パナソニックブースからは、
SDカードについてです。SDカード。ちょっと高いですよね?
わたしは、デジカメの記憶媒体はスマートメディアなんですが、
MP3プレーヤは、SDカードなんです。
どうしてまた、そんな非効率的なことを、
という感じですが、これにはわけがありまして。SDカードを使う「MP3プレーヤ」は、
実はICレコーダで、これに音楽「も」聞けるよ、
という機械なんですよね。
なんで、ICレコーダを買うとき、
MP3プレーヤを持っていなかったので、
ついでに聞けるといいかな、ってんで
買ったシロモノなんですよ。ですが、SDカード高くて。
今、32MBを使用していますが、
MP3を5曲も入れると、もういっぱい。
64MBは高いしねぇ、というわけで、
あまり良いイメージはありませんでした。しかし、今度の展示には、
SDカードが進もうとしている方向性が見えてきて、
興味深かったところもありました。まずは写真をご覧くださいな。
ソニーブースのところで紹介しますが、
メモリースティック同様、ギガバイト単位まで、
容量を引き上げる予定なのだそうです。来年春に512MBのものを発売するそうです。
でも、これでもDVDレベルの動画の再生には、
まだまだ容量不足でしょうね。
1〜2年後には、4GBレベルまでになるようです。それに、ハードディスクなどと比べて、
割高なのも気になるところ。
単に容量があります、という以上の何かがないと、
魅力は薄いです。でも、面白そうなのがこれです。
上の写真は、SDカードスロットを、
今のCFカードスロットにように、
デバイスのインターフェースとして
使おうという試みを展示したものです。
SD PHSカード、SD GPSカード、
SD Bluetoothカード、SD スキャナカード、SD カメラカード、
などが展示されています。パナソニックの方の説明では、
すべてが商品化されるというわけではないようですけど、
この手の小型記憶媒体の差別化としては、
面白い試みだと思います。東芝ブースでの話とかぶりますが、
もし、転送速度が上がって、
さらにSDカードからOSを起動させることができるようになると、
カードを差し替えるだけで、全く別のパソコンとして、
利用することもできるのではないでしょうか。あるときは、Windows。
あるときは、Macintosh。
あるときは、Linux。また、Windows同士でも、
一台のコンピュータを共有する際に、
今のようなOSレベルで、
ユーザの管理するのではなく、
自分固有のSDカードで、管理するというような。
面白いような気がするんだけど、
どうでしょう?あと、おまけを。
インターネットカーとでもいうべき車が、展示されていました。
もう車にパソコンなり何なりつけちゃえ、という感じです。でも、オープンカーなんで、
パソコンやゲームを車の中でしていて、
急に雨が降ったらどうするんだろう、
などと、やけに冷静な突っ込みが入りそう(笑)ちなみに、パナソニックの説明員の方は、
大阪弁でしゃべってくれてよかったぁ。
なんか最近、大阪弁をしゃべってくれる人に
飢えてるので(笑)