☆『マーシュ・マロウ4』「栗とマシュマロ」
2001年1月26日 品川「品川教会 グローリア・チャペル」
<注>自己流の速記でメモしたものをもとにしていますので、
間違い等多々あると思います(テープレコーダー等は持ち
こみ禁止でした)。ですから、「こういう感じだった」ということで、
予めご了承下さい。
表記(敬称略)
新:新居昭乃 上:上野洋子 藤:藤井珠緒 丸:丸尾めぐみ
れ:れいち
栗:栗原正巳 川:川口義之 近:近藤研二 関:関島岳郎
17:30「品川教会」に到着。すでにまばらではありますが、お客さんがの姿が
チラホラ見られました。しかし、雨こそ降りませんでしたが、風が吹いていて
とっても寒かったです。
驚いたのが、「当日券はありません」との張り紙があったこと。無いのだった
ら、前日にでも良いからインターネットで知らせてくれれば良いのに…。
17:45頃、整列開始。これまたびっくりしましたが、なんと整列係りのスタッフ
のかたは、たったひとり!500人近くをひとりで仕切るなんて、かわいそうで
した…。場所の制約もあったのでしょうが、10人単位で並ぶ場所とか指定
をしておけば、もっとスムーズに出来たのではないかと思いました。
18:08、開場。鞄を開けての「カメラチェック」はありませんでした。
19:00 開演。
今回は、3部形式でした。
第1部 「栗コーダーカルテット」
1. | 静かに静かに! | |
2. | 主エマニュエルは生まれ給う | |
3. | 今こそ別れ | |
4. | ヘイ ラッシー | |
(拍手) | ||
位置は、向かって左から栗原さん、川口さん、近藤さん、関島さんでした。 | ||
栗: | はじめまして。どうも、「栗コーダーカルテット」です。 | |
えー別に怪しいものじゃございません。見ての通り、リコーダーを | ||
やる人に怪しい人がいるわけがない…かどうかはわかりま | ||
せんが(笑)。 | ||
こういう広いところでやるのは久しぶりなので、良い感じで緊張 | ||
です。おかげで4曲もやってしまいました。 | ||
私達は、リコーダーで演奏したり、それ以外で演奏したり、 | ||
Meetingしたり(場内笑)してます。 | ||
リコーダーじゃないのも少し混ぜまして、えー曲は全部カバーなん | ||
ですけど、「静かに静かに!」次が「主エマニュエルは生まれ | ||
給う」これはクリスマスアルバムに入れてますが、その次が | ||
「今こそ別れ」イギリスの曲です。そして「ヘイ ラッシー」 | ||
というブルガリアン・ヴォイスをアレンジした曲でした。 | ||
さて、私共のオリジナルも聴いて下さい(場内笑)。 | ||
2曲続けて、あの「名盤」といわれるFirst Album「蛙のガリヤルド」より | ||
おなじみのナンバー「消えたかに道楽」(場内笑)と | ||
「くつやのマルチン」聴いて下さい。 | ||
5. | 「消えたかに道楽」 | |
6. | 「くつやのマルチン」 | |
(拍手) | ||
栗: | という2曲でした。今日はですね、3部形式になっておりまして、 | |
前半、私共がこのようにやっておりますが、そして次に | ||
「マーシュ・マロウ」でありまして、第3部が合同演奏というか合奏で | ||
一緒に何曲かやろうと、こうなっています。 | ||
一応、私共のメンバー紹介をさせてもらいます。一番向こうが | ||
関島岳郎(拍手)、近藤研二(拍手)、川口義之(拍手)、そして | ||
栗原正巳です(拍手)。 | ||
大きな会場って良いもんですね。何が良いかは秘密ですけど(笑)。 | ||
いつもなら、このまま太鼓やら何やらになだれこむんですが、 | ||
今日は、リコーダーのレパートリーを増やしてみました。 | ||
「写真の中の君」。 | ||
7. | 写真の中の君 | |
(拍手) | ||
8. | 夏の終わりのアルマンド | |
(拍手) | ||
栗: | 有難うございます。リコーダーは集中力が必要ですね。だんだん | |
本来の持ち味に戻ってきました。 | ||
今日は…チケットが売りきれたそうですね。売りきれのLiveは初めて | ||
なので(場内笑)。 | ||
選び抜かれた皆さんがこの会場に(笑)、よりすぐった皆様が会場に | ||
いらっしゃるわけですね。そんな皆さん、私共よろしくお願い | ||
します(拍手)。 | ||
今やったのは、「夏の終わりのアルマンド」で、First Albumに入れ | ||
がちな…どうでも良いですね(笑)。 | ||
(ここで、急遽、時間調整のために1曲減らすことに…) | ||
失礼いたしました(場内笑)。「バッハのトッカータ」、とり | ||
あえず私共は「バッハのアダージョ」と呼んでますが、その | ||
曲をやります。 | ||
9. | バッハのアダージョ | |
(拍手) | ||
栗: | では、唐突ですが最後の曲です(場内笑)。 | |
「キョロちゃん」というアニメーションのサウンドトラックをやっている | ||
のですが、その中の曲でお別れ、ひとまず、します(場内笑)。 | ||
