[[ バックナンバー ]]
「花粉症対策」
@花粉は微粒子なので、乾燥した空気の中で飛び散り、
湿った空気の中では、水分を含んで落下しやすくなります。
エアコン等で空気が乾燥した部屋では、加湿器で湿度調節すると良いでしょう。
Aスギ花粉が最も多く飛ぶ時間帯は、昼から3時位です。
この時間帯の外出は控え、窓を開けたり、布団や洗濯物を外に出すのは避けた方が良いでしょう。
B薬の効果が現れるまで2週間位かかります。
早めに診察を受けて下さい。
Cスギ花粉は直径0.03mmと言われ、屋外はもちろん室内でも舞っています。
床やソファー、棚、カーテンなどほこりがたまりやすい場所に花粉もたまります。
こまめに掃除して下さい。
D気温が10℃以上の日は要注意ですが、暖かく湿度が低い日、風が強く吹く日、
雨が降った翌日は特に花粉が多く飛びます。
天気予報をチェックし、マスクなどの対策を特にしっかりと行って下さい。
Eコンタクトレンズの汚れや不適切なケアが重なると目のトラブルが起きますが
花粉が飛び始めるとコンタクトレンズがいつも以上に汚れやすくなり、
かゆみや充血などの花粉症の症状を悪化させます。
一度発症すると治りにくいといわれる花粉症ですが、
環境や食生活を見直すことで予防対策を行っていきましょう。
「骨粗しょう症の予防について」
日本人のカルシューム平均摂取量は
1日540mgです。
健康を維持するためには700mg、
また、骨粗しょう症予防の為には800mgが必要です。
不足の200mgのカルシュームを摂る努力をして下さい。
@乳製品で摂る。
牛乳や乳製品は特にカルシュームの
吸収率が高く、効率よく摂取できる食品です。
A栄養バランスの良い食事を摂る。
タバコはカルシュームの吸収を妨げ
アルコールやカフェインは利尿作用があるため多量に摂取すると、
カルシュームが尿から排泄されるのを
促進する可能性があるので気をつけましょう。
Bカルシュームの摂取を助ける
ビタミンDは、太陽の光を浴びなくても作られます。
あまり外出されない方や日光の少ない地域にお住まいの方は、
1日20〜30分程度、木陰などで光を浴びて下さい。
干ししいたけ、きくらげ等にビタミンDは多く含まれています。
上記のような注意点に留意することで、骨は強くなります。
牛乳や乳製品が好きではない
青魚や小魚をあまり食べない
この頃ずっと運動していない
お酒を毎日たくさん飲む
何度も骨折したことがある
ダイエットを繰り返している
などなどの方は、生活習慣を見直し
予防につとめて下さい。
「髪のダメージ」
8月の暑さと熱で髪のダメージが気になります。
髪は脳や頭皮を外部の衝撃から守る働きや
暑さや寒さから守る働き、体にとって有害な物質を体外に排出する働きをしています。
髪について気になることをいくつか書いてみます。
@男性の方が薄毛になりやすいのはなぜ?
髪の脱毛には男性ホルモンが関わっており頭皮の皮質分泌が盛んで毛穴が詰まりやすい傾向があるため。
A白髪は抜いてもいいのでしょうか?
毛を抜くと毛根が傷んで髪が生えてこなくなることがあるので根元から切る方が良いでしょう。
B毎日シャンプーしているのにフケがおさまらない?
シャンプーで洗いすぎて頭皮が乾燥しているか、シャンプーをきちんと洗い流さず頭皮を刺激している為。
C抜け毛を防ぐ方法はあるか?
逃避を清潔に保ち、血行を良くすることが髪の健康を保つ秘訣です。
喫煙・ストレス・運動不足等の血行を妨げる生活習慣は薄毛・抜け毛を進行させます。
「蚊に刺された時」
ほとんどの場合すぐに痒くなり、数時間で治まります。
しかし、人によっては、何度もぶり返して痒くなることがあります。
どちらもアレルギー反応の結果なのですが
すぐの痒みは肥満細胞から痒みを起こす物質(ヒスタミン)が出て痒くなり、数時間程度で治まります。
ぶり返す痒みは、数時間から〜翌日にかけて長い人で2週間断続的に痒みがあります。
白血球から、かゆみや炎症を起こす物質が出てくるためで、抗ヒスタミン剤では効果がなく抗炎症作用の強いステロイド剤が必要です。
蚊は、濃い色が好きで白より黒い服を着ている人に多く集まったという結果があります。