(1) |
拳禅一如 (けんぜんいちにょ) |
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拳は肉体を、禅は精神を意味します。 |
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体と心は別なものではなく、常に密接に関係しあっています。 |
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少林寺拳法の修業は単に肉体のみを鍛えるのではなく、肉体や技の修養と同時に精神の修養・心の修養も怠り無く行います。 |
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(2) |
力愛不二(りきあいふに) |
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暴力に苦しめられているのをみて、愛や慈悲の心から助けてあげたくとも、勇気や力・行動力を持っていなければ助けることはできません。 |
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反対に愛や慈悲の心の無い力は単なる暴力に過ぎません。 |
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『力の伴わない正義は無力であり、正義を伴わざる力は暴力となる。』 |
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(3) |
守主攻従(しゅしゅこうじゅう) |
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少林寺拳法の技法は『受けから始まり、完全に防いだあと反撃する』。 |
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少林寺拳法の正しい教えを守り暴力から身を守るための拳技で、自分から先に手を出すべきではありません。 |
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(4) |
不殺活人(ふさつかつじん) |
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少林寺拳法の技術は人を殺傷するためのものではありません。 |
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自分を守り、人を助けると共に人を活かすための技術で、活人拳を目標としています。 |
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(5) |
剛柔一体(ごうじゅういったい) |
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剛法とは突き・蹴り・打ち・切り・かわしなどを言い、柔法とは守法・抜き・逆技などを言います。 |
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少林寺拳法の技は、この剛法と柔法のそれぞれの要素を発揮しながら、補足しあって更に効果を生むといった構成になっています。 |
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(6) |
組手主体(くみてしゅたい) |
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少林寺拳法の修練は、二人一組で行うことを原則としています。 |
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一人では学べない技術を修得するため、また自分だけが強くなるのではなく、お互いが協力しあって仲間と共に強くなろうという協調性を養います。 |
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