色んなことがあった釣り 編
平成24年10月20日(土)、21日(日)晴れ
中潮 満潮 21:44 干潮4:35 八幡浜参照
急遽、息子と釣りに行こうという話になり、道具を積み込んで出発。
途中で本虫と青虫を購入して取り合えず南予方面へ。
「投げ釣り」だけでなく「エギング」もしたいので何処へ行くか思案しながら車を走らせる。
投げ釣りでの狙いは「カワハギ」と「マダイ」に絞り、まず八幡浜へ行くことにした。
全部を1箇所で狙えるとこということで真網代の道路下の石積へ。
現地着が午後3時半。
まずはカワハギ狙いをセットしていると・・・。
息子が「親父、あれなんなん?」「ん、なに?」「そこ、なんか大きいの泳ぎよるやろ。」
「なんやろ?大きいな。」
波打ち際をゆら〜りと泳いでいる魚を暫く観察してると頭の大きなこぶが見えた。
「あれ、モブシ(カンダイ)や。ほら、こぶがあるやろ。」「あれ、釣れんかな?」
息子が仕掛けを入れてみるが見向きもせずに深みへ泳いでいってしまった。
「デカかったな〜。」「60〜70cm位はあったな。」
取り合えずカワハギを釣りたいので投げに専念するが25cmが1匹きたのみ。
たまにアタリがあるが針に掛かってくるのは10〜15cmの小型のみ。
息子はエギングとナブラが湧いたとき用にジギングも用意していた。
私も投げは全くアタリがないのでエギングをやってみた。
そんな時に息子が「親父、また大きいのんが来た。こんどのはちょっと違うみたいや。ススキかな?」「なんやろな?」
また暫く観察しているとなにやら尾鰭の形が違う。
「おい、あれサメや。」「え、うそ。ここにサメがおるん。何サメやろか?」
「分からん。けどこれも大きいな〜。」「軽く1mはあるで。」
息子がジグでちょっかいを出してみるがこれまた完全無視して沖へ泳いでいってしまった。
「あんなんがおったらモイカは釣れんわい。」「ほおやな〜。」
真っ赤な太陽が少しずつ消えていく幻想的な景色を見ながら黙々と投げ竿&エギ竿を振るがアタリは全く無し。
夕マズメのいい時なので投げに専念することにしよう。。息子はエギングに集中してるようだ。
もうカワハギは寝たかなという時になかなかいいアタリ。合わせをいれるとまずまずの手ごたえ。
「よしよしこれは30cmはあるな。」
久しぶりの釣りなので引きを楽しみながら上がってきたのは確かに30cmは超えてるが「イラ」でした。
「なんや〜、イラか〜。イラはイラん。」なんて独り言をいいながら針を外すとバタバタバタで石の中へ。
「ありゃ〜、リリースしよかと思いよったんやけど。」
深いとこへ落ちてしまい取れなくなっていまいました。「イラさん、ごめんなさい。」
暗くなってからたまにアタッてくるのは手のひらサイズの「チャリコ」
嫌になってエギング再開。
何回か投げてはシャクリ、投げてはシャクリを繰り返して手首が痛くなってきた。
「あ〜、しんど。」って、思ってた頃、投げて3回シャクる、投げて3回シャクるで次ににグンとした重みが。
「お。来たかな?」「お〜い、来たぞ。」息子は離れていて声が届かない。
釣り上げたときに帰ってきた。「釣れたぞ。」「お〜、やったね〜。」
胴長20cm程のまずまずサイズ。デジカメ、携帯でしばし撮影タイム。カシャ、カシャ、カシャ。
「よっしゃ、俺も気合入れて釣るぞ。」
息子は投げ竿をほおりっぱなしでエギングに夢中です。
明日の「ツマミ」は釣れたので次は「おかず」を狙おっと。
しかし、エギング初心者には次はなかなか来てくれません。
投げの方も打ち返しをしますが「チャリコ」も忘れた頃にアタル程度で狙いの「マダイ」は気配がありません。
しかし、多少の餌取りもいるようなので、
「たまには投げも打ち返しをせいよ。」息子に投げの方も頑張るようにハッパを掛けます。
人には言っといて自分はエギングに夢中です。
少し離れた所にいるとなにやら息子が投げ竿を重そうに上げてます。
「なんか来たんか〜?」「分からん、重たいだけ。アナゴかゴミ。」
