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第4部:更にMP3を楽しむ方法

  WMAにエンコードする方法
  MP3プレーヤーで外へ持ち出せ!partI
  MP3プレーヤーで外へ持ち出せ!partII
  もっと迫力のある音を!
  バックアップは重要かも



WMAにエンコードする方法

 第一部でも書きましたが最近出てきた音楽ファイルの規格にWMAと呼ばれるフォーマットがあります。
これは正式名称をWindows Media Audioと言い、Windows9x系及び2000系付属の
メディアソフト「Windows Media Player」用のオリジナルフォーマットです。
最近は外部プレーヤーでもWMAに対応したものが多く、意外と無視できない感じです。

 実は正式な作り方ではないのですがMP3をエンコードすることによって
簡単にWMA形式のファイルを作り出すことが可能です。
ビットレートが64kbpsになっているので音質は多少低下するでしょうが
実際に聞く分には代わりなく、ファイルサイズもおよそ半分になり
HDDの乏しい方にはよりうってつけの手段といえます。

 それではエンコードの仕方を解説致しましょう。

 まず必要なソフトの紹介から。
変換ソフトはいくつかあるのですが僕が使っているのはMpx Wma Converterというものです。
割とラクに使えるのが魅力的です。
DLしたら早速解凍して開いてみましょう。



ヘルプを見なくてもだいたい使い方がわかることだと思います。
「変換元ファイルを追加」をクリックし変換したいファイルを追加し、
変換先フォルダの指定をするか、もしくは
「入力ファイルと同一フォルダに出力」のチェックボックスをチェックして
そして変換開始をクリックするだけ。
これだけでWMAにエンコードされます、実に簡単ですね。

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MP3プレーヤーで外へ持ち出せ!partI

 せっかく作ったMP3をパソコン以外でも聞いてみたい。
――――MP3を使っている方でそう思う方は少なからずいることと思います。

んで実際にパソコン以外で聞けるのか?という質問の答えは勿論「YES」。
MP3に対応した携帯型プレーヤーはたくさんあります。

 ここで携帯型プレーヤーの歴史を簡単におさらいしてみましょう(何
SONYが世界で初めてオーディオカセット式ウォークマンを発表したのは
なんと機動戦士ガンダムがTV放送をしていた1979年のこと。
それからわずか20年余りでCD、MDとフォーマットは脅威的な速さで進化を遂げ、
今は俗に言うネット対応機種――――つまりMP3対応型が登場するに至っています。

その中でMP3専用のプレーヤーも登場し(世に発表されたのはこっちの方が先)
その進化は非常に著しく、実に様々な種類のプレーヤーが存在します。
データの記憶媒体別にいくつか分類が出来るぐらいになってきたほどです。

んで実際に俺的な分類してみると以下のような感じになります

俺的な分類本体のサイズ記憶媒体媒体の単価本体の単価備考
内臓メモリータイプ小型メモリー内臓式---割高超小型なものが多い。奇抜なデザインな物もある。パソにUSBポートが必要。
CDウォークマンタイプ大きめCD-R激安安い媒体、本体ともに安価なのでお手軽。ただしCD-Rが作れるパソコン環境が必須。
MDウォークマンタイプ普通MD割高高いわざわざMDで聞く必要はあるんスか?MDLP持ってる人には無意味かも。パソにUSBポートが必要。
スマートメディアタイプ小型SM高い割高スマートメディアの単価が高いのが難。SM対応のデジカメ保有者向け。パソにUSBポートが必要。
HDD内臓型大きめ内臓式HDD---高い他を圧倒する大容量が最大のウリ。MP3エンコーダーを内臓するものもある。パソにUSBポートが必要。
抱き合わせ型様々様々様々様々デジカメ、腕時計などに寄生。一台二役なのでお買い得感がある。パソにUSBポートが必要。


 選び方のコツとしては自分のミュージックスタイルに合わせることでしょうか。
「50曲とか100曲とかぐらいは持ち歩きたいなぁ」という方はHDD型、
「とにかく軽くて小さくて持ち運びがラクなのがいい」という方には内臓メモリー型やスマートメディア型
「あんまりお金がないから安く手に入れたい」と経済的にお嘆きの方はCDウォークマン型
「世の中一石二鳥じゃないと(謎)」そんな欲張りな貴方には抱き合わせ型(笑)

―――まぁこんな感じでしょうか。
今のところ個人的にMDウォークマン型はオススメしません。
これはSONYのnetMDっていうまだ立ち上がったばかりの規格ってのもありますが
MD-LPという手軽で演奏時間が長く出来る規格があるってのが最大の理由です。
わざわざMP3をPCから移すぐらいならMD-LPを使ったほうが遥かにトクですので。

