２0年程前に、須坂公民館内に「生活学校」

があり、主婦の皆さんがたくさん入ってられて、

ちょうどＡＦＰなる保存料の有りや無しや、

はたまた学校給食センターつくりへの問題などが

出て運動している時でした。
  会員の中から「自然酒を仕入れて」と言われまして

、自然酒なるものが何たるものか知らず、様ざまあった

なかから言われたとうりの福島県から

「自然酒  金寶」（きんぽう）をなんとか仕入

させてもらいました。気になることったらありません。

1･８Ｌで確かその当時２級酒よりも700円位い高いのです。

仕入れよ！と言われてまず仕入れましたが、どういう蔵元か

わかりません。

   1978年夏、軽のホンダライフに乗って「蔵元見学」

に行きました。福島県郡山市です。道程を小出経由で

只見ダムを通っていきました。

  なんと着いた先は、須坂の坂田田んぼのようでﾎﾟｯﾄした

空間でした。なんともリラックスできるところなのです。

また案内して頂いたお蔵はきれいのなんのというところで

敬服して帰りきました。当主は着流しで「なにも欲しくない人に

無理やり飲ますこともない」ということでとにかく、わかってる

人に判って飲んでもらえばということです｡当時酒屋の自信が

無くて｢自信を持って酒屋をやる事はどういうことなのかと想い

あぐねている時でもありまして、教育されました。

  以来４度程蔵元へお邪魔してます。

小生の伺った時の当主は亡くなられまして、今ばりばりの

息子さんが気を入れて元気に営業してられます。

 「あいがも」がいたりたいへんです。特徴はとにかく

禅宗の寺のように整然といてられる蔵です。郡山方面へ

お出でのせつは是非お立ち寄り頂きたいと思います。

自然酒　金寶の醸造元（福島県郡山市)へリンク