「親父、急いで来て。」「どうした?」「タイや。マダイや。大きい。早よすくって。」
「え〜〜〜。」暗い中、50過ぎのオッサンが走ります。
なんとかこけずに着くと玉網の枠だけ持って下へ。
ここで2月に息子が「スズキ」を釣ったのを掬うために石積を降りていって滑ったのが頭をよぎります。
慎重に降りていって枠だけの玉網で「マダイ」を掬い上げます。
「え〜、型やな〜。やったな〜。」「なんも引かんけんアナゴやと思ったわい。」
多分、早い時間に食っていて泳いでいたので弱ってたんでしょう。
メジャーを当てると52cmのよく肥えた綺麗な「マダイ」です。
こんどは息子を撮影タイムです。カシャ、カシャ、カシャ。
この後、9時半まで頑張ったけど「チャリコ」のアタリもないので場所移動。
予定していた第2ポイントへ。
だけどそこには先客がいたので他へ移動。「さて何処へ行こう。」第3ポイントは考えてませんでした。
そのまま車を走らせて三瓶町蔵貫へ。
ここで食事をしながらアタリを待ちますが釣れてくるのはやはり「チャリコ」のみ。
12時にやめて場所移動。
またまた八幡浜市真網代へ。ここで朝まで車で仮眠します。
ここは少し坂になっているうえに横に傾斜があり、寝にくいです。
午前5時起床。体が痛い。
それでも朝マズメに「マダイ」を狙わねば。気持ちが焦ります。荷物を担いで石積を急ぎます。
途中の段がある所で「ここで滑ったらいかん。」と、思っているのに滑ってしまう、50過ぎのオッサン。
「あ痛たたた。」「親父、大丈夫?もう歳なんやから気を付けんと。」
気持ちは若いつもりでも身体が・・・。
擦り傷だけで怪我は無かったので良かったです。
「さ〜、頑張るぞ。」
アタリがないまま1時間。夜が明けてきます。
息子はエギングに集中。私は投げ竿に集中。
そろそろカワハギが起きてくるかな? なんて考えてると「クンクン。ジジジ。」
「来た、来た。タイかな?」すっかりその気で上げてきたら「イラ」でした。
「なんや〜、イラか〜。イラん。」海へお帰り頂きます。
暫くすると今度は「ジジジ〜〜〜〜〜。」「このアタリはマダイやろ。」
独り言を言いながら合わせると乗りました。いい引きです。たまに「クンクン。」と頭を振ります。
「35cm位かな?」「50cmには足りんけどまあええやろ。」ずっと独り言です。
しか〜〜〜し、またまた上がってきたのは「イラ」でした。
「も〜、いい。お前も海に帰れ。」あったまにきた。プンプン。勝手に怒ってます。
それからは全くアタリ無し。たまに「カワハギ」らしき餌の残り方をしてるので小さいのがいるんでしょう。
仕方なく場所移動。
あれこれ考えながら松山方面へ走りますがいい場所が思いつきません。
瀬戸内側に入り、櫛生でいつも買って帰る「ジャコテン」を購入。(1枚100円を20枚)
その前のお店に入ると先週TVで紹介されていた「ポポー」が売っていたので1パック購入。
熱々の「ジャコテン」をほお張りながらやはり松山方面へ。
伊予市で残ってるかな?の「ベラ」を考えましたが「疲れ」&「魚がある」&「お土産もある」で、
「家に帰ろ」ってことになりました。
10時前に帰宅して息子はご就寝、私は入浴後「ジャコテン」で「ビール」
「ジャコテン最高〜〜〜。美味しいです。」
その晩、マダイとモイカの刺身、カワハギの塩焼き、マダイの潮汁、マダイの兜焼きetc・・・。
美味しく戴きました。「ご馳走様。」
次は「カレイ」狙いですかね〜。
使用タックル | |
竿 | 私 シマノ スピンパワーAX−T 息子 シマノ ツインパワー405CX |
リール | シマノ パワーエアロ 6000 |
道 糸 | ナイロン 4号 PE 2号 |
力 糸 | ナイロンテーパー 5〜12号 |
オモリ | 自作オモリ27号 |
砂ズリ | 蛍光糸10号2本機械ヨリ |
ハリス | ナイロン 8号 ナイロン 3.5号 |
針 | 丸セイゴ 18号 ウナギ 12号 |
餌 | 本虫 青虫 |