フィラリアは心臓内・血管内に寄生する寄生虫です。
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フィラリアの予防薬の働きは、「フィラリアがはいってこないようにする」ワクチン的な働きではなく、「蚊によって運ばれてきたミクロフィラリアを幼虫の段階で死滅させてしまう」ものです。
つまり、『あらかじめ飲ませる』ではなく『後できれいにする』薬なのです。
蚊が出始めてから1ヶ月後くらいから開始し、
蚊がいなくなってから1ヶ月後くらいまで
継続する必要があります。
新しくも出来ました。
1回の注射で6ヶ月間の予防が可能です。
自宅での投薬の必要がなく、「あげ忘れ」がなくなります。
蚊がいないのに始めても何の効果もありませんが、まだ体内にミクロフィラリアが残っているのに終わらせてしまうと来春には「心臓内に成虫が存在する」ことになります。
地域により蚊の発生・終息時期は異なりますので、投薬開始・終了の時期は地元の獣医師に相談してください。
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