 ……PartIIに続きます。

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MP3プレーヤーで外へ持ち出せ!partII

 さて、予備知識を得たところで今度は実際に使ってみようじゃないかと。
実際に買ってきて使ってみました。ココロジ史上最も金を使った企画です(笑

 まずは一般的なMP3プレーヤーの使い方を簡単に説明致しましょう。
MP3プレーヤーは一般的にはPCからMP3のデータをUSBケーブルを使って転送します。
転送用ソフトやUSBケーブルなど必要なものはセットになっているので別途買うことはまずないでしょう。
まずいないでしょうが、USBポートが無いPCをお使いの方はUSBポートを増設する必要が御座います。

転送速度はUSBを使用するので驚くほど速いって訳じゃ御座いませんが、
あらかじめ作っておいたMP3を移すだけなら気にならない程度の時間ですので
MDに録音するのがだるく普段はPCで音楽を聴いていると言う方にはうってつけと言えましょう。

 次にどれだけのデータを移せるかと申しますと、目安としましては64MB=約一時間という感じでしょうか。
MDが一番短いもので60分ということを考慮すると記憶媒体の最大容量がなどが32MBのプレーヤーでは
明らかに容量的に見劣りするのでなるべく避けて通りたいものです。
個人的には頻繁に曲を追加するような方には少々高くても128MB以上のものをオススメ致します。


 ただし、一つ気をつけなければならない点があります。MP3プレーヤーに転送した音楽データは
著作権の問題から再びPCに移しても再生できないようになっているということです。

つまり、プレーヤーに転送したからと言ってファイルを削除するとバカを見るぞ、ってことなんですね。
もしそれでプレーヤーのデータが飛んでしまったりしたら泣くに泣けません。
Rに焼くなどしてバックアップを取っておくことが懸命だと言えます。


 現在、我が家にあるMP3プレーヤーは2つ。
一つはFUJIFILMが発売したデジカメ【Fine-pix 50i】。
昨年末の某缶コーヒーCMとの合作になったフジカラーのCMにも出てきたアレです(謎)
定価は88000円となっていますが実勢価格は大体5万円(2002年3月頃)ってところでしょうか。
僕が買った時は2001年11月で約6万円でした。

この【Fine-pix 50i】、デジカメとしてよりもMP3が再生できることが最大のウリです。
発売したのは確か2001年の春頃でその頃はまだシルバー一色しかなかったのに
気がつけばカラーバリエーションが増えています(苦笑)これは人気のある証拠と言えましょう。

 もう一つのMP3プレーヤーは【RAVEMETAL】です。
散々あちこちで言いまわっておるので知っている方は多いでしょう。
形はオーディオカセットそのものという奇抜なデザインがウリで、
記憶媒体は内臓メモリーですが、MMCと呼ばれるスマートメディアを二周りほど
小さくしたようなカードを刺すことで更に増やすことが出来ます。
勿論、カセット型のデザインは伊達じゃなく、カセットプレーヤーで再生、更に録音も出来るスグレモノ。
お値段は一番安い64MBタイプでだいたい1万7千円ってところでしょうか。

しかし、まだ扱っている店舗が少なく(関東だとビックカメラぐらいですかね?)
かの有名な家電量販店のコ○マだのヤ○ダだのでは扱っていないようですので
確実に入手するには今のところはネット通販をオススメします。
(RAVEMETAL販売店の情報はRAVEMETAL公式HPでお調べください。)
てーかネット通販限定の256MBモデルも存在します(僕が買ったのはそれです)

 使い勝手はMDウォークマンなどと遜色がないどころか
音飛びすることがないのでむしろ上のような感じさえします。
歩きながらやチャリに乗りながら聴いたりする人には勿論のこと、
激しい運動しながら音楽を聴くような方にもオススメ(←いるのかな、そんな人(苦笑)


 最後にこの2つのプレーヤーの性能比較表を作ってみました。
どうぞ参考までに目を通してやってください(日本語変)


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もっと迫力のある音を!



鋭意製作中m(_ _)m

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第3部:MP3ファイルの再生の仕方

  WINAMP入手作戦(笑)
  WINAMPを日本語化せよ
  プレイリスト作成&ID3タグ
  スキンで見た目を変えよ
  プラグインを使いこなせ

第5部:著作権に関して少々

  著作権法とは?
  これだけはやっちゃならない
  事態は最悪の状況へ


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