今まで、県外の方でも、なれすしを食べに来られました。初めて食べられる方がほとんどなので、
やはり一番気になるのが醗酵臭のようです。良く聞く感想が
「これは、匂いますね」とか、

「やっぱり(匂いが)きました」とか、ひどいときは、

「これ、食べれるんですか」というのもありました。(笑)


 醗酵の匂いは、その時の温度や漬け加減によって違います。特に温度の高い時期(5月下旬〜10月上旬)は匂いがきつく温度の低い時期(12月〜2月)は匂いがきつくないので、匂いが気になる方は寒い時期だと食べられるかもしれません。


こうして見ると、初めての方では、食べるのは無理と思われるかもしれませんが、匂いを克服して食べられた方では、

 「酒の肴にいいね」とか、

  「漬け物みたいな味(酸味)がする」とか

 珍しい方では、ドイツから来られた人が食べられたときは、

 「(自国で食べる)チーズのようで美味しい」(ちなみに、一緒に来られた翻訳の方は、食べれませんでした)

とかいろいろな感想があります。もちろん、その時のなれ(醗酵)具合によって味が全く変わってしまうので、以前は、食べれなかったとしても食べれることもあります。一度食べて、慣れてしまうと食べれるという方が多いようです。