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ランナーなら少しでも速く長く走りたいと思うものです。しかし、私の年齢では記録の向上は困難です。いかに走力を落とさないかがもっとも重要な課題になります。 |
◎具体的な手立て 3つの理論を支える手立ては、それぞれに関わりをもちます。
@体のメインテナンス
・週1の整骨院通院 15年以上継続して、膝、腰を中心に診ていただいています。
・レース、練習で欠かさずテーピング 大腿部〜膝にキネシオテープ
・故障、体調不良の予兆があれば勇気ある棄権、練習の中止
・体重管理 60〜61kgをターゲットゾーンにしています。
Aレース計画
・距離の限定 5キロを中心にして、800m〜10kmを走る。それ以上は極力出ない。故障・疲 労蓄積の防止、
・季節による変化 春・夏は中距離と5km、秋・冬は、5〜10kmとして同じような負荷を年間を 通してかけない。
・メインとサブレース メインは年3レース、後は練習試合(ペース走)としてとらえる。
・レースの連続 都合が付く限り、週末はレース。年齢的にオンオフ的な年間スケジュールを 組むとオフで低下して戻らなくなる危険。
B練習計画
・ロードの練習なし 基本、ジムのトレッドミルと公園のクッションの効く走路のみ。
・月間 150km以内(走り込みの時期のみ 200km以内)走れば走るほどリスクが上がる。
・基本スケジュール
○レースのある週(今は、ほとんどこっちです。)
月 完全休養 火 ジム 水 公園 木・金 完全休養 土 調整 日 レース
○レースのない週
月 完全休養 火 ジム 水 公園 木・金 完全休養 土 公園 日 ジム
・練習内容
【ジム】トレッドミル 傾斜5%12.5km/hがメイン マシンによる筋トレ
【公園】レースの週は調整のペース走 ない週はスピード練習 冬場はペース走もあり。
【調整】3kmジョグ+流し3本
Cアンチエージング対策
・筋トレ 10年以上、週1〜2回のマシンによる筋トレ、上半身下半身バランスよく。
・坂道走 練習場所の公園は起伏のあるコース。インターバルは坂を使う。トレッドミルは、 5〜10%の傾斜を付ける。脚筋と腹筋・背筋を走りながら鍛える。
・心肺機能 春から夏はインターバルを多用。ラストは常にビルドアップ。
Dモチベーションの維持
・お友だち作り サークルには属さないが、知り合いの頑張りが刺激をもらう。
・マスターズ参加 自分より年上の方が、頑張っている姿をみると自分はまだまだと思う。
・勝負、タイムにこだわる 自分の目標に届かないときは、悔しがるようにする。
こんな手立てをとって、日々のランニングライフを過ごしています。細かな練習内容やタイム設定、コンディショニング調整などはナンショです。30年間走り続けて、積み上げてきた理論です。一言で言えば、『おじさんは、走らないほど速くなる』です。今まで、走りすぎて一時期は速くなっても、走れなくなったり記録が低下していったランナーを数多く見てきました。中高年は、距離に頼るのではなく、自分の体をいかに維持するかにかかっていると思います。ともに、走力維持を目指していきましょう。
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