移動の日
2002年9月23日
八重山諸島一人旅4日目
・石垣島としばしお別れの日
朝、目が覚めた。7時30分。いつものとおり携帯の目覚ましだった。天気はいい。食事を取りに行く。お酒を控えたせいか、問題なく食べられた。食事が終わったら、精算です。3泊(朝食のみ)で、しめて、10500円也。代金を支払い、10時頃に部屋から撤収する旨伝える。
今回宿泊した民宿は1泊素泊まりで,3000円。安い!!。ダイビングの人はほとんどが,素泊まりで、朝食は、民宿の隣にある店で購入していた。結構いろんなものが置いてあるそうな。
荷物を回収しに、Shopへ行く。スタッフは、港へ行っていて不在。荷物をメッシュバッグに詰め,民宿に持って帰る。時間があったので、市街をうろつく。昨日食事した場所とか、過去に行った店、有名な店などを撮影しに回った。
有名な「磯」
かわったシーサーや、鈴石などがある
最近できたらしい。「ゆんた」
いろいろ回ったが、9時前。ちょうど本日ダイビング組が港に集合している頃かと思い、港へ移動。ちょうど出発する直前だった。挨拶をして、最後のお手伝いの船のロープを外し、皆さんとお別れをした。
その後、民宿に戻り、荷物ををハードケースに詰め込み、部屋をちょっと掃除する。
よく、民宿の入り口にノートがあっていろいろ書いたりするのかと思っていたら、別館にはノートがなかった。いいのであろうかと思いつつ・・・。10時前、民宿の人に離島桟橋まで、送ってもらった。(次来たときも同じここに泊まることでしょう。)
波照間行きの高速船は11:00発。離島桟橋には、10時10分くらいに到着。高速船のチケットを購入する。往復割引があるので、往復のほうがいい。チケットには赤字で、大原経由と書かれていた。どうやら、西表島に寄り道です。(本当は寄るようにはなっていないのですが、不定期で、経由するそうです)
安栄観光と、波照間海運があって、料金はそんなには変わらない片道3000円ほど。海の状況が悪いと、早く欠航するのは、波照間海運だそうです。現に、安栄観光で行ったので聞いた話ですが、当日、朝・昼便は、波照間海運は欠航していたそうです。
チケットを購入したが、11時まで、かなり時間がある。荷物があるので、置いてどこかに行くわけには行かず、じっと乗り場前で、待っていた。横にはカメラを持った、私より2つ3つほど若そうな人がいた。どうやら波照間に行くようだ。日本人は、荷物を置いたまま、近くのブルーシールのアイスクリームを食べに行ったりしている。海外なら荷物盗られるぞって思いながら、じっと高速船が来るのを待つ。やっと来た!。
船は来たが、乗船は最後まで待つ。荷物が大きすぎて、邪魔になるので。最後にようやく乗船する。降りてくる人にダイビング機材を持った人が3人いた。島の状況を聞こうかと思ったが、とっとと行ってしまい聞けなかった。機材を船後部のエンジン排気塔部分に置く。船員に言われた。「濡れてもいいですか?」(そんなに波あるの?)って思ったけど、いいですと言い、船内に。最後だったので、座るところがない・・・。相席をさっき乗り場にいたカメラ持った人にお願いし出発となった。
(港の海の色も違うかと・・・。エメラルドグリーンです。)
出港してしばらく。徐々に波が高くなってきた。40分程度したとろで、西表島に到着。前にも来たような・・・。懐かしい風景が目に入ってくる。何人かが乗り降りし、出港した。お客を見送りに着ていたのでしょう。見送りの1人が、手を大きく振りながら、海へ飛び込んだ!。きれいな海だからできることなのでしょう。
西表を出た船は、波照間島へ。波が高い!。寝ていると時々大きな揺れで、目が覚める。隣の人は爆睡している・・・。窓に水しぶきが掛かっている。そうこう40分程度。波照間島が見えてきた。周囲15km程の島。結構大きく見える。島の中央付近に風力発電の風車が回っている。港に到着。ダイビングサービスの車を探す。あった!「いしの荘」。
早速挨拶をして、乗車。民宿に行く。
民宿の前では、サングラスをした怖そうな人と、あと、3人(男性2人、女性1人)が話をしている。主人が分からず、とりあえず荷物を部屋に入れる。
携帯電話をふと見る・・・・・。なんと,圏外です。ドコモと、auは使えるらしいが、J−Phoneユーザーは不便なことに・・・。
13時前なので、食事をどこかでとろうかと考えていた。島内観光もしたいし・・・。そうしたら、迎えに来てくれた年配の女性(石野荘の奥さん)が、レンタサイクルを借りれるところがあるので、教えてもらい、昼食もさっき来た港のターミナルにおいしいそばがあるとのことで、シュノーケリングセット、デジカメ、を持参して出発した。
まず腹ごしらえで、港のターミナルへ。
発電所が宿から比較的近いところにある。ちょっと撮影。
月末まで夏季電力安定供給強化期間です。門扉がないなー。
裏にまわり撮影。見るかぎり、風力発電1基、ディーゼル発電機3基(2基発電中)。裏のドアが開いているので、エンジンの音が、聞こえる。
「やぎ」が・・・。あちらこちらで・・・・。
港に到着です。
港のターミナル。最近できたらしい。
中に入ってみてびっくり!!店が閉まっている。定休日・・・。月曜日ではないか!!今日です。あきらめて、青空食堂へ行く。しかし、初めての地。地図を片手に移動するが、なかなか到着しない。地図では近いんやけどなー?
