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アインシュタイン 150の言葉

<ブックデータ>
編者:ジェリー・メイヤー、ジョン・P・ホームズ
出版元:ディスカバー21
ISBN:4-924751-58-8
価格:1,200円
初版:1997年



120ページしかない、小さな本。
ページページに、ちょっと気の利いたコメント。
この中にアインシュタインの人となりが詰まっています。

アインシュタインのどの文章から引用したのかはわかりませんが、
高校時代の確か夏休みの宿題(冬休みだったか)に、
アインシュタインの文章をまるまる訳すという課題がありました。

非常に含蓄なる文章で、高校生にはかなり荷が重い
英文だった記憶があるのですが、
予備校に通っていたときも、大学生になってからも
何度か読み返した記憶があります。

アインシュタインの理論がどのようなものか、
詳しくは説明することはできなくても、
この本を読めば、どんなことを考えて生きていたのか、
すぐにわかることでしょう。

すぐに読めてしまう本です。
ちょっと心が沈んだときに、何度も手軽に読み返せます。
わたしは、会社に行くときのかばんに入れて
持ち歩いてもいいかな、なんて思います。

ここで、私が気になった言葉をちょっと紹介しておきます。
(引用は問題があるかな…あれば指摘してください)

・どうして、自分を責めるんですか?
 他人がちゃんと必要なときに
 責めてくれるんだから、いいじゃないですか。

・人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの
 性質を変えるほうが易しい。

・思考とは、それ自体が目的です。音楽もそうです。

・深く探求すればするほど、しらなくてはならないこと
 が見つかる。人間の命が続く限り、常にそうだろうと
 わたしは思う。

・異性に心を奪われることは、大きな喜びであり
 必要不可欠なことです。しかし、それが人生の中心事に
 なってはいけません。もし、そうなったら、
 人は、道を見失ってしまうでしょう。


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