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上野洋子さんについて

 
     
 

作曲家、編曲家(アレンジャー)、Vocalist、Accordion奏者、
(music computer) manipulator。

『ZABADAK』のメンバーとしてデビューし、約10年活動した後
1993年に脱退(「noren wake」=のれんわけ)。

現在は、ソロでは様々なMusicianとimprovisation(即興)のLiveや、
実験的なLiveをされており、他のMusicianのサポートも多いです。

また、他Artistへの曲の提供、アニメや映画のサウンドトラック、
コミックのイメージアルバムなどへの参加も多く、CM音楽も手がけられ
ています。

デビュー当時は、主にコンピュータ(なんとMacではなく「ATARI」
でした)の打ち込み、つまりスタジオ・ミュージシャン的でしたが、
リコーダーに始まり、アコーディオン、アイリッシュ・ハープ、ティン
ホイッスル、スプーン(クラッパーとして)、エレキ・ベースなどなど、
時を追うごとに様々な楽器を器用にこなされてきています。

さて、上野さんの第一の魅力、それは「声」です。「声」そのものが
美しいだけでなく、歌唱法も素晴らしいです。

まず「声の美しさ」。音域はとても広く、特に高音が非常に美しいです。
表現が稚拙で歯がゆいのですが、抜けるような、そしてとても密度の
高い声とでもいうのでしょうか。ZABADAK在籍時の代表的な曲としては、
「水の踊り」と「LET THERE BE LIGHT」(いずれもSingle盤)が、最も
上野さんの美しい高音を引き出している曲といえるでしょう。

また、その声も多彩です。「レインボウ・ヴォイス」と言ったかたがい
ましたが、的を射た表現だと思われます。関連して歌唱法の変化も
挙げておきましょう。最も大きなものは、ZABADAK時代に発表された
「遠い音楽」からです。それまで、つまり「飛行夢(そら とぶ ゆめ)」
までは、「声」をまるで楽器のひとつであるかのように使っています。
要するに感情をこめて歌われるということがあまりありませんでした。
それが「遠い音楽」からは、少しずつ変化しています。

そして、ある意味、最も重要であるはずの曲について。これはもう一曲
一曲を聴いて頂くしかありません。とにかく多彩です。分類のしようが
無いくらいです。もし、このページを読んで興味を持たれたかたがいらっ
しゃいましたら、ソロアルバムはもちろんのこと(ソロプロジェクトの
『Asterisk』の「*1」および「*2」を含む)、『ZABADAK』の
「桜」・「遠い音楽」、そして「水の踊り」(Single盤)をお勧めします。
また、『Marsh Mallow』の作品もぜひ聴いてみて下さい。

 

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