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Flowers Diary

 
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8月28日(月) 夏の終わり、出遅れたヒマワリ
この夏の暑さにすっかり萎れきっている当園の植物たちですが、その中から、出遅れていたヒマワリがやっと咲き始めました。
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まだ半分しか開かない、少しお寝坊な子です。でも、入道雲をバックに8月の内に咲き始めてくれたのですから、誉めてあげましょう。
この木は3本あるうちでも一番背の小さなものです。ほかの2本は、まだ伸びる方に一生懸命なようですが、ぜひ3本揃っての花を見せてもらいたいものです。
で、このヒマワリ達の仲間の日比谷公園のヒマワリはいったいどうなっているか・・・今週の土曜あたり、ご報告いたしましょう。
 
 
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8月24日(木) 志賀高原の高山植物園
標高1600mの志賀高原の気温は23度、まだまだ真夏の日射しが残っていましたが、爽やかな秋風に流される雲と飛び回る秋アカネ、そっとそっと秋はそこまで来ているようでした。
ゴンドラリフトで標高2000mに上ったところ、東舘山スキー場のゲレンデ一面に高山植物が咲く自然の植物園、「東舘山高山植物園」があります。
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ヤマハハコ(白)の群生
8月も半ばを過ぎていたため、ニッコウキスゲなどの花はすでに終わっていましたが、ハクサンフウロ、ヤナギラン、ヤマハハコ・・・まだまだたくさんの花が斜面を埋め尽くしていました。
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ヤナギラン(紫)とアキノキリンソウ(黄)
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サワギキョウ
群生した植物の中の所々に、コマクサやヤマオダマキの小さな花も残っていました。
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涼しい志賀高原に別れて、野尻湖から戸隠を抜けて、一度見たかった白馬のスキージャンプ台を見に行くことにしました。
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咲き始めた鬼無里村のソバの花
途中の鬼無里村のすごい山道にだいぶ時間をとられたのが逆に幸いし、何と、ゴールドメダリストの船木選手の練習風景を見ることができました。
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120mを超えた船木選手のジャンプ
 
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8月21日(月) もうちょっと・・・ヒマワリの蕾
8月も半ばを過ぎ、幾分秋めいてきたような気がします。ベランダにも涼しい風が渡るようになり、暑さでぐったりとしていた植物たちがまた成長を始めようとしています。
そんな中、出遅れていた当園のヒマワリもやっと蕾を見せてきました。
ヒマワリの蕾
日比谷公園でいただいたときには30cmぐらいの苗でしたが、いまでは1.5mぐらいにまで大きくなりました。トゲトゲの蕾はまだ固く閉じていますので、開花までにはもう1週間ぐらいはかかりそうです。
夏休みも後わずかになってきましたが、当園の管理人も、きょうからちょっと遅い夏休み(4日間)です。明日は、一足早い秋を求めて、志賀高原まで行って来ます(本当は温泉目当てですが・・)。標高1600mの高原には、もう赤トンボが飛んでいることでしょうね。
 
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8月13日(日) 夏の空に花2題
台風9号が南の海から接近中とかで、空には雲が次から次と湧き、その動きが早くなっていた12日の土曜日、東京の空にきれいな「花」が2つ咲きました。 

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3時ぐらいから時々シャワーのような雨が降っていましたが、夕方6時過ぎになって東の空の雲の切れ間に大きな虹の橋が架かりました。よく見ると、左の方にも影のようにもう一つの虹が見えます、珍しい二重の虹でした。 

見えていた時間は20分ほどでしたが、雲が動くと天空にきれいに半円を描いた7色の姿を見ることができ、思わず歓声をあげました。 

虹も消えてすっかり夕闇に包まれた東京湾の夜空に、次は大輪の花火が次々に開きました。 

台風接近で開催が危ぶまれた東京湾花火大会でしたが、幸いにも雨の切れ目の時間帯に当たり、1時間半の光と音の饗宴を堪能することができました。 

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東京タワーを包み込む光の花 

深川下町にとっての花火大会といえば、毎年7月末に開かれる隅田川花火なのですが、今年は沖縄サミットの警備の影響とかで、8月26日の開催となってしまいました。 

そのためか、いつもは2番手のこの東京湾が今年は主役になったような感じで、いつもにましてたいへんな人出で、花火終了を待っていたかのように降り出した大雨の中、晴海通りや湾岸道路は、たいへんな渋滞になっていました。 

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8月9日(火) 緑探訪・・・ここも東京?
6日の日曜日は立秋だったそうですね。でも、そう言われても・・、出る言葉は「暑いですねぇ」だけです。当植物園もすっかり夏枯れ、いや夏ばて気味です。 

日曜日、猛暑のアスファルトジャングルを逃れ、緑の奥多摩、日原鍾乳洞を訪れてみました。八王子ICを下りて、滝山街道から青梅街道への道々、サルスベリの紅い花があふれんばかりに咲いていました。 

サルスベリは百日紅の別名のとおり、紅い小さな花を房状に付け、真夏の間咲き続けます。当園にもいずれ入手したい花木です。 

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深い緑の奥多摩渓谷を走り抜け、日原鍾乳洞へ、山奥から流れ出てくる谷川の水はすごく冷たく、暗い洞内の気温は摂氏10度、涼しいどころか寒いくらいで、薄着の女性はぶるぶる震えているほどでした。 

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すっかり涼しくなり渓谷の緑で気分もさわやか、小河内ダムから奥多摩周遊道路へ・・・、最高所は標高1100mという山上のスカイラインです。途中の展望台からは足元に光る奥多摩湖、その向こうには雲取山や奥武蔵の山々が望めます。 

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東京にもこんなところがあるのですね。というより、ここも東京なんですね。 

ちょうどこの時、小笠原の鳥島でM7を超える大きな地震がありました。そういえば小笠原も東京都・・・・ 

帰り道にある「数馬の湯」(日帰り温泉)で汗を流し身体もリフレッシュし、武蔵五日市へ。この町はいままで何回か来ているのですが、延々500mを超えるサルスベリの並木道を新発見しました。これまで真夏に訪れたことはなかったので分からなかったのですね。 

 

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