つくり、質感 |
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他メーカー、または他機種と比べると少し重い感じはするが、マグネシウム(側面)とアルミパネル(前面・背面)を組み合わせたボディを採用。そのため大変しっかりしたつくりになっている。マイクを保護するカードフレームは、デザイン的なこともあるかもしれないが、堅牢な印象。ボタンやボリュームなども安定感があり、安っぽくない。デザイン自体もソニーらしい。液晶の表示部は、バックライトもつけることができ、文字などもわかり易い。
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マイクについて |
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指向性マイクがペアでついている。角度が変えられるようになっており、内側に向けると「XY方式」で、ギターその他の単体楽器収録向き。どちらかというとオン気味に使うと良い。外側に向けると「ORTF方式」に近い集音方法。
外側に向けた時には、集団、例えばオーケストラや吹奏楽、合唱などの収録向き。この場合は楽団前列から数メートル離れて録音することになる。部屋、ホールによるが、最前列から5m位を標準に。最大で10mくらいまでか。それ以上離れると、指向性マイクといえどもさすがに、音が遠くに感じる。
この手のレコーダーで無指向性マイクを使ったものも多くあるが、楽団系を録音する場合、無指向性マイクだと、指向性マイクよりもより楽団に近いところで録音することになる。 |
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〜指向性マイクを使ったセッティング方法〜
「XY方式」
〜マイクセッティングの代表的なもののひとつ。マイクカプセルの距離を限りなく0cmに近づけ、マイクの開き角度を90°にする。近距離、単体収録向き。
「ORTF方式」
〜フランス放送協会が開発した方式で、マイク角度110°カプセル距離17cm。
「NOS方式」
〜オランダ放送協会が開発。マイク角度90°、カプセル距離30cm。
詳しくはこちらで→ マイクセッティング |
気に入ったとても便利な機能 |
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◎5秒のプリレック機能 〜 この機能をON状態にし、録音ポーズ状態からポーズ解除してスタートすると、5秒前から録音される機能。音楽が始まってからスタートしても頭が欠けることがない。 |
改善されるとといいなと思う機能 |
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◎レベルメーターと同時に数値でレベル(dB表示)を示しているが、この数値がホールドされるとなお便利。録音レベルを設定する時に、常にメーター監視をしなくてすみます。
◎内臓メモリー(4GB)だけで使用するなら問題ないが、メモリースティックを挿して使用する場合、取り出しにくい。手の小さな人は良いが、大きな人はつかみにくい。もっともメモリー4GBでも44.1kHz16bit録音だと約 時間録音できるので頻繁に出し入れすることはないだろうけれど。 |
音質について |
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内臓マイクでの録音を一言で言うと、「素直」。個性がないと言えなくもないが、回路の部品は結構良質のものが使われているようで、変な色づけはあまり感じられない。好みによるが、もう少し「派手さ」があってもという方もあるかもしれない。むしろクラシック系には柔らかくて良いと思う。
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