小田原建築探偵   
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ポルトガル館の記念品6



おばちゃんの教えてくれた方向に歩くと
波止場の隣に新しく整備された綺麗な
公園が広がっていた。


遠くにみえるそのシルエットからも彼の
存在が確認出来た。早足で歩く。



いた。彼だ...。遂に会えた。海の男。
いなくなってしまったと思ったので嬉しさも
倍増だ。



海の男は船の行き来が良く見える絶好の
場所に引越ししていた。彼は、新しい公園
のシンボルとしてこの島に来る人々を出
迎え、そして見送る場所に立っていた。



「海の男」の像は単なる像と言うよりも何か
お地蔵さんに通じるイメージを受けた。


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