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第八段 |
五藏に六府有り、六府に十二原有り。十二原は四関に出づ。四関は五藏を治することを主る。五藏に疾有あるときは当に之を十二原に取るべし。十二原は五藏の三百六十五節の気味を稟くる所以なり。五藏に疾有るときは応に十二原に出づべし。十二原各出づる所有り。明らかに其の原を知り、其の応を覩て五藏の害を知る。陽中の少陰は肺なり。其の原は大淵に出づ、大淵は二つ。陽中の太陽は心なり、其の原は大陵に出づ、大陵は二つ。陰中の少陽は肝なり、其の原は太衝に出づ、太衝は二つ。陰中の至陰は脾なり、其の原は太白に出づ、太白は二つ.陰中の太陰は腎なり、其の原は太谿に出づ、太谿は二つ。膏の原は鳩尾に出づ、鳩尾は一つ。肓の原は?オウに出づ、?オウは一つ。凡そこの十二原は五藏六府の疾有るものを治するを主るなり。脹には三陽を取り、 |
※オウは |
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(原文) 五 藏有六府.六府有十二原.十二原出於四關.四關主治五藏.五藏有疾.當取之十二原.十二原者.五藏之所以稟三百六十五節氣味也.五藏有疾也.應出十二原.十二原各有所出.明知其原.覩其應.而知五藏之害矣.陽中之少陰.肺也.其原出於大淵.大淵二.陽中之太陽.心也.其原出於大陵.大陵二.陰中之少陽.肝也.其原出於太衝.太衝二.陰中之至陰.脾也.其原出於太白.太白二.陰中之太陰.腎也.其原出於太谿.太谿二.膏之原.出於鳩尾.鳩尾一.肓之原.出於?栫D?梭黶D凡此十二原者.主治五藏六府之有疾者也.脹取三陽.?泄取三陰. |
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