「カ」は「カ」でも・・・? 編

平成24年12月1日(土)晴れ
中潮 満潮 11:12 干潮 17:08 興居島参照

11月中旬、「マスピーさん」より連絡が入った。
毎年恒例の興居島釣行のお誘いだ。狙いは当然「カレイ」です。
朝一便のフェリーに乗り、一路「北浦」へ。
去年は漁港より北側の砂浜へ行き、何とか3枚釣ることが出来たが根掛かりが多かったため、今年は左側の護岸へ行くこととした。
いつものポイントへ付くと西の風が強くかなり辛そう。
しかし、折角来たからと竿を出すこととした。
横風が強く投げたオモリが空中で右へと流されている。当然、距離も出ない。「ちょっとヤバイかな?
それでもここでの実績はあるのでまあ大丈夫だろう。 と、楽観してました。
暫くしてマスピーさんが仕掛けを上げると「餌がきれいに無くなってますよ。」「餌取りがおるんやね。
3本の竿を上げてみると全部餌が無い。本虫の「」が少し残ってるので多分「カワハギ」でしょう。
投げ返しを繰り返してるとマスピーさんにポツポツと「カワハギ」が釣れている。
私には釣れない。それもそのはず。針がカレイイレグの15号だ。
マスピーさんに針のサイズを聞いてみるとニュースピニングの13号とのこと。なるほど。
9時頃に辛抱溜まらず4本目の竿を準備。PE2号の道糸、針はスピニングBの12号。「カワハギ」狙いだ。
投げてすぐに「ツンツン」ちょっと小さいアタリだがなんとか針に掛けて上がってきたのは18cmの「カワハギ
ちっちゃいな〜。」「こっちもそんなサイズですよ。」「ほうなん。リリースしよ。」元気に帰っていった。
2投目、やっぱり似たようなサイズ。「う〜ん、取り合えず置いとこ。
その後も上がってくるのは大きくても20cm程度。「おかずにはなるけどな〜。どうせなら刺身サイズが欲しいな〜。
満潮が近づき場所移動を考える。風を考えると東側。でも入りたいポイントが空いてるとは限らない。
検討した結果、満潮の返しまでは頑張ることとした。

      

その後はとにかく打ち返しをするのみ。
餌取り対策としてユ虫、塩付け本虫を中心にとにかく投げます。
時折、風が止みますが風の方向が少し変わっただけで又、強い風が吹いてきます。
マスピーさんがやってる所は特に強い風です。
なぜかカワハギ狙いの竿を持っての釣りではカワハギの”乗り”が悪いです。置き竿の方が乗ってきます。
ポツリポツリと釣れてくるなか肝パンの24cmやベラの24cmがきました。(美味しそう。)
午後1時まで頑張ってなんとか7匹。(もちろんカレイではありません。)
ここで場所移動を決意し、東側へ。
大室の岩場が空いていたのでここで餌が有る限り頑張ります。

      

餌が残り少ないのと状況を見るためにとりあえず竿は2本づつ出しました。
が、やはりここでも投げてすぐにツンツンと「カワハギ」のアタリが出ます。
上がってきたのはやっぱり「カワハギ」。ここの方が型が良さそうです。時折、ダブルで上がってきます。
私はユ虫と塩付け本虫が無くなってからは竿1本で「カワハギ」狙いに絞ります。
マスピーさんはポツポツと「トラギズ」を釣ってます。どうやら左側は水深が浅く「カワハギ」は居ないようです。
右側は深く「カワハギ」は多そうなので右側に集中します。左では「カレイ」狙い。
結局、午後4時まで頑張りましたが本命「カレイ」は釣れませんでした。
それでも二人とも「カワハギ」狙いは竿1本でしたが十分な「おかず」は釣りました。
ここ数年の水温の上昇なので瀬戸内海は随分「」が変わってきてると思います。
カワハギ」狙いは南予まで行かなくても興居島で十分釣ることが出来ます。
他のポイントでは「カレイ」は釣れてるようなので両方狙うのもいいかも?

マスピーさん、次回リベンジに行きましょう。
もちろん、「カレイ」狙いで。
!!

   

 使用タックル
 竿  シマノ スピンパワーAX−T
 リール  シマノ パワーエアロ 6000
 道 糸  ナイロン 4号 PE 2号
 力 糸  ナイロンテーパー 5〜12号
 オモリ  自作オモリ27号
 砂ズリ  蛍光糸10号2本機械ヨリ
 ハリス  ナイロン 5号 ナイロン 3.5号
 針  カレイイレグ 15号 スピニングB 12号
 餌  本虫 青虫 ユ虫