HOME->上野洋子->Live->『栗とマシュマロ〜ten years after〜』/栗コーダーカルテットMarsh-Mallow


2010年9月7日 「代官山 晴れたら空に豆まいて」19:30〜 18:30開場

出演
 『栗コーダーカルテット』:栗原正己・川口義之・近藤研二・関島岳郎
 『Marsh-Mallow』:猪野陽子・上野洋子・落合さとこ・高田みち子・丸尾めぐみ /敬称略

料金:予約 3500円、当日無し (別途Drink代 500円)

19:34 開演

第一部 『Marsh-Mallow

1.北へ
〜MC あいさつ・曲解説〜
2.真っ赤な平行線(新曲 作曲:落合さとこ)
3.自然現象シリーズ#03 太陽が照ってる
〜MC 曲解説・プログレの話し〜
4.ドロケイごっこ(新曲 作曲:猪野陽子)
5.☆☆☆☆☆(イツツボシ)
〜MC メンバー紹介・曲解説〜
6.A Circuit Of The Prayer
7.サンドウィッチ
8.恋は自転車に乗って
〜MC ありがとうございました・次回Liveの予定(12月で調整中)〜
9.キャベツ

20:32 第一部 終了

第二部 『栗コーダーカルテット』 20:55〜

1.カントリーマーチ
2.ボンネットバス
3.蝶々(ショパン)
4.アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
5.冷たくしないで(エルビス・プレスリー)
6.アパオの海外出張
7.コカゲ鉄道
8.遠くの友達
9.ひょっとこ
10.ピタゴラスイッチのテーマ(小組曲7曲)
11.つみきのいえ
12.光ノトキ
13.うれしい知らせ
14.おじいさんの11ヶ月

21:49 第二部 終了

最後に、『Marsh-Mallow』が加わり、全員で以下の2曲を演奏

1.夢のエキスポパイプ
2.There Will Be A Happy Meeting In Glory (ジョセフ・スペンス)

22:08 終了

 

■感想など

ステージ向かって左から上野洋子・猪野陽子・高田みち子・落合さとこ・丸尾めぐみ/敬称略
今回、移動は無し。

1.北へ
全員トーンチャイム。きれいなコーラスでスタート。以下[ ]内は使用楽器。

MC 以下 猪野陽子:猪・上野洋子:上・落合さとこ:落・高田みち子:高・丸尾めぐみ:丸 と略記

上「こんばんは。今日はお越し下さって有り難うございます。今日は『マーシュ・マロウ』と
 『栗コーダーカルテット』のJoint Liveということで、実はちょうど10年前の冬に一度
 Joint Liveを品川教会でやったことがあって…その時にいらしたかたというのは…
 あ!手が挙がってる!(もちろんわたしも手を挙げましたが、メンバーのかたに驚かれ
 てしまいました…(^^;)おお!有り難うございます。で、10年ぶりにお互いのバンドが
 10年続いてて良かったね、みたいな感じなのと(場内 笑い)、栗コーダーさんは
 すっかり大物アーチストになられましたが、私達はどんどん尻すぼみな感じだよね(笑)。
 でも地味にやっておりますので、今日は楽しんでいって下さい。
 早速ですが新曲をやりたいと思うので、作曲者の落合さとこさん、説明して下さい。」

落「はーい。こう沢山お客様がいらっしゃる中で2曲目に新曲を持ってくるというのは
 なかなかチャレンジでもあるんですけれども、やってみたいと思います。
 スカッとした、ストレス発散になるような歌を作りたいと思って書きました。
 これはだんだん盛り上がってきたらLiveの後半のほうにそのうち行くといいな、と思って
 おります。」

2.真っ赤な平行線
 [上:赤茶色のスチールドラム 猪:ボンボ 高:ダルブッカ 落:ジャンベ 丸:シェイカー]
 スチールドラムが良いアクセントになって、にぎやかな曲でした。

3.自然現象シリーズ#03 太陽が照ってる
 相変わらずの美しいコーラスワーク。ハーモニーが素晴らしかったです。連日真夏日
 が続いていたから、この選曲?

