この作品は、叶さんが主催して下さった『☆24時間以上耐久☆らくさんお尻たたき祭り☆』の際、参加して下さった皆さんが作られたリレー小説です。
増田掘削工具製作所
「なんか、学校の宿泊体験を思い出す」
玉ねぎの皮を剥きながら言ったエドワードの言葉を聞いて、ホークアイは笑った。
「私はどちらかと言うと、合宿のような感じがするわ」
今日は職場のみんなで温泉地に慰安旅行に来ている。のんびり羽を伸ばせるかと思ったのだが、少しでも費用を浮かせるためにと、料理は自分たちで作り、酒も持ち込みだ。寝る場所も男性陣と女性陣はさすがに別の部屋に割り振られたが、全員が床に布団を敷いての雑魚寝だという。
どの辺が慰安旅行なんだと思いつつも、仕事の関係で不参加だと言っていた弟が直前になって参加できるようになり、一緒にこの温泉地に来れたことにエドワードの心は浮き立っていた。
直さん ********************
さて、飯盒で米を炊いているのはハボックやブレダたちの役目だった。ロイは大量に釣ってくるので安心して待っているがいいと言い残し、近くの渓流へ姿を消してからもう二時間がたっている。もしかしたら一匹も釣れてないかもしれないなと居残り組みは談笑していた。その中にアルフォンスの姿もあった。 「夜は当然肝だめしやるよなっ? なっ?」 イベント好きらしいハボックの声に、そうだなと幾人かが賛同してみせる。 「花火の前ですか、後ですか」 「前だな」 「それじゃルートを確認してきます」 アルフォンスは立ち上がり、山林へ向かって歩き始めた。 小型自動車が漸く通れる程度の細くうねった小道は既に薄暗く、アルフォンスの歩幅に合わせて足元の砂利音が大きく響く。百メートル程先に旗を立て、人数分のキャンディの入った袋をその旗の先にくくりつけると元来た道へ引き返した。これで準備は完璧だ。 「一緒に歩くのと驚かす側になるのと、どちらが得かなぁ」 今夜の出来事を脳内シュミレーションしつつアルフォンスは自然と笑顔になっていた。
叶さん
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「ええ! 肝だめしかよ」
エドワードは嫌そうに言った。
「で。お前、まさかメイスンさんみたいな仕込みを用意してんじゃないだろうな」 「なんで僕がご指名なのさ、人聞きのわるい」
アルフォンスは、カレーをかき混ぜながら文句を言った。くつくつと煮えるおいしそうな匂いに、陶然となる。残業をこなしてこちらへ合流したので、結構空腹だった。
「いいだしっぺは僕じゃありません。ルートはさっき決めてきたけどね」 「どこだ?」 「ベーシックに展望台への道の途中までだよ。あそこまでなら常夜灯の灯りもちょっと届くから足元もあぶなくないし、女の人たちも楽しめるだろ?」 「まあな……しかし、魂胆が簡単に読める提案だよな」
ぶつぶつとエドワードは言いながら、重たいダッチオーブンのフタを開けた。巨大な鳥の丸焼きがふわっとたまねぎの甘い香りをただよわせて現れる。味身にはじっこをむしり、エドワードは口に放り込んだ。
「まあまあかな。……ほら、ナイショだぞ」
手羽をこっそりむしりとる。エドワードはそのまま、それをアルフォンスの口に放り込んでやった。塩加減が絶妙の、柔らかくてジューシーな肉に、アルフォンスの顔がほころんだ。
増田掘削工具製作所は、世界に誇る日本の「ものづくり」の一端をになっている。とくにエドワードをリーダーとするグループが担当の超硬度掘削ドリル、それからアルフォンスほかブレダやファルマンが担当する超精密掘削ドリルやフライスは、完全受注生産で大変に好評だ。 というわけで、世界同時不況の昨今も、増田掘削工具製作所はめでたく右肩上がりで業績を伸ばしている。こうして福利厚生費で社員全員の慰安旅行ができる程度には。
