(その2)

Tubaとは・・・

まず、言葉で簡単に説明してしまうと低音の金管楽器の総称(トロンボーンを除く)です。
が、これだけだと全然わからないかと思うので写真も載せちゃいましょう♪

E♭ Tuba(YEB-321S)左の写真はnonが以前メインで使用していた物です
20年以上も前の楽器なのでかなり使い込んでますが、わりとキレイでしょ♪
いろいろある低音の金管楽器のうち、どれをテューバとするか、というのは国とかによってずいぶんと異なる様なのですが、だいたいは

小バス(バリトン、ユーフォニウム)
中バス
(バステューバ)
大バス
(コントラバステューバ)

と分類される物がそう呼ばれるみたいです。
なんか、けっこういい加減なような気がしますけどね(^-^;
実際古い譜面なんかでは、そう分類されている物もあったりします。
もちろん現在ではしっかりとパート名で存在してます。



Tubaの種類・・・

まずは小バスから・・・。
小バス属はバリトン(Baritone)ユーフォニウム(Euphonium)を示します。
両方ともB♭調で、後に説明するコントラバステューバの1オクターブ上の音域になります。
管の太さ(ボアサイズという。)が細いバリトンは明るい音色で管が太いユーフォニウムは暗めですが非常に響きのある音色です。
ユーフォニウムという語源はギリシア語の「euphoria(よく響く)」からきているらしいです。
左の写真はユーフォニウムです。上の写真とちょっと区別がつきずらいですけど(^-^;








次は中バス(バステューバ)
中バス属はF調、E♭調のテューバを示します。
nonの所有する楽器もこれの部類に入ります。
大きさもユーフォニウムより一回り大きいといった感じでしょうか・・・。
大バス属より機動力があって、音色はどちらかというと明るめです。
吹奏楽でも使われますが(nonが中学生の頃はあまり見なかった・・・。)どちらかというと金管バンドで使われることが多いです。
nonは高校時代にこれに出会い、”これだー!”と惹かれてしまったんですが(^-^;
現在ではアンサンブルメインで使用してます。


最後は大バス(コントラバステューバ)です。
一般的にテューバといわれる物はこれにあたります。
大バス属はC調、B♭調のものを示し、大きさも中バスよりさらに一回り大きく、音量豊かです。
まさにテューバの大親分!って感じです。
ただ、大親分とあって中バスに比べて機動力は劣ります。
吹奏楽ではB♭調(最近ではC管も多いらしい)、オーケストラではC調を使用することが多いようです。
nonも中学、高校時代は主にB♭調テューバを吹いていました。
数年前にいろいろ訳あって購入し、楽団ではこちらを吹いているのですが、写真が手元にないのでそのうち撮影したいと思います。


スーザフォンイメージイラストその他の種類としてはマーチングバンドで使用されるテューバでヘリコンという楽器があります。
立奏・行進用に使用するので奏者に巻き付く様に支えるのが特徴です♪
またヘリコンの朝顔(ベルの部分)を奏者の頭を越えて前に突き出した様に改良したのがスーザフォンです。(左の絵がそうです。)
名前はこの楽器の考案者のマーチ王スーザからとっています。
これが「まずはじめに・・・」のところで話しに出たディズニーランドで見かけるテューバのことです♪
このスーザフォンの朝顔部分は回転させることが出来ます。
また軽量化する為に朝顔部分と管体の一部に素材として、樹脂(ABS樹脂)を使用していることが多いのですが、最近は需要があるからなのか、すべてブラス(真鍮)を使用したものが増えているみたいです。
かなり重くなると思うのですが、歩いて吹けるんでしょうかねぇ?
スーザフォンは、イベント等で何度か吹かせてもらったことがあるのですが、結構重かったです(^-^;




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