興居島カレイ釣行記
平成21年12月5日(土) 中潮 晴れ
満潮 11:25 干潮 4:28 松山港参照
夏の「キス」、冬の「カレイ」。ほとんどの投げ釣りマンはそう思うだろう。
秋が終わる頃になるとやっぱり「カレイ」が恋しくなる。
5年前からは「マスピーさん」と毎年 興居島へ「カレイ」狙いに行きましょうと約束をしているのでメールをすると早速の返事が返ってきた。
5日の土曜日が都合が良いとの事。同僚のK君も行きたいということで私の息子と4人での釣行となった。
5時半に高浜港へ到着。1番かと思ったが1台待っている車いました。リヤガラスには見たことのあるステッカーが。
NクラブのT氏だった。久しぶりの会話を交わし、待合駐車場へ。そこではKクラブのH氏。
なんとMAZさんにまで会う。で、MAZさんと同僚さんも同行することになった。
フェリーの出発は6時15分。それまでの間にと息子はルアー竿を持って桟橋へ。
少しすると「太刀魚」を釣ってきた。前日の夕まずめには「太刀魚」を11本釣ってたのにまだ釣り足りないようだ。
釣り場は北浦から左へ行った道路の突き当たり。護岸工事が少しづつ進んでいっている。
一番奥に「マスピーさん」と「K君」。手前のカーブの手前に私と息子。
ここはH17年の興居島釣行時に「マスピーさん」と私が入ったポイント。もっともその時は道路はなかったが・・・。
もっと手前の砂浜に「MAZさん達」。ここはH18年の第1回OLMで「MAZさん」が入ったポイント。
6時45分、釣り開始。順番に餌を付けて投げる。
私達は道路からの竿出し。すぐ下には護岸工事中なので捨石が少し積んでいるので仕掛けの回収に厄介だ。
しかし、すぐに潮が上がってくるだろう。マスピーさん達は砂浜から竿を出している。
仕掛けを回収して餌を付け替えてる時に息子が「アタリよる。」 竿を見ると穂先を押さえ込んでる。少しドラグ音がして糸が出る。1投目の竿だ。
「カレイやな。」 「食い込ます為にちょっと待とうわい。」
2〜3分後に2回目のアタリ。こんどは竿を叩くようなコンコンというアタリだ。
護岸の上に上がり、大合わせ。 「おる?」 「おる。おるけどちょっと引きがおかしいな〜?」
魚がいるのは間違いないが「カレイ」にしてはなんだか変?
それでもとにかく巻くしかない。捨石の少し沖で魚体が見えた。
「カレイとマダイや。それで引きがおかしかったんか。」 「捨石に掛かるよ。」 「やばいな〜。」 針掛かりが見えないので、抜き上げるのは怖い。
「マスピさ〜〜〜ん。」 「マスピーさん」は砂浜にいるので取り込みを頼んだ。
「お〜、やりましたね〜。」 すかさず大きな捨石に上がり、取り込んでくれた。
「カレイ」は37cm。「マダイ」は30cm。まずは写真をパチリ。の、つもりがデジカメがない? 「あれ?」 自宅に忘れてきていたのだった。
最近、お魚さんを釣っていないので「写真を撮る」というの忘れてしまっていた。 で、携帯でパチリ。
久しぶりの「カレイ」 よく肥えた魚体だ。
「マダイ」は小さいながらもキレイな魚体だ。
「次はお前やぞ。」 「俺は太刀魚釣っとるやん。」 「なん言よるんぞ。今日はカレイ狙いやろが。絶対釣れるけん頑張れ。」
そんな親子の会話が神様に届いたのか?
