え、また? 編

平成24年3月2日(金) 雨
長潮 満潮 16:31 干潮 23:26 西条参照

前回の「スッテンコロリ 編」では息子には「スズキ」が釣れて私には釣れないという屈辱な(親としては嬉しいのだが)釣行だった。
その時は「ま、これも投げ釣りだから」と自分に言い聞かせていた。
次の釣行は「カワハギ」と思っていたし、今週は用事もあるので釣行は考えていなかった。
しかし、時間だ経つほど悔しいという気持ちが増幅してきて居ても立ってもいられなくなってしまった。
そんな時に前回の釣行時に同行していたY氏から「今日釣りに行って「ユ虫」が余ったのでいりませんか?」と、言う電話があった。もちろん「頂きます。」と即効で返事。(Y氏はこの日40cmオーバーのカレイを釣ってました。)
折角、餌を頂いたので釣行計画を立てねば。
土曜日は「カミサン」と朝から「ドライブデート?」 日曜日は公民館の用事がある。
いつ行こうか?」と悩んだが金曜日に仕事が終わってからの半夜釣りで帰れば全てうまくいくだろう。
で、ポイントは道中が短くてすむ「旧東予市の東予港」へ。しかも、そこは車横付けポイント。

金曜日に仕事を終えて急いで道具を用意して午後4時出発。
途中でF釣具で「ユ虫」を10匹追加して息子を迎えに行っていざポイントへ。
11号線の桜三里辺りから小雨が降ってきた。天気予報では曇りだったのだが・・・。
雨が降り出したよ。」 「ま〜、桜三里は山やからここだけやろ。」と、思っていた。
しかし、現地に着いても雨。時間は午後6時。「ま〜、暗なったら止むやろ。」と、考えていた。しかし、・・・・・。

釣り場に着いてから「マスピーさん」へ連絡し、詳しい情報を教えて頂く。
貸切状態なので二人で7本の竿を出して「さ〜、「スズキ」さんいらっしゃ〜い。
潮は緩やかに沖(左)向きに流れている。ここもたまに「チヌ」が出るということなので期待が膨らんでくる。
時々、仕掛けを動かし誘いを掛ける。餌のチェックをして投げ返す。
雨が時折、強くなる。寒くなってきてお腹も空いてきたので「鍋焼きうどん」と「鍋焼きラーメン」で腹ごしらえ。
刻々と時間が過ぎてゆき午後9時頃に「マスピーさん」が着た。
どうですか?」 「全くアタリが無いね〜。」 雑談をしながらたまに投げ返す。
午後10時を過ぎた頃、息子の竿に待望のアタリが・・・。 「コンコン。・・・・・。コンコン。
次の引きが来ない。ドラグも出ない。「間違いなくアタリやったよね。」 「活性が低そうやから待った方がいいですよ。
1〜2分待って合わせを入れる。「どうや?おるか?」 「おりそうやけど小さいな〜?」 「あれ、おらんのかな?
こっちに泳いできとるんやないか?」 「おるんはおるみたいやけど・・・。
疑問符だらけである。
正体は「ちっちゃなスズキ」でした。一応、玉網ですくって検寸すると約40cm。
かわいいスズキなや〜。」 「これじゃ、分からんはずや。」 「それでも釣ったんやからええやん。」
食べるんにはこの位が美味しいぞ。」 「ほうやね。
またまた息子にやられてしまいました。心の中で「なんで俺の竿にこんのや?コイツ。
親としては嬉しいがやっぱり悔しい。
11時が過ぎ、息子はもう帰る気持ちになってきてるのがはっきりと態度に出てる。
遅くても12時までと決めてたので「もうそろそろ帰るか?」 「うん。」 返事が早い。
道具を片付けて最後まで居てくれて「マスピーさん」ともお別れし、帰路へ。

   

PS
帰路の途中に息子との話題が魚の値段になった。そしてこの「スズキ(セイゴ)」の値段も。
私は多分「800円〜1、000円位かな〜。」と、思っていた。
翌日、「カミサン」とのドライブは丹原の「**ちゃん広場」と今治の「**さいきて家」だった。
カミサン」の目的は花と野菜なので私は鮮魚コーナーへ行ってみた。
**ちゃん広場」で昨日息子が釣ったのと同じようなサイズの「スズキ(セイゴ)」がいたので値段を見るとなんと「1、800円」になっている。
ビックリでした。やっぱり魚って高いな〜。
直ぐに息子にメールをいれると息子も「マジで?

釣った魚と売ってる魚を比べるのは間違ってると思うし、それが目的ではないので普段は気にしてませんでした。
釣り人だから美味しい魚を食べれるわけだからやっぱり魚の値段はみてはいけませんね。
息子が釣った「スズキ(セイゴ)」は刺身と兜焼きで食べましたが刺身が甘くて美味しかったです。
またまた「ボーズ」の私ですがリベンジのリベンジは少し休憩して次はやっぱり「カワハギ」だ食べたい。 あ、いや釣りたいです。

 使用タックル
 竿  私 シマノ スピンパワーAX−T 息子 シマノ ツインパワー405CX
 リール  シマノ パワーエアロ 6000 ダイワ ベーシアQD
 道 糸  ナイロン 4号
 力 糸  ナイロンテーパー 5〜12号
 オモリ  自作オモリ27号
 砂ズリ  10号2本機械ヨリ
 ハリス  ナイロン 8号
 針  丸セイゴ 18号
 餌  ユ虫

PSU

平成24年3月9日(金) 晴れ
大潮 満潮 24:00頃 干潮 17:30頃 土居町

前回、前々回と2回の釣行でボーズをくらった私。
やっぱり悔しいので釣行を考えていると珍しくカミサンが私も行こうかななんて言うもんですからその気になってスズキさんへの面会を希望。
西条市のT釣具店でユ虫を20匹、ボケがあったので10匹購入し現地着が午後6時。
風が強くなる天気予報だったので寒川は諦めて長津干拓の階段を選択。
ここは車横付けなのでなんとかなると思いました。
4本の竿を出し、その内1本はちょっと違った仕掛けを試してみます。
天気予報とは違って風は全くなく釣りはしやすい天気でした。(やはり寒川の方がよかったのかな?)
一度だけコンコンとアタリがありましたが次の引きがなく餌はそのままでした。
午後10時に見切りをつけて移動を決意。道具を片付けてちょっと波止へ行ってみると誰もいなかったのでここに決定。
こんどは5本の竿を出して頑張ります。
12時のにカミサンは車へ行ってご就寝。
満ち潮では鏡ようなじっとしていた海が引き潮になってからは少し左へ流れてだす。
ここでの釣りは随分前に某TVのキスの取材で竿を出したことがあるだけでスズキはどの潮がいいのか分かりません。
でも、潮が流れるのは悪くはないはずなので頑張ります。
が、段々と寒さが足元を冷やしていき、心までも折っていきます。
午前2時にはとうとう心が折れて納竿。

流石にもうスズキさんへの面会は諦めました。
でも、ユ虫がまだ11匹残ってるんですよね。
1週間ほど生きてないかな?