札幌市北区あいの里、少林寺拳法札幌あいの里道院
■1日の練習の流れ
ちんこんぎょう
1.
鎮 魂 行
少林寺拳法の修行を始めるに当たり、気持ちを落ち着け心の中に静かな闘志を燃やします。
また、その修行を行うに当たっての誓いの言葉や、全ての物・人に対する感謝の気持ち・私達の進む道を唱えます。
鎮魂行を始めます
2. 精 神 統 一
3. 法 話
  きゃっかしょうこ
 
脚 下 照 顧
『あしもとをてらし、かえりみる』と言う意味は、他の人の事を言う前に自分の事をしっかり見つめなさいというものですが、少林寺拳法では常に自分を見つめ、道場での修練だけではなく日常の生活の中でも履物を揃えるとか、身だしなみを整えるとか、お父さんお母さんのお手伝いをするとか、近所の人にも挨拶をするとか、全ての行いが全て修行につながるのですといった教えを行っております。
打棒見回りによる精神統一
拳士のあり方を教育します
 
4. 準 備 体 操
5. 基 本 練 習
6. 整 理 体 操
  がっしょうれい
 
合 掌 礼
相手が年上であろうと年下であろうと、少林寺拳法ではお互いに相手を尊重し、相手に対して最高・最大の敬意を込めて挨拶を行います。
正しい姿勢は正しい心の中を表す様になります。
7.
作 務(掃 除)
少林寺拳法では私達が修行を行う道場に対し、感謝の気持ちを込めて毎回綺麗に道場内の掃除を行います。
道場に対しても修行の相手に対しても、全ての物や人に対する感謝の気持ちを養って頂きたいと思います。
 
聖句(せいく)
『 己こそ 己の寄るべ 己れを措きて 誰に寄るべぞ、良く整えし己こそ まこと得がたき寄るべなり』
人は苦しいとき、他人や親・兄弟に頼ることがあります。
でも、親も兄弟もいなくなったときも、他人ばかりに頼っていてはいつまでも自分では何も解決することが出来ない人間になってしまいます。
自分の精神や心・体を鍛え、本当に拠り所とできるような自分をつくることが、本当に心強いことではないでしょうか。
信条(しんじょう)
私達の魂は宇宙の偉大な霊力によって生まれ、体は父母の体から生まれました。
だから私達はここに正しく生きて行くことで、この霊力や父母に感謝と報恩の心を尽くして参ります。
それは人間としての生き方を大切にし、決して人を傷つけたり悩ませたりせず、正義感を持って争いの無い平和な国造りを目指します。