「なんかおる。」 「お、カレイか?」 「多分。」 「捨石に気を付けよ。」 「カレイや。小さいけん抜こわい。」 「え〜?」
抜き上げてしまった。危ない。
「まあまあのカレイやな〜。」 「これも、よお肥えとるよ。写真撮ってや。」 「よっしゃ。」で、携帯でパチリ。
「カレイ」は33cmありました。
左はしてやったりの息子。右は抜き上げたら偶然護岸に張り付いたミニ「アカエイ」
私の「カレイ&マダイ」が7時20分、息子の「カレイ」が7時40分に釣れました。ちなみに「アカエイ」は8時30分。
それから少しして今度はコンコンと「カワハギ」のアタリがあり、上がってきたのはやはり「カワハギ」25cmでした。カレイ針15号にしっかりと針掛かりしてました。
少しして今度は息子にも「カワハギ」これは24cm。
「これで今晩のおかずは出来たね。」 「そうやな〜。」 この時点で9時過ぎ。早々と釣れると楽しいのとホッと安心する。
そこへ護岸工事の車が2台。前のトラックの人が「昨日はこの奥で大きいのが上がっとったよ。」 「そうですか。」 と、その人の顔を見るとなんだか見たことが・・・。
「おや、T・K君」 「お〜、獅子頭君。」 なんと中学生の時の同級生でした。
同窓会以来なので5年ぶりくらいでしょうか。道路の延長工事に毎日興居島へ来ているそうです。ご苦労様です。
その後は徐々に潮が早くなってきて釣りがしづらくなってきて出来てきたのは「ウミケムシ」
こいつは厄介者でアタリまで出す始末。「ウミケムシ」に実際には刺されたことがないので痛さなどは分かりませんが慎重に鋏や針はずしを使って外します。
この棘の脅威はすごいようで段差針の上針に「ウミケムシ」、下針に「イソベラ」が上がってきた時のこのとですが普段なら「イソベラ」が釣れるとグルグル回って上がってくるのですぐに分かりますよね。この時は全く分かりませんでした。
と、いうのが「イソベラ」の顔辺りに「ウミケムシ」の棘が20〜30本刺さってました。で、「イソベラ」はというと生きてはいましたがぐったりとして瀕死の重体でした。これにはびっくりしました。
やはり「ウミケムシ」の棘はかなり怖いですね。刺されないように気を付けましょう。
ところで今日の天気予報は曇りで午後から風が出てくる。雨は午後3時頃からというものでした。
私達がいる場所は日が当たっていて暖かく、上着が要らないくらいでした。
が、お昼前位から急に暗くなってきて西の方ではどうやら雨が降っている模様。
「親父、これは降るよ。」 「天気予報では大丈夫やったんやけどな〜。」 などと話しているとポツリポツリときました。
竿を減らそうということで片付けているといきなりの「どしゃぶり」
二人共、合羽は持っていなかったので慌てて片付けましたがびっしょり。
「備えあれば憂い無し」 荷物になってでも天気が怪しい時は持ってなきゃいかんですね。 反省。
と、いうことで魚も釣れてるし、このまま片付けて納竿。雨がやめば再び竿を出したいがなかなか止まない。
「マスピーさん達」も粘っていたが午後2時に納竿し帰る事にした。
マスピーさん、K君。今回は残念でしたがまた来年一緒に興居島へ釣行しましょう。
PS 帰りにお二人に貰った餌で7日に息子と八幡浜へカワハギ狙いに釣行しました。
去年、11月にカミさん、娘と釣行した所です。
結果は手のひらに隠れるのが3匹、イラが2匹でした。
その後場所替えで佐田岬の神崎に行きましたが強風の為に竿出しが出来ず、帰宅しました。
左は二人の釣果。
右は釣果と甥っ子二人。魚を見に来ました。
魚が大好きなので後で刺身を届けました。
美味しかったと喜んでくれました。(^-^)v
使用タックル(獅子頭) | |
竿 | シマノ スピンパワーAX−T 3本 ダイワ インターラインサーフT33号 1本 |
リール | シマノ パワーエアロ 6000 3個 ダイワ ベーシアQD 1個 |
道 糸 | ナイロン 4号 PE2号 |
力 糸 | ナイロンテーパー 5〜12号 |
オモリ | 自作 ボケシャトル 自作オモリ27号 |
砂ズリ | 12号2本機械ヨリ |
ハリス | シーガーグランドマックス 7号 シーガー5号 |
針 | 丸セイゴ17号 カレイ15号 |
餌 | ボケ ユ虫 本虫 塩本虫 塩付けアジ |
使用タックル(息子) | |
竿 | シマノ ツインパワー 405CX 2本 ファインセラミック 405BX |
リール | シマノ パワーエアロ6000 3個 |
道 糸 | ナイロン 4号 |
力 糸 | ゴーセン ナイロン5〜12号 |
オモリ | 自作 ボケシャトル 自作オモリ27号 |
砂ズリ | 12号2本機械ヨリ |
ハリス | シーガーグランドマックス 7号 シーガー3号 |
針 | カレイ15号 |
餌 | ユ虫 本虫 塩本虫 |