2006年 商標登録された。
神保秀光は、1967年より孔版技法を習得し、職人時代より、作家として関わり、思いの色に拘り続けている内に、版だからこそ引き出せる色と形があることに気付いた。
独自に工夫しながら試行錯誤している中で、今まで見ることが出来なかった色彩が出るようになり、更に改良を続けていたが、いつの間にか類例が無い独自の世界になっていた、版描画の世界です。
主な手法の一つは、絵を描く道具として使う、筆、ペンティングナイフ等の代わりに版を使い、一作品の中に数十工程から、数百工程乗せる事によって、引き出す微妙な色を大事にしている。
・細密画も版を使うことによって、独特な表現が出来る。
・その他、版の特徴を生かすことによって、新たな表現を引き出せる。
(点の集合で、表現する画法である点描画) (線で表現する線描画)
版描画は、版の特徴、特性を使って表現する画法である。
版描画 ・ 光を色に
★版画の分野ではない
1 版は使用するが、複数取りが目的では無いので、何十版、百版以上使っても一点のみで、 複数
作同じような作品を仕上げても、微妙な違いが出るので別種となる。
2 版で部分仕上げしながら、多工程にて描いているので、印刷物のように同種にはならない。
3 多工程仕上げから引き出された色は、光の加減、見る角度によって、動くように変化する。
4 主な色材は、油性の顔料系を調合、調色しながら使用している。場合によっては他の色材を混
入する事もある。
5 キャンバス地は、洋紙及び画布を使用しているが、他のキャンバス地でもよい。
6 引き出したい色に拘っているので、必要と思われる道具は、独自に作る場合もある。
7 スケッチ現場等の、様々な出会いで受けた、思いとか印象を詩に書き留め、同時にスケッチ現
場を描く、その時の色は、独自の製法だからこそ引き出せる思いの色に拘り、仕上げている。
8 以後、版描画としての特徴と思われる事柄は、随時書き加える。
2017年現在
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