「まあとりあえずだな」
チキンをのせたご飯にカレーをどっさりかけながら、ハボックは宣言した。
「肝だめしは二人カップル決定。俺はどーにかして、経理のソラリスちゃんと組になって行くぞ」 「……やっぱりそれが目的かよ」
ブツブツとエドワードはビールを開けつつ呟いた。
「ホントにオトナって馬鹿なことばっかり考えるよな」 「なにおう、いつまでも兄弟仲良しこよしのお子ちゃまズと一緒にすんじゃねえよ。お前らもホレ、誰か目当ての子はいねえのかよ」 「あいにく俺の弟はよりどりみどりだ。ためしに聞いてみよっか? ――おおい、アルと組んで肝だめししたいやついるー?」
あちこちから悲鳴のような「いくいく!」「きゃあー、私絶対組みたい!」などという声が上がった。
「へへん、どーだ」 「兄さん、ビールばっかじゃなくて何か食べなよ」
アルフォンスは女たちの悲鳴など、風の音ぐらいにしか聞こえないといった体で、せっせとタマネギとチキンをほぐしてカレーに混ぜている。この弟が兄貴フェチでブラコンなのは、すでに会社中に知れ渡っていた。少々フツウじゃないほど仲がいいことを知っているのは、ここにいる数人だけだったが。
「……どこの世話女房だよ」 「いいですね、世話女房。僕、いつでも専業主夫になって兄さんに養ってもらう気満々なんだけどな」 「……やめてくれ。お前が抜けたら、JAXAの受注、こなせなくなる」
らく
フュリーの説明に、みんな頷く。まずは組み分けだが、誰がアルフォンスと一緒に行くかで女性陣は火花を散らしていた。それを知ってか知らずか、くじ引きで決めるときにそのくじに参加することをアルフォンスが辞退した。
「女性が少ないから、どうしても男同士で組まなきゃいけない組が出てくるでしょう? 僕たちが犠牲になりますよ」 隣にいる兄と手をつないで皆に見えるよう持ち上げて見せた。エドワードは唖然として、自分の手を持ち上げている弟の顔を見た。
「……おまえな」
「うん?」
「魂胆みえみえのイベントで、なぜ兄と組む……」
「魂胆があるから」
暗闇の中からは、きゃー! とかうわー! とか悲鳴が聞こえてくる。
「おまえ、俺があんなふうに悲鳴をあげて、抱きつくと思ってんのか?」
「思ってるよ。ひと夏の楽しい思い出ができるね」
「できねえよ」
「じゃあ兄さんは、この慰安旅行、つまらない?」
「………」
皆で騒ぐのは面白いし、不参加だったはずの弟が参加することになって、楽しくないはずがない。
「人前じゃさすがに出来ないけど、暗がりに行ったら、こっそりキスしよう?」
そう言って、手をつないでくる。 「はぐれると困るからって理由で堂々と手をつなげるし。広いお風呂に一緒に入れるし。お風呂は誰もいなくなった深夜に入ろ? それと寝る場所は壁際にしようね。間違っても増田さんの隣にならないように気をつけてよ」
エドワードは顔や表情には何も出さずにクールに暗闇を見つめていたが、つながれた手を握り返し、両耳を赤く染めていた。
直さん
ぱいんさん 男女ペアを決める段になり、それぞれの水面下での攻防が静かに行われた。 経理のソラリスと組むことに腐心していたハボックはその下心が祟ったのだろう、気がつけば、掘削ドリル開発部のいぶし銀のエース、ガーフィールと組むことに落ち着いた。
「あらぁ〜んvvvハボちゃんと一緒なのね〜ん、うふ、ヨロシクvvv」 「Σえ?!おっ俺は女性とペア希望だったんだけど・・・・・・?!」 「あら〜〜ん?わたし心は立派なレディよ〜んvなにも問題ないわねvvさあ、スタートしましょvvv」