何とか到着しました。「青空食堂」
食事を決める・・・。本日のおすすめ。「やぎそば」?さっき見かけたような・・。注文してみようと。
店員に、初めての人は当たる(らしい)そうなので、今回はあきらめ、ランチ(ハンバーグ定食)に決定!。(やぎ肉は匂いがきついらしい)
食事をとり、島内観光に。まず最南端へ向かう。自転車で、移動するが、ちょっとup・downがあり大変なところも。途中マイクロバスとすれ違った。(島内観光をマイクロバスで、しているところがある)。両側さとうきび畑の中を走っていく。
自転車で、15分くらいでしょうか?やっと到着です。
なんと!船の中で横に座った人がカメラ片手に撮影していた。
最南端です。
最南端です。
なぜか碑が2種類ある。国旗もある。
天文台がある。今回、南十字星は見れないので、遠くから撮影。次回は中を撮影したい。
続いて、島を時計回りに移動(島周回道路がある)、ニシ浜に行く。
なんときれいな海。ちょっと波があるので、リーフの外側へは出れないみたいだ。
早速着替えてシュノーケルセットをもって行く。砂がとても白い!。
ヤドカリ発見。
海の中を見るがあんまり魚がいない。モンガラカワハギが何匹かと、小さい魚がちらほら。しかも、浅い!。深くても1m程度。リーフの外に出れたらなーって思うが、波があり無理。これもまた次回ということで、海から上がる。ちゃんとシャワーも完備されている。
なんと、船と、最南端で見かけた人が、ニシ浜でも。みんな行くところは同じなんですねー。
あと見るところは・・・・。とりあえずあちこち回る。
みやげ販売島内2箇所のうちの1つ「もんぱの木」
とりあえず、場所だけ覚えておき、あとで、買いにこよう。
島内唯一の金融機関。さすが郵政です。(民営化したらなくなってしまうかもね)
営業時間はチェックしておかないとね。
唯一の酒造です。見た目は全く分からないが、近くに行くと、甘い(麹?)の匂いがしています。ここの泡盛(泡波)はなかなか手に入らないそうです。
一番近いのに最後になってしまいました。(主人の後ろ姿です)
観光も一通り終了し、民宿に帰ってきました。ダイビング組も戻ってきており、ビールを片手に・・・・。16時過ぎです。知らない間に自分もまぎれていました。(笑)
主人は、ジンが好きらしい。
その他、ウイスキー、泡盛(泡波、八重泉)が置いてあり、どれでも選んで自分で作る。しばらくすると、タンクのエアーチャージのため,充填所前で、飲む。
波照間島の唯一のエアー充填所。
エアー充填も終了した頃に、夕食。特に郷土料理ではなく、普通の家庭料理って言う感じです。
夕食後,みんなそろって、青空食堂へ。そこで、ビールか、泡盛のお茶割(500円也)を注文する。お茶割は,大き目の中ジョッキに泡盛1合が入っているらしい。飲み口がいいので、ついつい飲んでしまう・・・。付け出しは、やぎ肉だった。食べてみたが,そんなには臭くなかった。いろいろ話に花が咲く。23時頃閉店のため、民宿に帰る。
ここで、メールチェックといきたいが、通信手段がなくあきらめる。仕方なく、圏外で、使えないが,唯一使える機能の目覚ましを掛け、床に入る。zzz。
続いて、24日へ。