★Vol.1 ミッフィー★

ご存知、世界中で1番愛されているウサギさんです。このミッフィーについてはいまさら説明するほどのことではないのかもしれませんが、ファンシーナンバー1を飾るのにはミッフィーしかいないと思い、あえてここで考察したいと思います。

1.あくまでも子供を対象とした設定

5年前くらいから『キディランド』や『ソニープラザ』などのいわゆる“おしゃれ雑貨屋”さんでグッズを販売するようになりましたが、あくまでも子供向け商戦を貫いています。Tシャツやトレーナーさえ子供向けサイズしかないという徹底ぶりには頭が下がる思いです(たまに怪しい店でフリーサイズのTシャツがありますが、それは正式な商品ではありません)。また、キティはもろにターゲットをしぼった戦略でシェアを広げていますが、ミッフィーはそんな事をしなくても誰かがかってに許可をとって通販しちゃってます。恐るべしです。しかし、男子を対象としていないのが唯一の問題点ですね。ミッフィーバタフライナイフや、ミッフィーボウガン、ミッフィー格闘ゲームなど、現代の男の子のニーズは考えていないのでしょうか?バタフライナイフにミッフィーの絵が描いてあったら過去に起きた惨劇もなかったことでしょう。ぜひ男の子向けにも商品を開発してほしいですね、そのことが現代の少年犯罪の防止につながるはずだから。

2.幅広い年齢層に支持されている

グッズ販売をされてからミッフィーはブレイクすることになるのですが、まるでジャニーズなみに、女子高生、女子大生、OL、奥さま、ガキ、etc.に支持されはじめたのです。といってもやっぱギャル中心なんだけどね。しかし、忘れてはいけないことがあります。それは、ミッフィーファンには悪人はいないということです。これは真実です、実際私も善人ですし、罪を犯してしまった人の90%はミッフィーファンではない人です(俺調べ)。すばらしいですね、核実験なんかしちゃってる国にミッフィーグッズを送ることで平和を訴える運動もあるとかないとかで、ハトに変わり、平和のシンボルをぜひミッフィーに変えたいですね。というよりも、変わるのも時間の問題かな、とか言ってみたりして。

3.ウサギっぽくない

ウサギといえば無表情でえさをかじりながらポロポロうんこをするというのが私たちのイメージですよね。それにもかかわらずあえてミッフィーを現代人として設定してしまうことについて、どのような作者の意思がこめられているのでしょうか、もう一人のウサギ“ピーターラビット”と比較しながら考えていきたいと思います。ピーターラビットはあくまでウサギとしての生活を貫いています。人間に対する恐怖、食物連鎖と戦いながら成長していくヒューマンストーリーです、この殺伐とした世界観での成長物語が感動を呼ぶのです。これは直球の感動を与えます(うそ)。しかしミッフィーは等身大のお子様となって皆さんの成長のお手伝いをする模範キャラクターなのです。この中にいわゆる泣いちゃう系の感動は存在しませんが、子供時代の純粋なハートにミッフィーは自分と同じようなものなんだ、という親近感を覚えるのです。この親近感がミッフィーのカワイサと重なり、やがて平和のイメージに昇華していくのです。これが作者の意図なのではないでしょうか。

4.口が肛門みたい

ミッフィーは口がエックスです、しかしX−Japanとは一切関係ありません。関係あるとしたら菊の花。そうです、肛門です。というのも限りなく*に近い口、そして決して開かれることのない口、しまりが良い悪いは別として、これは無意識のうちに見ている者を虜にしてしまう何かがあるということです。実際にはミッフィーが好きな人は肛門を意識して好きになるわけではないのですが、快便後のすっきり感、ウォシュレットの気持ち良さ等が、ミッフィーに無意識のうちにシンクロしているのです。

5.考察結果

基本的に主張のないキャラクターがなぜここまでファンシーなのかおわかりいただけたでしょうか?そうです、平和です。それと快便を忘れてはいけません、これ大事。主張のないぶん人間の深層心理に訴えかけ平和を叫ぶ、すばらしいですね。

ファンシー度:★★★★★
世界度:★★★★★
マニア度:★☆☆☆☆
女優度:★★☆☆☆
ニヒル度:☆☆☆☆☆

アイドル度:★★★☆☆
平和度:★★★★★
セクシー度:★☆☆☆☆
動物度:★★☆☆☆
淫乱度:☆☆☆☆☆

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