「兄さん？まだ？」


「オイ、がっつくな。もう少し待てっての！堪え性のない男だなお前は」

「そんな事いうけどね、一体そうやってどれだけ焦らされてると思ってるの？僕だってもう我慢の限界だよ！」

「おわ！？止せって！やめろっての！汚ねーぞアル！力に物をいわせて無理やりなんて卑怯者がすることだぞ！！」

「だってもう我慢出来ないよ！！んん〜〜〜〜た、堪んない・・・・っ！」

「ああああああ！だ、ダメだって・・・！！」

「ああ〜最高・・・・・・・可愛い・・・・・なんて可愛いんだ・・・・・・ん〜〜〜ちゅッ」

「よせ〜〜〜！！まだ、ダメだって言ってんだろ！ウア・・・・ッ」

「焦らされた分セーブが効かないかも・・・・・酷くしちゃったら、ごめんね・・・？」

「真顔で怖いコトほざくな〜〜！よせっ！こ、壊れちまう・・・・・・あああああ！」

「兄さんの所為だよ・・・・・・ああ・・・・・蕩けそう・・・・・・・・」

「っやめ・・・・・・・・！ああッ！無茶すんなぁ･････ッ・・・・・・・！！」










「にゃ〜〜〜〜う・・・・」



「ほら〜〜〜っ！コイツもイヤだっていってんじゃねーか！お前そうやってしつこいから嫌われんだよ」

「えええええ〜〜〜〜兄さんばっかりずるいよ〜！僕だってこの子を抱っこしてスリスリしてはもはもしたい！！！」

「お前・・・・・猫の気持ちが分かんねー奴だな。思いっきりイヤだっていってんじゃねえか。なあ？」

「な〜うう」

「兄さんだって分かってないよ。そんな奇怪な名前を付けられて喜ぶ猫がいるもんか」

「え〜イカスじゃん。な？お前だってこの名前気に入ってるよなあ？」

「な〜〜ううｗｗな〜〜うううｗｗ」

「・・・・・・ゴロもネーミングセンスも最悪だし。なんでプロレス技が入ってるのか不明だし。でもこの子ってば喜んでる・・・・？」

「俺とコイツの趣味はぴったり一致してんだよ。な？ドン＝ヘラクレス＝タイガースープレックス＝エルリック？」

「そんな恥ずかしい名前で呼ぶの、僕はイヤだよ兄さん」




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あ。全然『もう少し待ってて』にならなかった。失敗。スイマセン（_　_　）||||||