小田原建築探偵〜大阪万博編
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２２．発見！ラオス館 長野県霧ケ峰　１／１４ ２００１／０７月
「万博閉幕後パビリオンはどうなる？」 との当時の新聞記事を見ていた時の 事だった。 閉幕後の取壊しを逃れ各地に移築 されているパビリオンのリストの中に ラオス館は長野県霧ケ峰に建立 されるある宗教団体の寺院の本堂に なる予定と書いてあるのを見つけ機会 があれば行ってみたいと思っ ていた。 しかしこの記事は移築計画を報じた もので、実際に移築された記事や情報 は無かった。霧ケ峰と言う場所も気に なる。冬には雪に埋もれる場所でもあ り実際に地図を確認すると何度か行っ た事があるスキー場のすぐ近くではな いか！あんな場所にラオス館が... 仮に移築されていたとしても既に３０年 が経過し現存していないかも知れない。 ｢数年前迄あったけど..｣時既に遅し... 或いは実際は移築されなかった確率 もかなり高い。 しかし寺院の名前が妙に気になった。 その名は”昭和寺”。昭和のビッグイベ ント万国博覧会。図書館に長野のタウ ンページを見に行った。その寺院が存 在しているのかどうか確認する為だ。 寺院は存在していた。問合せの電話は 敢えてしなかった。見つけた時の衝撃 を味わいたかったのだ。物好きな私に は行ってみる、しか選択肢はないのだ。 　写真は当時の姿。