スライムの作り方


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Last modified 26 Nov. 2003

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FAQ
スライムについてよくいただく質問を掲載します。回答内容については、私の経験、Web上の情報から得たものを記載しています。(スライムの化学的性質まで理解できていませんので、的外れな回答をしていましたらご指摘をお願いいたします)


Q1: いつも、ほう砂を混ぜてから、良くこねていますが、 どうしても、スライムが伸びなくて、ちぎれてしまいます。 硬くなりすぎてしまうし、ちぎれてしまうしで、 どうすればいいのかわかりません。
A1:洗濯糊と水の割合によって、出来上がるスライムの硬さが決まるようです。水の割合を変えて、硬さを調節してみてください。硬くなりすぎるということは、水の割合を多くしたらうまく行くかもしれません。我が家で作るときは、洗濯糊と水の割合を1対1にして作ると手ごろな硬さになります。


Q2: 洗濯のりと色液を混ぜて、そこに溶かしたホウ砂をいれますが、堅くなったり、水っぽくなったり、まだらになったりします。何故でしょうか。原因はどこですか?
A2:上記のA1に注意するとともに、作るときに次の点にも注意したほうがよいと思います。
(1)ほう砂の水溶液は、飽和水溶液にする。水とほう砂の割合が10:1ぐらいで飽和状態になると思います。ホウ砂を少しずつ溶かしていき、溶け残ったほう砂が底に沈んだ状態の上澄み液が飽和水溶液になっているはずです。
(2)洗濯のり、水、ホウ砂の水溶液を混ぜたとき、混ざらずにあまったホウ砂水は捨てる。また、むらができないように良く混ぜる。
以上の点に注意して、スライムを作ってみてください。


Q3: ホウ砂の毒性について
A3:スライムを作る際には,材料である「ホウ砂」の毒性について十分理解した上で,作り始めるようにしてください。毒性については,下記を参考にしてください。正しく使用すればまったく問題なく楽しく遊ぶことができますが,不注意により思わぬ事故にならないよう注意する必要があります。保護者の方,指導をされる方は,十分注意を払っていただきたいと思います。子供だけで,スライム作りをしないでください。必ず大人の人といっしょに作るようにしてください。
第13改正 日本薬局方解説書(廣川書店)には,ホウ砂の副作用として、

「外用により発疹、眼瞼炎などの過敏症状が現れることがある。また健康な皮膚面からの吸収は遅いが、創傷面からの吸収は速やかで、急性中毒を起こすことがある。また経口摂取により、胃腸炎、大脳浮腫、肝・腎の脂肪変性などを起こすことが報告されており、頭痛、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、紅斑性皮膚炎、脱毛などの症状が現れることがある。特に小児では5〜10gのえん下で激しい嘔吐、下痢、ショックなどを起こし、死に至るとする報告がある。」
と記載されています。


Q4:スライムをカーペットの上に放置してしまいました。
A4: 少量ならカーペットの上に落としても丸い粒になるので,手で拾うことができ,染み込むことはないようです(うちでは子供がスライムで遊んだ後,じゅうたんのうえに,スライムの粒がたくさん落ちているので拾って歩きます)。大きく広がってしまった場合は,乾燥する前であれば塊を取り除いた後にぬれた布で根気よくふけば,ある程度きれいになると思います(やったことはありません)。乾燥してしまったら、バリバリと剥がせることが出きるのかもしれません。(ご存知の方教えてください)
 → 「お酢で拭くと良い」という情報をいただきました。


Q5:書いてあったとおりスライム作りをしたのですが、どうしてもできませんでした。スライムにならず、液体のままなんです。どうすればいいか、教えて下さい。
A5: 使用している洗濯のりはPVA(ポリビニルアルコール)配合のものでしょうか。PVA入りでないとスライムはうまくできません。確認してみてください。
PVA配合ののりは、スーパーなどでは洗濯のりとして一般的に売られています。うちで使用しているものも洗濯のりです。洗濯のりを探してみるとPVA配合のものが見つかると思います。

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