トップに戻ります
三太もたいへんだぁ
〜review〜

 

♪三太が街にやってくるぅ〜〜〜♪
・・・すげぇ・・・すげぇよ三太。いまどき、街にやって来るぐらいで歌になっちゃうのって、あんたとマイケルジャクソンぐらいだよ・・・・
とか、のっけからちび○子みたいなイントロで、入ってみる。

ちょっと閑話休題(使い方違うなァ)的な感じで 一つ作品を作ってみようと思い、違う物をやってみました。
今までよりは、多少美奈さんの・・・いや、皆さんの参考になりそうな事もあったり無かったりしたりするといいなぁ。

っていうか、いつ人体は完成するのだろうか???
「貴様!!やるつもりがあるのか?!!」(byギロロ)
「えーっ、だってぇ〜〜・・・・・」(by軍曹)

 

オブジェクトを造る
まずは、オブジェクトを作成します。
今回は、クリスマスカード用の素材を作るという目的意識がはっきりしてるので、あまり考えずに造っていきますが、もちろんコレも練習の一環なので、今回はモデリング時にサブパッチをあまり使わないように、LightWaveの基本オブジェクトを組み合わせて作る方向で行く事に決めました。
誰が何と言おうと決めました。

最終的には動かしてポーズを決めなくてはならないので、あんまり複雑な形だと、まだ私の能力ではボーンの仕込みすらうまく出来ないのはわかっているので、使うのは、ボックス・ボール・コーンを基本に、ベベルとスムース押し出し等を使って、簡単に、シンプルに作っていきます。

 

パーツ

こんな感じでモデリング完了。1時間ぐらいで出来ました。
オブジェクトを本体、頭、靴とそれぞれレイヤーを分けて作ってます。
これはもちろん、造りやすさという事もあるのですが、この後ボーンを仕込んだ場合のウェイトの調整のときにやりやすいからです。(ウェイトに付いては後述)

そして、一箇所どうにも気になるところがあるので、そこを修正していこうと思います。
それは・・・ここだ!



ソックス(靴?)の、おり返し部分。
サブパッチを使うと、どうしても丸くなってしまいます。

世の中に存在する物は必ず角が丸く、だからこそ実際にある物をこのような3Dソフトを用いて造るときは角を丸くする事によってリアル感が増したりします。たとえばサイコロとかを造るときも、ちょっと角を丸くするとリアルに見えるのですね。
そのような物で角を出す場合は、ポイントを増やしてポリゴンの分割を多くし、それによってラインを造っていくわけですが、今回はそこまでリアル感を求めてるわけではないので、コレを解消するために、より簡単に、シンプルな方法で角を出してみようと思います。
それは・・・・・・



こんな風に、段差を造りたいポリゴンを選択して、切り取り(x)貼りつけ(v)を行うだけ!!
ポイントを共有してないポリゴン同士では、サブパッチの引っ張りが起こらないので面としては切れるわけですねー!!

あまりにはっきり角が出てしまうため、人体などの有機物では使いづらい方法だけど、機械とかこのような簡単な人形だと、メリハリを出すためにも結構使えるのではないかと思います。


同じように、ラインを出したいところを切り放しては貼りつけます。今回の場所は
○袖の白い部分(おり返し)
○袖自体を脇の下で
○ソックスのおり返し
○帽子のおり返し
と、4箇所で行いました。


※注意点
一度切り離し&貼りつけを行ったオブジェクトを、全体をコピーして他のレイヤーなどに貼りつけると、同位置にあるポイントが結合(統合)されてしまい、また同じ状態(連続したポリゴン)に戻ってしまう様です。
この処理は、モデリングが全て終わった後に、最期の修正として行うのがよいみたいですね。

 

かんせ〜い!

完成です。色が違うところは、全てサーフェイス分け。
ベルト部分は、大体の所をバンドソウで切って、押し出しただけです。

 

骨ホネロック(古・・・)
じゃ、ボーンを仕込んでみます。コレも簡単に、スケルゴンを組み込んでいきます。
スケルゴンも、オブジェクトのレイヤー分けと同じく、レイヤーごとに分けて組みましたが、コレは一つのレイヤーで組んだ方がよかったみたいです。
失敗しました。
親子関係の修正に手間取る事になってしまうので、オブジェクト全体を背景レイヤーとして表示したあと、一つのレイヤー上に集中して作ったほうがよいみたいですねー。

 

 

ボーン




○左上・身体
○右上・頭
○左下・袋
○右下・全体合体!
の、ボーン状態です。

仕込んだ感じです。袋も、背中に背負ったりする予定だったので、一応ボーンを仕込んで曲がる様にしてあります。頭の帽子も同じですね。風になびいたりするかな?と。
このように、簡単に動かせる所は、なるべく動かした方が動きが出て好いかも。というか、個人の好みの問題ですけどね。

さ、いよいよ本格的に動かす準備!!「ヴァーティクスペイント」機動です!
コレが一番めんどくさくて嫌いです(苦笑)
ウェイトマップ
ここで一気にウェイトを作るわけですが、全身をアクティブにした状態で起動させると以下のようになります。(ウェイトを表示してます)



 こわっ

ここで、問題が起こります。「要らないウェイト」と書いてある部分です。それぞれ、近いボーンの影響を受けてしまっているのです。
たとえば、袋にかかってしまっている赤いウェイト。これは、キャラクターの右手のボーンが袋のポリゴンにも影響を及ぼし、ウェイトを発生させているらしいのです。頭の部分も、本来の違うボーンが影響を及ぼしてます。
これらは、ぺたぺたと塗って修正するのですが、私はコレがだいっ嫌いなので、最初オブジェクトを造るときに、
ウェイトが重なりそうなオブジェクト
を、それぞれ別レイヤーに置いてみる事にしたのです。(最初の方を見てね)

