試し釣りでゲット 編
平成16年10月15日(金) 晴れ 大潮
今年の祭りも終り、そろそろ「カレイ」が釣りたいという季節になってきました。
去年ほどでは無いにしてもボチボチ出始めたという情報が少しずつ入ってき始めました。
そういえば、去年は10月20日に堀江漁港で40cmオーバーのカレイを上げていました。
そんな折、香川県の人がカレイを釣りたいとの話が入り案内をすることになりました。
簡単に引き受けたものの遠路遥々来る人をボーズにするわけにはいかない。
どうしたものかと思案六法する。出た結論が「試釣に行くこと」であった。
去年の堀江漁港は餌取りがほとんどいなかったが今年はどうだろうか?
案内する前に一度竿を出してみようということで14日午後に本虫を仕入れ、息子とともに堀江漁港へ行ってみた。
しかし、北風が強く白波が立っている。
「お父さん止めよ。」 「うん、明日にしょうわい」
そして翌日15日 カミサンにお弁当を作ってもらいいつもの重役出勤。
今日も風は強い。しかし、餌をムダにするわけにもいかず下見も兼ねているのでとりあえず竿を出してみることにした。
3本の竿を出し終えたのが9時15分。真正面の風でフルスウィングをしても60mくらいしか飛ばない。
潮は右から左へよく流れている。これは釣りづらいな〜。はやくも弱気の虫が這い出してきた。
餌取りの点検のために1本上げてみるとマダイの赤ちゃんが釣れているというより付いている。
丁寧に針を外し、海にお帰りいただく。
「大きくなって帰っておいで」(帰って来たことは一度も無いが・・・)
餌を付けながら竿を見ていると竿先が 「グ〜ン」 「ぐ〜ん」と二度ほどおじぎをした。
「お、アタリや」 はやる気持ちをおさえ先に上げている竿を投げる。
そしてアタリのあった竿を持ち、テトラの前へ。
「ビシッ」 乗った。途中二度ほど締め込みがあり、上がってきたのは30cmオーバーのカレイ。
検寸すると33cm。サイズよりも釣れたのがなによりうれしい。
それにしても肉厚のあること。今晩は久しぶりのカレイの刺身。などと考え血抜きをしてクーラーへ。
今日は幸先がええな〜。
そこでふと伊予市でのキビレを思い出す。
たしかあの時も幸先はよかったが後が続かなかった。(狙って釣るパートU編参照)
そうこう考えながら釣りをしていたが風は強くなる一方で投げても飛ばない。潮は早くなり根がかりもし始めてきた。
ま、試し釣りやし風裏探しに行こ。1時間半の釣りであった。
その後、菊間町まで走るが風裏などない。
菊間町へ入る手前の石積みの波止で知人が釣りをしていたので話を聞いてみると先週はカレイを3枚釣ったとのこと。
今日はベラばかり。やはり風に悩まされていた。
浅海の水門の所へ行くと風はあまり無いので竿を出してみる。
が、やはり風が回ってきて釣りづらい。おかずを追加して午後1時半には餌切れで納竿とする。
堀江漁港では去年は餌取りが殆んどいなかったが今年は少し多いようだ。
少し濁りがあったからかもしれないが?・・・。
聞いた話では北条から菊間町は例年通り餌取りは多いようだ。
北条、菊間方面への釣行の方は多目の餌が必要です。
みなさん、ボチぼちカレイが釣れ始めましたよ〜。
天気のよい日にお出かけ下さい。
そして沢山釣って下さいね。
使用タックル | |
竿 | シマノ スピンパワー 405AX−T 3本 |
リール | シマノ パワーエアロ6000 3個 |
道 糸 | ナイロン 4号 |
力 糸 | ゴーセン ナイロン5〜12号 |
オモリ | 遊動式27号 試作品のオモリ27号 |
砂ズリ | 7号2本機械ヨリ |
ハリス | シーガー 5号 |
針 | 丸セイゴ 14号 がまかつ カレイ毛針の素 使用 |
餌 | 本 虫 |