BF団十傑集  衝撃のアルベルト


衝撃のアルベルト・近影 衝撃波を自在に操ることができる。衝撃波は両手から繰り出す以外にも、指先からビーム状に放ったり、空中で姿勢制御に使ったり、葉巻に火をつけたりと用途は色々。
 貴族の血を引いているらしいが、名前からするとドイツ人か。妻に一丈青・巵三娘(いちじょうせい・こさんじょう)がいたが巵三娘とは死別、一人娘のサニー・ザ・マジシャンとは現在親子の関係を絶っており、混世魔王・樊瑞がサニーの後見人となっている。
 「ドミノ作戦」執行時に盟友、「眩惑のセルバンテス」の命と右眼とを国際警察機構エージェント、戴宗によって奪われ、以来戴宗にはひとかたならぬ憎しみを抱いており、己の宿敵としている。
 「地球静止作戦」において(たぶん)落命するが、その最期を見る限り、アルベルトにとっては、BF団による世界征服よりも、己が戦いに身を投じ、国際警察機構(戴宗)とあくなき戦いをつづけることを望んでいたようである。もっとも彼をその行動に走らせた背後には「地球静止作戦」行動中の幻夜の行動を発端となすBF団、ひいてはビッグファイアへの不審と、「地球静止作戦」、そしてジャイアントロボと草間大作という三者が絡み合った結果に生じた、宿敵・戴宗との不本意な決着があったためかもしれない。盟友・セルバンテスと宿敵・戴宗、戦いを通して認めた相手が続けざまに失われることはアルベルトにとって身を切られる思いだったのかもしれない。十傑集と言えど、拳と拳を交えることでしか語り合えぬ不器用な生き物と言うことか。

 ところで、初登場時、一人称は「わたし」だったが、いつのまにか「ワシ」に変わっています。もっとも、「ワシ」の方が似合ってますけど。

名前:衝撃のアルベルト(しょうげきのあるべると)
職業:BF団幹部 十傑集
年齢:38歳
演:秋元洋介
登場話:全話(6話では声とシルエットのみ)
コミックス版での呼称:衝撃のアルベルト
キャラクター原形:無名(第三神体を操る監視者)/「マーズ」
好きな掛け声:「ショワアッ!」