MC

猪「さて、またもや新曲が登場いたします。すごいですね、今回は。頑張ってしまい
 ました。次の曲は私が作りました。ちょっとたたみかけるようなのがやってみたいと
 思ってたら、みんな『プログレだ』とか言うんですけどプログレって知ってます?(場内笑い)
 知ってるよね…。70年代ぐらいにアレですね…」
 ここで上野さんが
上「今だってあるよ!」
 とすかさずツッコミ(笑)。
猪「このあいだ『第一回プログレフェスティバル』って日比谷野音でやってましたねー
 (8月22日におこなわれた『「PROGRESSIVE ROCK FES 2010」』のこと?)。
 第一回ってことは今まで無かったんですかねー。すごいいっぱいお客さんがいて…
 上野さんと偶然…」
上「遭遇しました(笑)。」
猪「あれは…『YES』だよね。『YES』の…」
上「ええ!?『YES』じゃないよ。」
猪「アレ?」
上「(キング)クリムゾンかなんか…」
猪「 フェスティバルは『YES』のスティーブ・ハケットだよね?
  (『Genesis』のSteve Hackett?『YES』のSteve Howeと間違えた?)
 まぁ、そんなこんなで(この曲を)プログレだって誰かが言い出したんですけど、
 幼稚園のプログレかなぁ、みたいな。楽器が可愛らしい木琴とかでやるわけです
 から、まぁ、そんな感じで。
 ダーティーなギターとベースが若干、プログレかな〜みたいな気がするんですけど
 ますますダーティーな歌詞ですか、落合さんどうですか、ダーティーな歌詞ですかね?」
落「猪野さんの曲に歌詞をつけさせてもらったんですけど、まあダーティーにしたいんだ
 けども、しょせんニセモノじゃないんですが私達の場合。一応ちょっとカッコつけて
 正義を歌ってみようかと思ってみたのですが、それがやっぱり私達の場合は
 『ごっご遊び』どまりなんじゃないか、ということで。

 昔、みなさん『ケイドロ』っていう遊びをしませんでしたか?『ケイサツ』と『ドロボー』
 の2組に分かれて鬼ごっこするやつ。あれをモチーフに歌詞を書きました(場内笑)。
 でも『ケイドロ』っていうタイトルだとすわりが悪かったので、地方によっては『ドロケイ』
 っていうんですよね。なので一応『ドロケイごっこ』というタイトルで正義を『マーシュ・
 マロウ』が歌ってみたいと思います。」

4.ドロケイごっこ
 [上:エレキベース 猪:ボンボ・リコーダー 高:木琴・スレイベル 落:スネアドラム・シンバル
  丸:ギター]
 いつもの『マーシュ・マロウ』の曲とは毛色が変わっていて、とても気に入りました。

5.☆☆☆☆☆(イツツボシ)
 [上:サントゥール 猪:ギター 高:ダルブッカ 落:ジャンベ 丸:アコーディオン]
 (途中でブームワッカーを使用)
 サントゥールでスタート。もともとはお客さん参加型の曲。今回はじっくりと曲を聴くことが
 出来ました。

MC

上「今やった曲は☆5つ書いて『☆☆☆☆☆(イツツボシ)』という、私達をイメージして
 高田みち子が歌詞を書いた曲でした。

 さて、次にやるのはまた高田みち子の歌詞で『A Circuit Of The Prayer』、祈りの回路
 という曲で(「A」が驚きの「あ!」みたい、とのメンバーからのツッコミが)、カイロっていう
 のはカイロプラクティックのことじゃなくて(笑)、電子回路とかの回路ですね。

 輪唱みたいな曲になっていて、輪唱といっても普通1小節後くらいに歌い出すんです
 が、4小節後に歌い出す輪唱っていうのをやってみたかったので、そういう風に聴こえたら
 うれしいな、と思います。

 …また新楽器が次々登場して、セッティングに時間がかかっております。今日デビュー
 する楽器がけっこうあるんだよね。木琴とか、後ろのかたは見えづらいかもしれません
 が、けっこう曲ごとに全く違う楽器をやっているというコンセプトのバンドなので、自ら
 の首を絞めております(場内笑)。」

6.A Circuit Of The Prayer
 [上:左手に小さいチター・エレキギター 猪:アコーディオン 高:木琴 落:トイピアノ
  丸:アイリッシュハープ]
 2009年4月20日の結成10周年Live以来の久しぶりの曲。静かな曲です。小型のチター
 の音色が涼しげ。

7.サンドウィッチ
 [上:ハーディーガーディー・カウベル(たくさん) 猪:ボンボ 高:ダルブッカ 落:ジャンベ
  丸:シェイカー]
 ハーディーガーディーで始まるエスニック調の曲。上野さんがあやつるカウベルがいっぱい
 あって忙しそうでした。