「生きているだけで楽しい」、どうも有難うございました。 | ||
10. | 生きているだけで楽しい | |
(拍手) |
19:43「栗コーダーカルテット」の皆様いったん退場。
第2部 「マーシュ・マロウ」
19:48 「マーシュ・マロウ」の皆様登場。衣装は、赤と黒で統一。
上野さんと昭乃さんは、赤と黒のリバーシブル。珠緒さんは黒のベレー、
れいちさんはベレーではなく、赤のクロシャール・ターバン風(?)のもの
かぶっていました。
1. | 「ひみつの愛」 | |
(いきなりの丸尾さんのパイプオルガンが大迫力で感動でした) | ||
---------------------------------------------------- れいちさん 昭乃さん 珠緒さん 上野さん 丸尾さん |
||
2.. | ドイツの5月 | |
(丸尾さんのパイプ・オルガンの伴奏で、他の皆様はステージの前の | ||
ほうで、マイク無しで合唱) | ||
(拍手) | ||
3. | MERRY-GO-ROUND | |
(丸尾さんも加わり、5人でマイク無しでコーラス) | ||
---------------------------------------------------- れいちさん 昭乃さん 珠緒さん 上野さん 丸尾さん
|
||
(拍手) | ||
全員:こんばんはー!(丸尾さんがお客さんの返答を求めるように耳に | ||
手を当てていましたが、拍手とかさなってしまい、ちょっとタイミング | ||
が悪かったみたいで残念です) | ||
れ: | どうぞよろしくお願いします(拍手)。 | |
じゃ、丸尾さんの曲で、「ひみつの愛」という曲をパイプオルガンで今日、 | ||
せっかくパイプオルガンがあるので、丸尾さんにパイプオルガンを弾い | ||
てもらいました。あとの曲は「ドイツの5月」と「MERRY-GO-ROUND」でした。 | ||
4. | 眠れる? | |
---------------------------------------------------- 珠緒さん れいちさん 丸尾さん 昭乃さん 上野さん (マリンバ) (マリンバ) (TOY PIANO) (TOY PIANO)
|
||
(拍手) | ||
5. | Little go little | |
---------------------------------------------------- 昭乃さん 珠緒さん れいちさん 丸尾さん 上野さん (マリンバ) (マリンバ) (枠太鼓) (TOY PIANO) (スプーン) ---------------------------------------------------- |
||
(拍手) | ||
れ: | 今日は時間が無いので、口にバンソウコウ貼られてます(場内笑)。 | |
「眠れる?」と「Little go little」をお送りしました。 | ||
次の曲は、上野洋子さんからご紹介があります。 | ||
(え〜なんでこっちに振るのぉ〜?と言いたげな表情の上野さん) | ||
上: | 年に1回しかやらないと決めている曲で、「雪が降ってる」という | |
のをやりたいんですけど、「今日、雪が降ったらどうしよう」と思ってて。 | ||
見てるのは良いんですけど、仕事の日は絶対に降って欲しくない | ||
という…(場内笑)。 | ||
「自然現象シリーズ #04 雪が降ってる」を聴いて下さい。 | ||
6. | 自然現象シリーズ #04 雪が降ってる | |
---------------------------------------------------- れいちさん 丸尾さん 昭乃さん 珠緒さん 上野さん ---------------------------------------------------- |
||
(拍手) | ||
れ: | CDが出来ましたー!(大拍手)だけど、どうやって買ったら良いかわから | |
ないので、上野さんから説明があります(場内笑)。 | ||
上: | お手元のチラシを御覧になるとわかると思いますが、今回…平均年齢 | |
は高いんですが、超新人バンドなので、インディーズで自費出版という | ||
形を取らせていただきまして、お店には置かないで通信販売のみで | ||
お送りすることにしましたので、チラシに書いてある4ヶ所で、 | ||
ということで。 | ||
今度の月曜日から受付けを始めますので、予約を集めまして、2月の | ||
28日に皆様のお手元に届くように…。自分たちで袋づめの作業 | ||
とかやったりするんです(笑)。 | ||
皆様の暖かい1枚が、次の1枚につながるので(場内笑)、1枚と言わず | ||
2枚でも(笑)…(拍手)。 | ||
れ: | 次の曲を迎えるにあたり、スペシャル・ゲストをお招きしておりますので | |
…来てくれるついでなんですけど(笑)。 | ||
上: | 厳正なるオーディションに(笑)。 | |
れ: | 「栗コーダー」の4人の中から選ばれたのはこの人です!近藤さん! | |
