に攻められている時、ゴーリークリーズ内に入ってシュートを防ぐ、または防ごうとした。→PS(扱い)

      ゴール脇に立って、スティックブレードをクリーズ内のゴール前に置き続けた→PS(扱い)

      クリーズはある意味、聖域と思って下さい。
      基本的には一切入っても駄目だし、スティックを入れ続けるのも駄目です。
      但し、プレーに直接関係ない状況であれば、(故意、悪質で無い限り)ファウルはとりません。
      また、敵味方が入り乱れての状況下で、一瞬入ってしまう程度であればそれもファウルは取れないでしょう。その場合には、プレー続行が困難な状況であれば一旦止めてゴール裏から再開させます。

     2.相手シュートを止める際に、膝を付く、寝そべる等した

      ゴール前でおこなった→PS(扱い)

     3.ボールの上に故意に体ごとかぶさる。(フォーリング・オンザ・パック

      故意に倒れ込んだ場合→PS扱い

      倒れた後、直ぐに立てばOKだが、わざと起き上がろうとしなかったらPS扱い。

     4.手でボールを押さえたり、掴んで投げるハンドパス

      空中のボールを掴んで落とす分にはOKだが、自分に有利になる様に投げたりしては駄目。

     5.シュート体制の相手に対するスライディングクリッピング

      背後から行なった場合、→自陣ゴールと相手との間に味方がいなければ認定ゴールとして無条件に1点。

     6.スティックを投げてシュートを妨害したスローイングスティック

      自陣ゴールと相手との間に味方がいなければ認定ゴールとして無条件に1点。
      それ以外ではPS扱い。

 注意点 (特別なケース)

     1.双方がもつれた結果、倒れてボールが体の下に入った、またはゴールが動いてしまった場合。

          一旦ゲームを止めてゴール裏からゲーム再開。

     2. ディフェンス側のプレーヤーに上記のゴール前に反則があった際、
       しかしオフェンス側のシュートが結果としてゴールした場合。

       その得点を認める。
       その際には反則よるPS(ペナルティシュート)は行わない。
     

補足説明

ここで述べているルール内容は、国際ルールブックを基にしてますが、あくまでもKISSのコンセプトに基づく独自の解釈です。

現在日本では、東京のMHL、関西のKISA、中国地方のHIHL等、様々な団体によって特色あるゲームスタイルが存在し、ルール詳細部分の解釈についても、それぞれのスタイルやコンセプトによって差異があります。

当KISSのルール解釈が、それらの他団体の解釈およびコンセプトを否定するものでは無い事を、ここに補足させて頂きます。

それぞれの団体は、当ホームページからも、リンクを貼っていますので、実際に団体のHPを参照して下さい。

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KISS 代表 大宅宣広(おおや のぶひろ)

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