小田原建築探偵〜大阪万博編
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発見！ラオス館　２／１４
「公式記録からラオス館についての記録 を抜粋してみる。建物はラオスの伝統的 建築のバットシサケット宗教文庫を模し 展示館１９世紀ラオス建築の完全な再現 でそれ自体が色彩豊かな芸術品だった。 展示室の中央には木鐘やプラバンという 古い仏像が置かれパゴダ内部のような 宗教的雰囲気をかもし出していた。」 とある。 期待を胸に諏訪南インターを経由霧ケ峰 を目指しひたすら、走る。高原の夏を楽し みにやって来る人が大部分であろうこの 霧ケ峰にひとり、ラオス館という万博遺跡 を発掘しにやってきた物好き男。 「ようこそ霧ケ峰へ」歓迎の看板が視線に 入ってきた。「何処にある？ラオス館？」 「あって欲しい。ラオス館。」心に念じる。 案内図を見ると目指す昭和寺はすぐそば だ。寺院はあったとしてもラオス館の建物 は、はたしてあるのか？！