(拍手) | ||
(近藤さん登場) | ||
近: | 選ばれて光栄です…。 | |
れ: | 迷惑?(笑) | |
(さっきまで上野さんがいらしたところに近藤さんが座ったので)上野さん | ||
が大きくなったような(笑)。 | ||
新: | 次は「風の子」です。 | |
7. | 風の子 | |
(近藤さんも加わり、昭乃さんとともにギター) | ||
------------------------------------------------------------ 上野さん れいちさん 丸尾さん 昭乃さん 珠緒さん 近藤さん (マリンバ) (枠太鼓) (マンドリン) (ギター) (打楽器) (ギター) ------------------------------------------------------------ |
||
(拍手の中、近藤さん退場) | ||
8. | DANN | |
(昭乃さんの音頭?で手拍子が始まりました。終わりのほうにコーラス | ||
が加わり、前回と少し変わました) | ||
---------------------------------------------------- れいちさん 丸尾さん 昭乃さん 珠緒さん 上野さん ---------------------------------------------------- |
||
れ: | では、告知のある人はここで言いましょう!ハイ! | |
(でも手を挙げたのはれいちさんだけ…) | ||
では、告知のある人はここで言いましょう!ハイ! | ||
(またもやれいちさんのみ…と思いきや、昭乃さんもちょっと手を挙げた | ||
ので…) | ||
上: | じゃぁ、れいちちゃんからいこう! | |
れ: | じゃぁ、れいちは2月の3日土曜日節分の日らしいんですけど、吉祥寺 | |
のMANDARA-2でAREPOSのLiveをやります。良かったら来て下さい | ||
(拍手)。 | ||
新: | 2月の24日に、大阪の「UMEDA HEAT BEAT」でLiveをやります。前回の | |
とはちょっと違った感じでやろうと思っています。あと、3月の4日雛祭り | ||
の次の日に、平松愛理さんというかたと、1曲ぐらいは一緒に出来たら | ||
良いね、という話をしています。場所は、渋谷の「ON AIR EAST」です。 | ||
ぜひ来て下さい(拍手)。 | ||
「マーシュ・マロウ」だけの第2部としての最後の曲になります。で、この | ||
曲は「マーシュ・マロウ」が最初にレコーディングした思いで深い曲で | ||
ございます。「冬のモザイク」、聴いて下さい。 | ||
9. | 冬のモザイク | |
---------------------------------------------------- れいちさん 昭乃さん 珠緒さん 上野さん 丸尾さん |
||
(拍手) |
第3部 合奏「栗とマシュマロ」
れ: | 「栗コーダー」の皆様と一緒にやりたいと思いますので、先ほど選ばれ | |
なかったかたも(場内笑)、どうぞ登場して下さい。 | ||
(拍手) | ||
20:29 「栗コーダーカルテット」の皆様、登場 | ||
れ: | 栗原さん、忙しいの? | |
栗: | まぁ、それなりに…。ちょっと待って…。 | |
(皆様、準備中) | ||
れ: | そして結局、暇なのは私だけになってしまった(場内笑)。 | |
段取りが良いのか手を抜いているのか(笑) | ||
栗原さんお久しぶりですね!、同じ空気を吸って演奏するのは。 | ||
栗: | 久しぶりだね。…89年ぶりぐらい?(場内笑)81年くらいぶり? | |
れ: | 89年? | |
栗: | 「兼六園」(金沢県)っていつだっけ? | |
れ: | 「兼六園」行ったよね。 | |
栗: | すっごい個人的な話ですね(場内笑)。 | |
よろしく〜。 | ||
皆さん上手いですね、当たり前ですが(場内笑)。すごいですよ。 | ||
れ: | 栗原さんて、そんなこと言う人だとは思いませんでした(場内笑)。 | |
栗: | 「そんなこと」の「そんな」は何を表すのか15字以内で(場内笑)。 | |
れ: | 15字以内で答える?えー(指で数えながら)「あからさまにやらしい | |
お世辞と…」(場内笑)「見えすいた嘘を…」 | ||
栗: | 見えすいてないよ〜(笑)。上手すぎますよ、俺たち。あ、それは嘘だけ | |
ど(笑)。 | ||
れ: | 「嘘ばかりついて女を泣かす」(場内笑) | |
栗: | 初めての人が多いと思いますけど、そういう風にインプットされてしまい | |
ましたよ。 | ||
れ: | 「嘘ばかりついて…」 | |
栗: | さ、曲いってみよう!(場内笑) | |
れ: | いつもの「マーシュ・マロウ」の曲なんですけど、「キャロルのふるい家」。 | |
1. | キャロルのふるい家 | |