8.恋は自転車に乗って
 [上:エレキベース 猪:ギター 高:タンバリン 落:ジャンベ 丸:アコーディオン]
 とっても爽やかな曲。高田みち子さんが鳴らす本物の自転車のベルがアクセントになって
 いました。

MC

丸「どうも有り難うございます。早いもので最後の曲となりました。初めて私達を見た
 というかた、どれくらいおいででしょうか?拍手をお願いします(かなりの拍手)。
 今後ともよろしくお願いいたします(拍手)。

 いったい何がおこなわれていたのか、よくわからないかたもいらしたかもしれませんが、
 それぞれに大変な思いをしているということだけは、わかっていただけたかと思い
 ます(場内笑)。それを楽しんでいる、ということでございましょうか。

 では最後の曲を、リニューアルした、ほとんど新曲に近い曲でございますが、この曲
 をもって、私達も楽しみにしている、尊敬している先輩の栗コーダーさんに受け渡し
 たいと思っております。」


 (セッティング中)

猪「(ヘルメットを被りながら)なぜこのような格好をしているんでしょうか、私達は(笑)。
 一応これは楽器と思ってくだされば…。

 これまで、ここ(『晴れたら空に豆まいて』)で対バンで2回Liveをしたのですが、
 12月には、ワンマンでLiveをやりたいなーと…まだ調整中なので、私達のホームページ
 などでチェックしていただければと思います。」

9.キャベツ
 全員ヘルメットをかぶり、トイピアノで伴奏する落合さん以外の4人は両手にブームワッカー
 (樹脂で出来た筒 叩くと音がして長さにより音程が異なる)。

 このヘルメット(『マーシュ・マロウ』のblogに写真がアップされていたのは、このヘルメットでした
 曲名にちなんでキャベツを模した黄色と緑色の布が貼ってあったわけですね)
 をブームワッカーで叩いて演奏。見た目がシュール(笑)。

『栗コーダーカルテット』のMCなどはいずれ…。

MC 『栗コーダーカルテット』と『マーシュ・マロウ』全員で演奏する前
 栗原正己:栗・川口義之:川・近藤研二:近・関島岳郎:関 と略記

丸「10年前っていうか出会った頃に栗コーダーに刺激されて、リコーダー4本で何が出来るか
 っていうことから、声5コで何が出来るかっていうところのスタート地点は刺激されたって
 いうか、インスパイアされたんですよ。」
栗「おおー、ちょっとうれしい話だったね。でも僕らリコーダー4本であんまり出来ないから
 (場内笑)。リコーダー4本の曲がだいぶ減ってきちゃった(笑)。」

1.夢のエキスポパイプ
 後列左から
 [丸:アコーディオン 落:シェイカー 高:リコーダー 猪:トイピアノ 上:バウロン]

 前列左から
 [栗:ピアニカ 川:シェイカー 近:ギター 関:コントラバスリコーダー]

MC

近「明治製菓のクリーミーマシュマロ発売中で〜す(唐突だったので場内爆笑)。
 これ、さっきそこのローソンで見つけた、多分期間限定だと思いますけど。
 多分今日だけの期間限定…」
上「それ、2個買うと1枚クリアファイルがついてくるんだよ。」
栗「上野さんなんで知ってんですか(笑)。」
上「昨日見たの。」
栗「わりとコンビニは新商品とかはまめにチェックするタイプですか?」
上「いえ、たまたま。」
栗「楽屋にお菓子がたくさんあったのは?」
上「皆様のために持ってきたのよっ!(笑)」

川「何か言い残したこととかないのかな?」
栗「いや、あるでしょう。」
上「私この場を借りて言いたいことは、いつも私 栗コーダーの打ち上げでみんなを説教
 してるイメージがあるみたいで…(場内笑)」
栗「うわーーー、今ドキッとしたもん(笑)。打ち上げ前からかって思って。」
上「でね、それはね、みんなを愛してるからだよって言いたかったの。」
栗「なんか反省しちゃったね。」

2.There Will Be A Happy Meeting In Glory
 [丸:アコーディオン 落:バウロン 高:シェイカー 猪:アコーディオン 上:トイピアノ]

 [栗:リコーダー 川:ウクレレ・ファゴット 近:ギター 関:チューバ]

(初:2010.9.10 2010.9.21追記)


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