そんなやりとりの末に、ハボックは逞しい筋肉に抱きこまれて引きずられてゆき、間もなく闇に紛れて見えなくなった。 それからしばらくの間、遠くから時々、彼の悲鳴のような声が皆の耳に届くこととなった。
「じゃあ、兄さん。次は僕達の番だよ。」 先程からこっそりと指を繋いだままの弟は、そう言ってまた絡めた指を握ってきた。
二人で展望台までの道をゆっくりと歩く。 足元は暗かったが、所々に点在している常夜灯の灯りで道を間違える心配は無さそうだ。 それにしても山の中の暗い小道は静かだった。さっきまでのハボックの悲鳴も既に聞こえてこない。
「なあ、アル。これって驚かす担当の人間とかもいるのか?」
繋がれていた指は今は離されているが、その代わりアルフォンスの腕がエドワードの腰にエスコートするように回されている。
「ああ、驚かす役の人は誰もいないんだ。皆、じっと隠れて人を待つより、お目当ての人と参加したかったみたい。僕がそっちに回ろうかとも思ったんだけどね、兄さんを誰か別の人と組ますなんて、我慢できなかったからさ。」
そう言うなり、アルフォンスはエドワードの頬にちゅっと軽くキスをした。 された方の表情は暗くて見えなかったが、その顔と肩がびくりと反応して、アルフォンスは口元を笑んだ。
「ね、兄さん。ちょっとこっち来て。」
アルフォンスは小さな声でそう伝えると、正規のルートから外れて真っ暗な小道へと兄を誘った。
「おい、大丈夫なのかよ。道を逸れたら危なくないか?」 「大丈夫だよ、さっき下見の時にいい場所見つけたんだ。さ、こっちだよ。」
弟に半ば強引に連れられて、道にもなっていないような小道を進む。 少し歩くと突然見晴らしがよくなり、その眼下に美しい夜景が広がった。 「うわぁ・・・・・・」 エドワードは思わず感嘆した。 「ね、きれいでしょ?」 その眼下には山の麓の町の灯りが煌めき、その先には海が広がっているのが見えた。 真っ暗な海にはイカ釣り漁船のものだろうか、柔らかい光がぽつりぽつりと海に反射して揺らめいていた。
ぱいんさん
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「真っ暗な闇の中の灯りっていいな。闇が深いほど灯りが安堵出来る場所に感じる」 「ムード盛り上がってきた?」
冗談めかして言うと、呆れたような声が隣から聞こえてくる。
「おまえは本当にこういうことに如才無いのな」 「兄さんを手に入れる為なら」 「もう手に入れてるだろが」 「手に入れたらそれで終わりじゃないよ。手に入れてから、恋愛は本格的に始まるんだ」 「兄貴相手に改まって恋愛も何もないだろ」 「誰が相手でも恋すれば同じだよ」
アルフォンスは更に兄の体を自分のほうに強く抱きよせた。
「ちょっと待て。……まさか盛り上がっちゃって、今ここでするとか言わねえよな?」 「さすがに言わないよ」 「常識がある弟で俺は嬉しい」 「なに、ここで夜景見ながら仲良くしたかった?」 「まさか」 「でも僕としては、キスはしたいと思ってる」
エドワードが吐息で笑う。
「顔がよく見えないから、兄さんから近づいてくれる?」
言われるまま、エドワードの顔が近付いてくる。お互いに手を伸ばして頬に触れ、目を開けたままキスをした。
「……なんか、こういうキス、新鮮」 「だな」
遠くから微かに笑い声が聞こえてきた。
「もうそろそろ戻るか?」 「……まだ。もう少し」
笑い合い、ゆっくり近づいて、二人はまたキスをした。
直さん
******************** らく ********************
しばらくキスを続けて、二人は額を合わせ、くすくす笑った。 「戻ろう」 「うん」
そのままエドはアルの手を握り、もとの道へと戻った。砂利道に踏み込んだとたん、おかしな雄たけびを上げる影が、ものすごい勢いで二人の前に現れた。
