ガーゼをほこりフィルターとして扇風機の後ガードに貼り、風に混じる綿ぼこり等をブロックします。
ガーゼは扇風機の大きさに合わせて切って使うためどの扇風機でも利用出来ます。
ガーゼは目が粗いため綿ぼこり等はブロックしても細かいほこりは素通りですが、目の大きさはエアコンのクリーンフィルターとほぼ同じため同様なフィルター効果が有ります。
ガーゼに溜まった綿ぼこり等はホースのみにした掃除機で吸引すれば取り除けます。
(※ガーゼは使い捨てのため汚れたら新しい物に取り替えます)
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30cmタイプのリビング扇風機(ACモーター)
扇風機はACモーターが普通の頃の物。 (2007年製造)
ガーゼをほこりフィルターとして使用する方法を説明する。
一般的な扇風機なので、何もせずに使用すればガードや羽根に空気中の綿ぼこり等が付着して汚れます。
この汚れは、目には見えなくとも室内の空気には埃がいっぱい漂っている現実を突きつけます。
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扇風機をほこりフィルター付きにするための用品。
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扇風機の後ガードに貼り付けたガーゼ。
(貼り付け方)
1)後ガードの矢印位置にナイスタックをぐるりと一周貼る。
(※ワイヤーの上のきわに貼る)
2)ガーゼを先端に折り返しを付けて貼る。
3)モーターカバーの後側にナイスタックを貼る。
4)ガーゼの端をモーターカバーにピンと張って貼り付ける。
(※モーターカバーの通気孔は塞がない事)
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後ガードにガーゼを貼り付けた状態。
目の粗いガーゼと云えども空気の流れを妨げるため、ガードに沿って貼るともろに風量が低下する。
ガーゼを斜めにピンと張ることで空気の流入面積を増やして風量の低下を軽減する。
※ガーゼをたるんだ状態で貼るのはNG。
矢印の部分は扇風機の首振り機構にガーゼが絡むのを避けるため後ガードに沿った形にしている。
ガーゼが寸法的に不足の場合は、1cm程度重ねて継ぎ足しすれば問題ありません。
ナイスタック(両面テープ)の使用で、ガーゼの貼り付けが簡単且つ貼り直しが何度でもできて重ね貼りも可能です。
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最近のDCモータータイプの後ガード
後ガードの矢印部分にナイスタックを貼るのは同じです。
ガーゼのもう片方の処理は試験的に行った物で写真では最適化していない。
この試験からガーゼの使用と後に斜めに伸ばす貼り方の有効性を確認。
ガーゼに埃が溜まると風量が落ちるので掃除機で埃を吸い取って風量を回復させる。
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水切り袋(ネット)を被せたサーキュレーター
羽根の径が15cmのサーキュレーター
水切り袋をフィルターにするとガーゼを使うより簡単です。
矢印の部分にナイスタックをぐるりと一周貼り付け、被せた水切り袋の口を貼って止めます。(青色の部分)
水切り袋を大きく広げて伸ばして使うため2~3枚重ねて被せる。
2枚目からは1枚目の段差に引っかければ止められます。
※ナイスタックで水切り袋の固定が簡単にできます。
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ストッキングタイプの水切り袋(兼用タイプ)
・伸張時のサイズ:32cm×33cm
ネットを伸ばしてサーキュレーターに被せると目が伸びて粗くなるので2~3枚重ねて使用する。
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水切り袋を被せたサーキュレーターの背面
写真のサーキュレーターは、後ガードが大きく出っ張っているため、空気の流入面積が広く水切り袋を被せても風量の低下は少ない。
扇風機に比べて羽根の位置が低いためか長時間回しているとネットに綿ぼこりが沢山溜まり綿ぼこりのブロック効果は大きい。
(溜まった綿ぼこりの取り除き方はガーゼの場合と同じ)