(序)
渋滞について
バンコクの渋滞は世界一らしい。
慢性的な渋滞緩和のために1999年12月に開通した高架式の鉄道(通称:スカイトレイン=BTS)があるが、2路線しかなく我々は今回一度も利用しなかった。
地下鉄も無く道路が主な交通インフラであるため道路の渋滞はすごいものである。道路には車、バス、タクシー、トゥクトゥク、バイクタクシーなどがひしめき右折左折のときは我先にと全ての乗り物が突っ込んでくる。気が弱い人には運転が無理ではないかと思われるほど。しかもその車の間を歩行者が横断したりする。地元の人はスルスルと車の間を横断していたが、我々は最初のころは「命をかけて」横断した。バンコクでは歩行者優先ではなく車優先なのだそうだ。しかもでかい車が優先のようである。
車が多いため排気ガスによる大気汚染もひどい。トゥクトゥクに乗っている観光客はハンカチで口を押さえている人が多かった。
我々が一番利用した交通手段はタクシーである。渋滞をそれほど気にしなければ価格も非常に安い。タクシーにはメーターがついており安心だ。 トゥクトゥク(TukuTuku:写真右=オート三輪に屋根付座席があるもの))には一度だけ乗った。トゥクトゥクとバイクタクシーは乗る前に料金交渉をしてから乗る。 バイクタクシーはゼッケンをつけているのでわかる。 信号の変わり目には多数のバイクが騒音をあげて真っ先に飛び出していく。 |
水について
「水道水は必ずしも飲用に適するとは限らないので、市販のミネラルウォーターを飲んだ方が無難である。」と在タイ日本大使館のホームページに書かれている。
コンビにはどこでもあるのでミネラルウォーターを飲むように心がけた。あとはビールである。缶ビールが50バーツ(約140円くらいか)ぐらいで、ミネラルウォーターもかなり安い(小さいので7バーツくらいだった)。
屋台について
バンコクでは家で食事を作るということがあまりないらしい。外食専門なのだ。だから屋台が多数ある。
朝から道には屋台が出ており、出勤前のOLなどはビニール袋に液体を入れてもらって出勤したりしている。あの液体がなんだったのか判明していないが、ジュースかもしれない。
屋台は麺専門だったり、果物専門だったり、串焼き専門・・・というように専門店?が並んでおり好きなものをチョイスして座って食べればよい。
ビジネス街の屋台もあればスラム街の屋台もあり、ほんとうにどこにでもある。
屋台村と呼べるようなところもあり、家族づれ、グループ、アベックなどが美味しそうに食べている。いきなりそういうところで食べるのは難しそうだった。料理の名前もシステムもわからいので・・・・。現地に知り合いがいれば案内してもらえるのになぁ!!!
タイ語について
文字そのものは記号みたいな感じです。
さっぱりわかりません!!覚えようという気力さえも無くしてしまう文字です。(^^ゞお手上げです。
ガイドブックに簡単な会話集みたいなものがついていますが、音の抑揚など難しそうです。
私たちは、次の二つの文章だけは血のにじむような努力の末に言えるようになりました。
●おはよう、こんにちは、こんばんはなどの挨拶(男言葉)
サワディー・クラップ
●ありがとう
コックン・クラップ<正確には、コッ(プ)ク(ム)クラップらしい>
このように男性は文章の最後にクラップをつけ、女性の場合はクラップをカ〜にします。
ですから
サワディ・カ〜となります。