古典棋譜鑑賞 丈和31

31天保6年7月19日 1835 先 赤星 因徹 名人 本因坊 丈和 囲碁史上有名な因徹吐血の局 AB
争碁をせずに政治的な力で名人碁所になった丈和に対して、丈和の名人碁所失脚を狙う井上因碩が企画した松平家の碁会。因碩はこの碁会で、自分に先で負けない弟子の因徹を戦わせ、丈和を隠居に追い込む計画だった。
師の期待を一身に受け、病弱な因徹の精神的負担は相当なものだったと推定される。
碁は19日に始まって、3回打ち掛けとなり、27日、丈和の中押し勝ちとなった。そして、因徹は2 月後に死亡(肺結核と推定される)した。因徹26歳、丈和54歳だった。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。その感想は結構見当外れで笑えます。どんなところが見当外れなのかは、鑑賞ファィルを見ると分かります。

>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

この碁は、
1.日本囲碁大系 第10巻 丈和 解説 藤沢秀行九段
2.囲碁古典名局選集 剛腕丈和 解説 高木祥一九段
に棋譜と解説があり、それを参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。 PocketGobanでご覧下さい。

尚、左の碁盤では変化図を表示することが出来ないのと、コメントの文字数に制限があるので、PocketGobanで鑑賞ファィルを見た方が、変化図もあるし、詳しい説明が表示されます。

特に、この碁は有名な碁で、秀策、秀甫、木谷実、高川格、坂田栄男などそうそうたるメンバーの意見が記録されております。
変化図も40以上あり、わかりにくくなっているかも知れません。わかりにくいところがあったら教えて下さい。

smile_aceの感想はプロの解説を見る前と見た後にあり、どちらか分かる様にしています。
***smile_ace感想
  プロの評を見る前の感想です。
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  プロの評を見た後の感想です。

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古典棋譜鑑賞 丈和32

32天保11年11月1日 1840 先 本因坊秀和 本因坊丈和 幻庵因碩の名人碁所就任を阻止する使命を担った本因坊家跡目・秀和との対局 白中押勝
天保9年、丈和は名人碁所を返上したが、幻庵因碩は丈和が引退すると同時に名人碁所を出願した。 因碩の名人碁所を阻止すべく、本因坊家から選出されたのが(丈和の跡目)丈策の跡目秀和であり、本局は対因碩との争碁を想定して打たれた碁らしい。
秀和の形勢判断での戦いがうまく行かなかった碁となった。丈和秀策戦の遺譜は6局あって、秀和の4勝1敗1打掛となっており、秀和唯一の負け碁である。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

この碁は、

日本囲碁大系 第10巻 丈和 解説 藤沢秀行九段

に棋譜と解説があり、それを参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。 PocketGobanでご覧下さい。

左の碁盤では変化図を表示することが出来ないので、出来るだけPocketGobanで鑑賞ファィルを見ることをお薦めします。

smile_aceの感想はプロの解説を見る前と見た後にあり、どちらか分かる様にしています。
両方見ると、smile_aceの棋力が分かるかも知れません。
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  プロの評を見る前の感想です。
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  プロの評を見た後の感想です。

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古典棋譜鑑賞 丈和 番外

33弘化4年2月13日 1847 2子 桑原秀策 本因坊丈和 本局の秀策との碁が丈和の絶局になっている 白中押勝
秀策の幼時、秀策の碁を丈和が見て、「これ正に150年來の碁豪にして、我が門風これより大に揚らん」と道策に比して喜んだほどの天才秀策はこの頃19歳で5段。耳赤の一手で因碩を破った前年の碁も見ていて、丈和としてはバトンタッチをしたつもりだったのだろうか。
丈和はこの碁を打った弘化4年10月10日61歳で永眠した。smile_aceの現在より若かったのだけれども、秀和、秀策という跡目を見ながら、満足して逝ったのだろう。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

この碁は、

日本囲碁大系 第10巻 丈和 解説 藤沢秀行九段

に棋譜があったが解説は無かったので全てsmile_aceの感想ですが、鑑賞ファィル も作ってみました。 PocketGobanでご覧下さい。

丈和の碁を33局鑑賞しました。これだけ、細かいところまで鑑賞したのは始めてて、面白い経験でした。 次は秀策の碁を鑑賞しようと思います。棋風が随分違うので、そこに大変興味があります。尚、日本囲碁大系第15巻秀策には、この碁に関する石田九段の解説がありますので、秀策の碁の鑑賞は、この碁を最初にしようと思っています。

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