たとえば今回で言うと
「ズボンを変形させて動かしたいのだけれど、靴は変形しないで欲しい」とか。
「頭を廻すときに、身体は引っ張られない様にしたい」とか。

さて、後はそれぞれ別にウェイトを発生させるわけですけど、ボーン(スケルゴン)のレイヤーと一緒に発生させたいオブジェクトのレイヤーをアクティブにするだけ。

例えば靴のオブジェクトでは・・・・↓

↑モデラー上でこう表示すると・・・・・・・・「靴レイヤー」と「スケルゴンレイヤー」を前面表示


ヴァーテクスペイントでは、こうなるわけですね。
これだと、ウエイトを付けるのも簡単!
わざわざぐるぐる廻したりしなくてもいいし、左の靴だけウエイトを作ってしまえば、右の靴はそのウェイトをコピーするだけ。
塗った時に、間違って体のほうにまでウェイトがかかったり・・・・・という事もありません。


と・か・
偉そうに書いてるけど、人体作ってるときは、気付かなかったんですよね・・・・・
基本的な事だと思うので、知ってた人は沢山いたんだろうなぁ・・・・。だれか教えて下さいよっ!(泣)

ま、そういうわけで、すこすことウェイトを付けてだいたい3時間ほど経過。
いいペースで進んできてます。

じゃ、レイアウトにGo!!!(ひろみ、とか書きそうになる自分が、信じられない・・・)

 

そしてイラストへ・・・・

いよいよレイアウトへ持っていきます。
”もぶ”?だか”はぶ”?だかは使ってないので、モデラーを一応終了して、レイアウトを起動。
あ、その前にスケルゴンレイヤーは、コピー(c)して、身体のあるレイヤーにペースト(v)しておきました。
レイヤー構造は
○身体 :body      (身体本体・手・足などと、スケルゴン)
○頭   :head      (頭・帽子)
○靴   :foot       (靴)
○袋   :hukuro     (袋)
の、4つとなりました。

そして、レイアウト上で読みこみ、『オブジェクト・身体』を選択してスケルゴンをボーンに変換したのが、下の図です。(ボーンX線表示)


 こんなのー

どう?かわいいでしょ?コレがいよいよ動くわけだー!どきどき。

一つ一つ、ボーンを動かしては廻し、ボーンを動かしては廻しの繰り返しで、オブジェクトの動きをチェックします。
このとき、オブジェクトのプロパディで、「サブデビジョン手順」を、一番最期にするのをお忘れなく!!いくらやっても、きちんと変形しません。
うむ。しませんでした。実際。
何故知ってるかというと、私自身が忘れてたから(笑



さて、いろいろチェックしてると不自然な事が・・・・・・・
下の画像を見るだす。


実はコレ、膝を曲げてるんですが、靴が付いて来てません。!!靴だけ置いてきぼり。
何ジャーこりゃー!!!!

オブジェクトをレイヤー分けしてるときに起こる現象です。
なぜなら、この時点ではボーンはあくまで「身体オブジェクト」の付属品であり、身体オブジェクトを変形させる為の物として読みこまれてるからですね。たぶん。
つまりこの時点では、『頭』と、『袋』も、いくらボーンを動かしてもついてきません。
(逆に、この”付いてこない”というのを利用したのが、最初のウェイトの設定なんですけど)

このなぞを解決するには、ちょっと手順が必要です。

ちなみにサブタイは『そして伝説へ・・・』のパロのつもりなんですが・・・

 

謎は解けた!!

これには、ちょっと変更加えるだけ。
つまり『オブジェクト・靴』が、『オブジェクト・身体(つまりスケルゴン)』とは関係無いという事になっているのだから、逆に「あなたは体の一部ですよ〜〜」と、教えてあげれば動くはず。

んで、『オブジェクト・靴』を選択して、「ボーン」を表示してみます。
【別オブジェクト使用】の項目が(自己)になってますが、自己(つまり靴・オブジェクト)にはボーンは仕込まれてないので、いくら自分を見ても変形しませんよ。靴め!このやろ!

というわけで、ここを『オブジェクト・身体』に代えてやります。
(今回レイヤー名が「body」だったため、「body」に変更しました)






するとぉ〜〜〜〜〜〜ほら!

動いた!



頭と服も同じようにして関係を持たせてやると、同じように、くりくり動きました。
コレで一応完成!!!

あとは、サーフェイスの質感付けとか、ライティングとか、いろいろあるのでしょうが、今回はイラストにするつもりなのでフォトショップ上で行う事にして、とり合えず終了です。


さて、ここまで造ってきたのは、実は私、独りの力とは言えません。
っていうか、パクリです(おいおい・・・
すごく参考になったサイト様があるのです。ぐぐっってぐぐって見つけました。
ホントは書きたくないんですが(なんで?←俺のものだから) 3D、とくにLightWaveや、メタセコイアなどを使ってる人で、わからない事があったりするときは是非覗いてもらいたいサイト様です。載せちゃいます。っていいのかな?
(って、ふふふ・・・実は後日、相互頂いちゃったのです!いやっふぅー!公認掲載です!)



『きゃぴりん☆きっく』  管理人:パブ猫様
(※18禁サイトです。ご覧になる方はご注意&各々の責任で)

どうもお世話になりました〜〜!沢山沢山お世話になりましたー!




と、いうわけで、今回も一応終了。
この後、そりを作ったり、サブパッチを使ってみたりしたのですが、それはまた後日。


では!
あでゅ〜〜〜〜

3Dトップへ
トップに戻ります