古典棋譜鑑賞 道策

36元禄10年6月6日 1697 2子 小倉 道喜 本因坊 道策 白中押 道策、道知の門下の道喜との2子局
<対局の背景>
道策、道知の門下の道喜は5段に進んだが、棋書出版が原因で道知に破門された。
「碁神道策」に道喜が自らの著書で「今道策流を学ぶ者、より外にこれ無し」等と師家を侮辱したのが原因と記されている。

<本局の特徴>
右上の現在シチヨウは悪くともシチョウアタリを打って勝機をつかもうとする道策の作戦が参考になった。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

そして、
  「日本囲碁大系 第3巻 道策 解説 呉清源九段」
  「碁神道策              解説 福井正明九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

左の碁盤では変化図を表示することが出来ないので、変化図や詳細な解説を見る為に、出来るだけPocketGobanで鑑賞ファィルを見ることをお薦めします。

smile_aceの感想は九段の解説を見る前と見た後にあり、どちらか分かる様にしています。 両方見ると、smile_aceの棋力が分かるかも知れません。
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古典棋譜鑑賞 道策

37元禄10年6月10日 1697 2子 小倉 道喜 本因坊 道策 黒5目 道喜の雪辱戦、黒20から手を変えた
<対局の背景>
元禄というと、忠臣蔵を思い出します。中山安兵衛が高田の馬場で決闘したのが元禄7年、浅野内匠頭が松の廊下で刃傷をしたのが元禄14年なので、この碁の打たれた元禄10年(1697年)は丁度中間点にあたります。道策は赤穂浪士と同じ時期を生きた人だと、こんな眼で見ることも出来ます。

<本局の特徴>
白19までは前局と同じで、黒20から変化している。黒20では左下の白をハサムのが呉九段のお薦めだが、黒は右下に掛かって勝利を掴んでいる。碁の広いところであろう。
黒勝ちの本局について、白の打ち方に対する呉九段の批判がある。白47と白89であるが、酒井九段の意見を是非聞きたいものだが、玄妙道策に本局は収録されていない。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

そして、
  「日本囲碁大系 第3巻 道策 解説 呉清源九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

左の碁盤では変化図を表示することが出来ないので、変化図や詳細な解説を見る為に、出来るだけPocketGobanで鑑賞ファィルを見ることをお薦めします。

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古典棋譜鑑賞 道策

38元禄10年6月26日 1697 先 熊谷 本碩 本因坊 道策 白中押 道策門下五虎の1人本碩との対局
<対局の背景>
本碩は武州熊谷の出身で道策門下五虎の1人、七段まで進んだが23歳で早逝してしまった。

<本局の特徴>
上辺でワタリを先手で防ごうとした黒15の押しに反発した道策の白16、18が面白い。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

そして、
  「日本囲碁大系 第3巻 道策 解説 呉清源九段」
  「碁神道策              解説 福井正明九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

左の碁盤では変化図を表示することが出来ないので、変化図や詳細な解説を見る為に、出来るだけPocketGobanで鑑賞ファィルを見ることをお薦めします。

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古典棋譜鑑賞 道策

39元禄10年8月12日 1697 先 熊谷 本碩 本因坊 道策 白1目 滋味あふれる名局(玄妙道策)
<本局の特徴>
道策は門下五虎の末弟本碩に研究碁の相手を命じ、7局を打った。結果は本碩の3勝4敗で、その内局が1目差であった。道策の碁は大技の決まった碁ばかりでなく、本局のようなきめ細かい名局もある。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

そして、
  「囲碁古典名局選集 玄妙道策 解説 酒井猛九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

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古典棋譜鑑賞 道策

40元禄 5子 雛屋 立甫 本因坊 道策 白中押 類を見ない大技の決まった碁
<対局の背景>
「欄柯堂棋話」には雛屋立甫の名で元禄年間の対局として、「古今碁經抜粋」には常陸名月院とされている様で対局者ははっきりしないのであろう。後年9世本因坊察元が「3段くらいの力量あり、学ばざる碁故かくの如し」と評している。

<本局の特徴>
なんと言っても、白79から、白85の絶妙手である。福井九段の解説では「類を見ない大技」と表現されている。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

そして、
  「日本囲碁大系 第3巻 道策 解説 呉清源九段」
  「碁神道策              解説 福井正明九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

左の碁盤では変化図を表示することが出来ないので、変化図や詳細な解説を見る為に、出来るだけPocketGobanで鑑賞ファィルを見ることをお薦めします。

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