「ぎゃー!!!!!」 「「わああああ!?」」
思わずひし、と抱き合う。ハボックだった。二人には目もくれずに、ふもとへと走って降りて行く。……半分パンツがずり落ちていた。思わず目を見合わせる。何が起こったのかは一目瞭然だったが、黙っていよう、と二人は思った。
「よし! 花火花火!」 「増田しゃちょー、出番すよー!」 「……そこをどきたまえ」
ロイ・増田(アメリカ人とのクオーター)社長は、おもむろに前へ進み出た。先ほど魚釣りで惨敗した身としては、やはりここで挽回しないければなるまい。ロイは前髪を横へ振り払いすばやく後ろから……溶断溶接器ブルーパックSを取り出した。
5分後、アセチレントーチをまだ組み立てている社長をほうっておいて、社員一同は、みなライターやマッチで火をつけはじめていた。
「おお! かっけーぞアル!」
エドワードが火をつけたのは、3段式の噴出し花火だった。7色の火花が断続的に噴出すタイプだ。滝のような光がほとばしり、エドワードの金髪を明るく染めた。アルフォンスはほれぼれと、そのきらきら輝く光と――自分の兄を見つめた。
「兄さん、綺麗だねえ」 「ああ、工夫してあるよな、この火薬の詰め方」 「花火のことなんか言ってないよ。兄さんがキレイだって言ってるの」 「あーそーそれはどーも」 「冷たいなあ」 「いいからお前も花火やれよ。その線香花火とかは?」 「……あとで髪洗ってあげないよ」
べ、とエドワードは舌を出し、けらけらと笑った。
「これ終わったら、風呂行こうな」 「うん」
アルフォンスはねずみ花火に火をつけた。
KKさん しゅるしゅると飛び回る光のパレードにその場の全員が沸いた。調子に乗った者たちが誰彼となく手当たり次第に火を点け、音と勢いの派手なものが七色の炎を吹き出していく。今夜は一応風があるにはあるが流れは悪く、花火と共に急激に発生した白煙が空へと上りつつ一帯を覆っていくと、あっという間にその場を煙幕で塞いだ。煙のカーテンのおかげで他の人々の動向がよくわからない状況の中、二人は火薬の匂いを避けるように風上へと移動し、僅かに残った花火に火をつけ始めた。 「刹那の明かりだよな」 しゃがみこんでできるだけ指先の揺れを抑えながら、エドワードは暗がりに灯る線香花火の仄かな赤を穏やかな瞳で眺めている。 「どこまでも優しい。……触れると温かくて、こうやって掌をかざすと……はぜるような感触……これって兄さんが僕にするキスに似てる」 「意味がわからん」 「今すぐ実地で教えてあげようか」 「いつ誰に覗かれるかわからん状況でおまえの提案を受け入れられるほど俺は露出狂じゃねぇ」 「またまた、恥かしがっちゃって」 にっこり微笑む弟を兄はむっつりと無視した。 キスは先ほどこっそりしたばかりで十分満足しているはずなのに、弟からその単語が出るだけで喉が渇いたような気持ちにさせられる。呆れるほど自分は貪欲だとエドワードは内心苦笑した。 ぽたりと土に落ちた最後の輝きがぱっとはじけ、唐突に暗闇を呼び戻す。手元の線香花火もとうとう最後まで使い果たした。 さて帰るぞと隣に声をかけようとしたはずが、一瞬で顎を捉えられ、隣の男にしっかりと唇を奪われた。 「……ン、てめぇ……っ」 「声出さないで、皆にばれちゃう」 あろうことかアルフォンスはその場で舌を絡めてきた。エドワードは思わずそのまま引き摺られそうになる気持ちを必死で抑え、アルフォンスの両耳を無理やり引っ張りながらなんとかやめさせた。 「……今夜は絶対、おまえの隣では寝ないからな!」 「ええっ、それじゃあ誰の隣で寝るつもりなの?」 「さぁな」 立ち上がり、ふんと鼻を鳴らしてエドワードは歩き始めた。 「どこ行くの」 「さっさとフロ入って寝る!」