----------------------------------------------------------- 栗原さん 川口さん 近藤さん 関口さん (『栗コーダー』の皆様は、リコーダー) れいちさん 丸尾さん 昭乃さん 珠緒さん 上野さん ----------------------------------------------------------- |
||
(拍手) | ||
2. | 花びら | |
---------------------------------------------------- 栗原さん 川口さん 近藤さん 関口さん (ホルン) (サキソフォン) (ギター) (チューバ) れいちさん 丸尾さん 昭乃さん 珠緒さん 上野さん ---------------------------------------------------- |
||
(ア・カペラ版も良いですが、楽器を使ったにぎやかなものも良いですね) | ||
れ: | 今やったのは何か言えっていう上野さんのご指示がありました。 | |
「キャロルのふるい家」の次にやったのは、一度みんなでやってみたか | ||
った「花びら」。それで、これから…栗原さんの曲? | ||
栗: | せっかくの機会なので、ちょっと創ってみました。 | |
れ: | おお!カッコ良い! | |
栗: | いやいや「習作」です。 | |
れ: | 書きおろし?大根おろし?(場内笑) | |
栗: | 今なんか言った? | |
れ: | 書きおろし。「夜明ケ」。 | |
栗: | 「栗とマシュマロのための反復音楽」。 | |
れ: | カッコ良〜い! | |
3. | 夜明ケ | |
----------------------------------------------------------- 珠緒さん 栗原さん 川口さん 近藤さん 関口さん (マリンバ) (リコーダー) (枠太鼓) (リコーダー) (チューバ) 昭乃さん れいちさん 上野さん 丸尾さん |
||
(拍手) | ||
4. | 日暮れのカーニバル | |
----------------------------------------------------------- 栗原さん 川口さん 近藤さん 関口さん (リコーダー) (サキソフォン) (ギター) (チューバ) 珠緒さん れいちさん 丸尾さん 昭乃さん 上野さん ----------------------------------------------------------- |
||
(拍手) | ||
れ: | さっきのは「夜明ケ」だったんですけど、もう今では「日暮れのカーニバル」 | |
でした。 | ||
栗: | 1日が短かったということですね(場内笑)。 | |
一応、「栗コーダー」の未発表という曲で、自分たち4人では出来ないので | ||
有難うございました(拍手)。 | ||
れ: | 次、最後? | |
栗: | 基本的に最後。 | |
れ: | 嘘つきの栗原さんの言うことなので、嘘つきの最後ということにします(笑)。 | |
栗: | いつから嘘つきになったんでしょう(笑)? | |
れ: | では「Through The Air」。 | |
5. | Through The Air | |
---------------------------------------------------------- 栗原さん 川口さん 近藤さん 関口さん (リコーダー) (サキソフォン) (リコーダー) (チューバ) れいちさん 丸尾さん 昭乃さん 珠緒さん 上野さん ----------------------------------------------------------- |
||
栗: | どうも有難うございました。 | |
れ: | どうも有難うございました。 | |
(拍手) | ||
20:56、皆様いったん退場。 | ||
20:57、でもすぐに再登場(笑) | ||
栗: | 9時までに完全に終わらないといけない(場内笑)。 | |
れ: | あと3分ぐらい? | |
上: | ウルトラマン? | |
栗: | 感想なんて言ってる暇無いのね(笑)。 | |
イヌイットの賛美歌がありまして、それを皆さんでやってみたいと思います。 | ||
En: | イヌイットの賛美歌 | |
---------------------------------------------------------- 栗原さん 川口さん 近藤さん 関口さん (ホルン) (サキソフォン) (リコーダー) (チューバ) れいちさん 丸尾さん 昭乃さん 珠緒さん 上野さん ---------------------------------------------------------- |
||
(拍手) |
21:04終了。
規則が厳しいのか、なんか慌しかったです。特に、パイプオルガンを演奏され
た丸尾さんは走りまくりで、なんか大変そうでした。もう少しのんびり出来て
もよかったかな、と。
でも長年の悲願だったパイプオルガンを聴けましたし、礼拝堂の音場もすっごく
よかったです。
そして、「栗コーダーカルテット」の皆様との息もとっても合っていました。