値打ちはある　編

平成１７年２月１１日（金）晴れ　中潮

今日は遠征の日である。私にとっては辛い早朝４時起き。しかし、期待が大きいので目覚ましどおり４時に起きる。
支度をし、一路香川県へ。おっと、忘れてはいけない「マスピーさん」。＊＊市に寄って「マスピーさん」と一路香川県は庄内半島へ。
待ち合わせ場所の楠浜海水浴場の駐車場へ付いたのが午前７時半頃。少し待つと風邪を引いているにもかかわらず、全サ香川協会のクラブのＴ氏が案内に来てくださった。（諸事情があってクラブ名は伏せて下さいとの事です）
そこから某漁港（残念ながらこれも伏せさせて頂きます）へ。
すぐに用意をし、波止の中央部へ。２本の竿をフルスィング。ビシッ。ヒュ〜〜〜。これは飛んだやろ。道糸を見ると５色出ていなかった。ガクッ。道糸はＰＥの１号（１本は０．６号）なので第１投目は飛ぶだろうと思っていたがダメだった。腕が悪い。こんなことならクラブに入っていた時にもっとキャスティング技術を磨いておくべきだった。もう今さら遅い。寄る年波にも勝てない。年とともに体力が・・・。（こりゃ〜明日は筋肉痛やな）
しかし、そんな事は言ってられない。投げないと根がかりで釣れないのだから。風が変わって追い風にならんかな〜。
前出のＴ氏のクラブの方が二人（ＴＡ氏とＭ氏）応援に駆けつけて頂き、心強い。

釣り始めてまもなく「マスピーさん」にアタリがあり、まずまずのキスを釣り上げる。
だが、テトラの上まで抜きあげた時に第１の事件は起こった。
キスが外れて落ちてしまったのである。そこまでなら事件にはならない。
落ちてすぐにＴ氏が「クロネコヤマト（黒いネコなので）が来るよ。」と叫んだんです。
そう、ここは野良猫天国だったんです。テトラの中に落ちたのに一瞬でネコがかっさらっていきました。
「マスピーさん」、残念！！。
ま、昼からの引き潮になったらアタリが増えるらしいからそれまで楽しくのんびりやりましょうよ、と慰めにならないかもしれない言葉を掛ける。
暫くして第２の事件は起きてしまった。
アタリがなく暇なのでマスピーさんと話をしていた時のことである。
「マスピーさん」、「獅子頭さんなにか黒いものが動いてますよ。」　私「え？」　なんのことか解からなかった。
辺りを見渡すと目に入ってきたのが私のバックの横でなにやら黒い物が動いている。
「あ、いかん」
ネコが私のバックからなにやら白い袋を引きずっている。
白い袋とは来る途中にコンビニで買った私の朝食（おにぎり３個とサンド１個）である。
すかさずネコを追いかける、もう少しのトコへ来た時に敵はテトラの中へ消えてしまった。
「あ〜〜〜、朝食が〜〜〜」
青島のネコ（知ってる人は知っている）の仲間がここにもいたのか〜。
ということで朝食を抜くハメになってしまいました。ネコのお腹は一杯になっただろうから　ま、いっか。（いや、よくない。）

お昼過ぎまではアタリもほとんでなかったのですが一人だけよく釣っているひとがいました。
応援に駆けつけて来て頂いたＴＡ氏です。
午前中だけでも５、６匹は釣っていました。
なぜ？　わかりません？　ひょっとしたら竿？　キススペのＢＸで６色くらい投げていました。
すご〜い。さすがキススペ？いえいえ、それを振り切る技術と体力でしょうね。

午後１時の満潮が過ぎ少しずついい潮になってきました。
「ここへ投げてここまできたらアタリがあるから」と言う支持のとおりにやってみると出ます。アタリが。
いいですね〜。釣りはやはり釣れると楽しいです。午後からは念願の追い風になり、なんとか５色飛ぶようにもなってきて午後４時の納竿までになんとか９匹ほど釣らせて頂きました。そうそう途中で手のひらですがカレイも釣りました。
この時期のキス、そして片道３時間強の道のり、一日フルキャスト、投げ釣り仲間どれを取っても値打ちのあるものでした。
事件もありアタリもあり魚も釣れて楽しい一日を過ごすことが出来ました。

それもこれも前出の某クラブの方々（最終的には６人来てくださいました）の応援と風邪を引きながらも案内に来てくださったＴ氏のお蔭です。お土産まで頂きました。
そうそう、Ｔ氏は漁港に着いたときには近くの神社にお賽銭を上げ大漁を祈願してくださいました。腕が伴わないので大漁とは行かなかったですがお気持ちが凄く嬉しかったです。

皆様本当に有り難うございました。

またいつの日か釣行させていただきたいと思います。
そして是非、松山にもお越し下さい。

本日の釣果
キス　２０ｃｍ〜２５ｃｍ９匹
カレイ　２３ｃｍ