叶さん ********************
ゆかいさん
風呂に行くと、花火を終えた連中が次々と入ってくる。エドワードはさっさと体と髪を洗うと、簡単に流して出て行ってしまった。 部屋に戻ると、持ち込んだビールでまた宴会が始まる。盛り上がった男たちは敷いた布団の上に胡坐をかいて、仕事の愚痴だの、恋人の惚気だの、彼女ができないだのと騒ぎながら、どんどんビールを空けていった。
ほどほどに付き合い、エドワードは部屋の隅に行って壁際の蒲団に横になる。隣に当然のようにアルフォンスがやってきた。
「とにかく兄さんの隣には誰も寝かせない」 「……勝手に言ってろ」 エドワードは浴衣をきちんと着直して帯を締めると、薄い布団に横になる。アルフォンスが隣で横になってこちらを見ているのを見返しながらしばらく瞬いていたが、疲れていたのかすぐに睡魔が襲ってきて心地よい眠りへと落ちていった。
どのくらい、うとうととしていたのか。
唇に何かを感じ、ふと眼を開ける。
「しー…」
アルフォンスがささやいて、また唇にキスをする。寝起きでぼんやりしていたエドワードはそれを素直に受け、体を弄られていることに気付いても抵抗をしなかった。
電気は消され、カーテン越しの月明かりしかない青白い暗い部屋の中では、あちこちから鼾が聞こえてくる。宴会は終わり、同僚たちはぐっすり寝入っているようだった。
「……ア…ル……」 「うん」 「なに…」 「大丈夫、大人しくしてて。最後まではしないから」 アルフォンスの手が、浴衣の袂を割って入ってくる。眠っていたその場所を指で探り煽るように愛撫され始め、エドワードは息を乱した。 「……っ…」 「声出しちゃだめだよ。気付かれる」 笑いたいのを我慢すればするほど笑いたくなるように、声を殺そうとすればするほど大きな声を上げたくなって、苦しい。震える指先をアルフォンスの浴衣の襟元に伸ばして、エドワードはぎっと強く握り、弟の胸に額を強く押しつけた。
「……結局こうなるのかよ」
深夜、広い露天風呂に二人きりで入り、エドワードはぐったりと縁に頭を乗せながら文句を言った。
「どうせなら僕の肩に凭れたらいいのに」 「襲われるから嫌だ」 「ちょっと愛撫しただけでしょ。ちゃんと我慢して、兄さんをいかせただけで最後までしなかった」 僕って忍耐強いなあ、なんて暢気に言う。 「忍耐強いやつが襲うか、あんな大勢いる場所で」 「浴衣姿で乱れる兄さんが見たかったんだよ」 「だからって、人前でやるな」 「でも背徳感が燃えたでしょ?」 「うるせー!」 ばしゃん、とお湯をひっかけると髪を濡らしたアルフォンスが、あははは、と笑った。 「兄さんの浴衣姿に欲情したのは本当。……ねえ、今度は二人きりで温泉地に来ない?」 「……ゆっくり休息させてくれるなら」 「それは約束できないなあ。でも、いつも以上に気持ちよくはさせてあげる」 「……」 「いや?」
アルフォンスの浴衣姿は新鮮で、妙に色っぽかった。もう一度、誰の目もないところでゆっくり見たいと思ってしまった兄は、拒絶の言葉を口に出来なない。
アルフォンスが顔を近づけてくる。
エドワードは目を閉じてそのキスを受けることで、その提案に同意した。
直さん |
おしまい |
増田掘削工具製作所(タイトル考案KKさん)の制作に参加して下さった方々。(何れも順不同) ※( )は運営されているサイト名です。 ≪文を書いて下さった方≫ 直 様 (てのひらのなか) 叶 逢樹 様 (僕は兄さんだけでいい。) KK 様 (ほーる!) 山崎 ぱいん 様 (蜂蜜Bomb) ≪絵を描いて下さった方≫ 山崎 ぱいん 様 (蜂蜜Bomb) ゆかいうめこ 様 (シェルぱあ!) +らく 素敵な作品をありがとうございました<(_ _)> |