家族で興居島へ　編

平成２５年１１月９日(土)　曇り
中潮　満潮　１３：３４　干潮　６：３５　松山参照

釣りとは関係無い話ですが今年４月から１０月に掛けて「地域のあるプロジェクト」の発起人になり、忙しい日々を過ごしていました。
そのプロジェクトがほぼ落ち着いたのでそろそろ釣りに行きたいと思っていました。
そんな折にNishix氏から「愛媛に帰省します。」と連絡がありました。
１１月４日に時間が取れたので会いましょうということになり、同行しているＴ氏が用事で高知へ行っていて松山へ帰ってくるのが夕方になるとのことだったのでどうせならそれまで一緒に釣りをしましょうとなり、伊予市森のジャリ浜へ行きました。
残念ながら釣果は無かったんですが半年ぶりの竿出しですっかり気持ちが「釣りモード」になりました。
Nishixさん、すごく良いきっかけになりました。ありがとうございました。

前置きが長くなりました。では、本文へ。

４日自宅へ帰った私に娘が「釣れた？」「いや、待ち合わせ時間まで取り合えず竿を出しただけやから。」「ふ〜ん。」
「来週か再来週にどっかに釣りに行ってこーわい。」「そしたらカワハギを釣ってきて。」
「ええよ。なんなら一緒に行く？」「カワハギやったらええよ。」
と、いうことで狙いは「カワハギ」に決定。
「どうせなら家族みんなで行こか？」「チョコ(我が家の愛犬です)も連れて行く？」「うん、そおやね、連れて行こか。」
と、いうことで家族で釣りに出掛けることになりました。残念ながら息子は風邪の為、欠席です。

「カワハギ」が狙えて家族や愛犬が安全な場所？　う〜ん、悩みます。
で、決めたのが「興居島」。ここなら「カワハギ」が狙えて「カレイ」も狙える。

本来ならば朝一便のフェリーで行きたいとこだが「釣りをする」だけでなく「家族で遊ぶ」も含めての釣行なのでしっかりと朝ご飯を食べて８時過ぎの便でいざ「興居島」へ。
まずは実績のある北浦へ。めざすポイントが見えるとこまで来るとどうやら先行者が。人が立ってるのか木の陰なのかが分からないので近くまで行ってみると随分手前に車が駐車してある。「なぜ？」と、思いながら進むとなんと崖崩れで木が倒れてそこからは車は進入出来ない。「なるほど。」
歩いて見にいくとやはり先行者が。手前で出来そうだが家族と愛犬が居るので断念して第２ポイントへ。
行こうと思ったがよく考えるとそこは地磯なので無理かも？　で、第３ポイントへ。
ここは砂浜と大きな岩があるだけなのでここなら車横付けだし、いいかも？　「カレイ」は釣ったことがあるが「カワハギ」はどうだろう？
「でも、まあ〜とりあえずやってみよ。」
満ち潮の間は右に流れて根掛かりが多いので苦労するだろう。でも２年前にここで満ち潮で「カレイ」を３枚釣っているのでなんとかなるかな？
などと考えながら竿を準備。まずは「カレイ」狙いから２本出して次は「カワハギ」狙いを１本。
すると娘が「これ、動きよるよ。」指を指してるのは「カレイ」狙いの竿。確かにアタリが出てる。
「カレイ」じゃなさそう。上がってきたのはなんと「カワハギ」の２５ｃｍ。
カレイ針の１４号に掛かってきた。餌が「ユ虫」だから掛かったんでしょうね？
美味しそうな肝パンの「カワハギ」です。
すぐに「カワハギ」狙いの竿もアタリが。これも「カワハギ」
それからが大変。「カワハギ」狙いの竿１本で投げて直ぐにアタリが出て、「カワハギ」や「トラギス」があたるので忙しい。
しかし、それも目の前の海が「ザワザワ」してる間だけで３０分で終了。
その後は「カワハギ」狙いの竿は「フグ」と「イソベラ」だらけ。「カレイ」狙いの竿は根掛かり。
その間、女房と娘は「チョコ」と砂浜を走ったり、道路を散歩したり、お菓子を食べたりと適度に遊んでる様子。
私は釣りに熱中してしまい、「家族と遊ぶ」のをすっかり忘れてました。

結局、餌切れで午後２時に納竿。
午後３時のフェリーで帰宅。
息子に釣りや「チョコ」の事など状況を話すと一言、「俺も行きたかった〜。」
「次はみんなで一緒に行こう。」「チョコもね。」
決して良い釣果ではありませんでしたが自分も家族も愛犬も遊べてそれなりに楽しい釣行でした。

「トラギス」は天ぷらに、「ベラ」は塩焼きに、「カワハギ」は刺身とアラ炊きにして晩御飯でいただきました。
特に「カワハギ」の肝は絶品でした。