古典棋譜鑑賞 道策

21延宝2年 1674 先 安井 知哲 本因坊 道策 黒6目 道策らしからぬ、中盤、終盤のミスで、序盤の優位を失った碁
<対局の背景>
30年前現在であるが、知哲の遺譜は全部で60局、内御城碁は13局(実際には17局打ったが4局は記録が見つからない)

<本局の特徴>
黒を布石でリードしたものの、中盤、終盤で失着が出て、道策が破れた。6目であるから、現代ならコミガカリということになる。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

そして、
  「日本囲碁大系 第3巻 道策 解説 呉清源九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

左の碁盤では変化図を表示することが出来ないので、変化図や詳細な解説を見る為に、出来るだけPocketGobanで鑑賞ファィルを見ることをお薦めします。

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古典棋譜鑑賞 道策

22延宝2年 1674 2子 安井 知哲 本因坊 道策 白中押 知哲が2子で大石を取られて負けた碁
<本局の特徴>
知哲が取られた大石の死活は、後年、文化時代に林元美準名人が「碁経衆妙」の劫の部に実戦図そのままで掲載しているめずらしい例である。 下辺の黒に対する攻めは星に対して三々に打ち込んだ時に出てくる死活に似た手筋である。星の定石では2の1にあたる手筋がこの死活では2の1でなくても、手筋になっている。
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そして、
  「日本囲碁大系 第3巻 道策 解説 呉清源九段」
  「碁神道策              解説 福井正明九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

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古典棋譜鑑賞 道策

23対局日不明 3子 福尾 玄故 本因坊 道策 黒勝 石を攻めながら中央を囲った黒が勝った3子局
<対局の背景>
3子で4局の遺譜のある玄故との対局。道策の2勝2敗の打ち分けである。
上記は、日本囲碁大系3道策での記事であるが、碁神道策では6局で玄故の4勝2敗となっている。遺譜が発見されたのだろう。

<本局の特徴>
右上に「トンボの羽根」あるいは「観音開き」というニックネームのある悪形を打っても、道策の打ち過ぎで黒勝利となった碁。
碁を決めた黒の着手は白を攻めて肩に打った手が中央を囲う手になっての勝利であり、smile_ace好みの碁ではなかった。
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そして、
  「日本囲碁大系 第3巻 道策 解説 呉清源九段」
  「碁神道策              解説 福井正明九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

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古典棋譜鑑賞 道策

24延宝3年8月6日 1675 先 安井 春知 本因坊 道策 白中押 絶妙の手造り
<対局の背景>
春知との碁は道策自身が生涯の会心作とした碁も含め遺譜が3局(碁神道策による)なのは意外である。

<本局の特徴>
玄妙道策による酒井猛九段の解説を参考にしたが、この碁の解説は100手まで何もなく、殆どが右上の攻防に費やされている。酒井九段の解説で「純理的に」という表現が使われていて面白かったが、その言葉にマッチするかの様な細かな変化図を見て頂きたい碁である。
一部、結論が示されていないと思われる変化をsmile_aceが補足したが、妥当性に関する意見を頂けたら有り難いと思います。
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そして、
  「囲碁古典名局選集 玄妙道策 解説 酒井猛九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

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古典棋譜鑑賞 道策

25延宝3年10月20日
 御城碁
1675 先 安井 算哲 本因坊 道策 白18目 安井家の研究不足を衝いた道策の快勝譜
<対局の背景>
呉九段の解説
道策は御城碁を16局打って14勝2敗であるが、2敗はいずれも2子置かせている碁であり、いずれも1目負けであった。御城碁の記録としては秀策の19連勝があるが、道策の記録は、これと比べて、まさるとも劣らないものであろう。

<本局の特徴>
道策は白のこの右下の形を好んで打っている。一局の内、左上と右下にこの形を打った碁もある。安井家が右下の正しい打ち方を知らず、白がいつもその折衝で利があったからであった。
smile_aceがまず棋譜を見て感じたことを左の碁盤の下の余白に表示してみました。>(前進)や<(後退)で動かして下さい。

そして、
  「日本囲碁大系 第3巻 道策 解説 呉清源九段」
を参考に変化図も加えて 鑑賞ファィル を作ってみました。

左の碁盤では変化図を表示することが出来ないので、変化図や詳細な解説を見る為に、出来るだけPocketGobanで鑑賞ファィルを見ることをお薦めします。

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