【始まりの日】

ある日、ある時、ある時間。

そう、それは数年前の誕生日の事。
(7月7日なのです。)

友人達が「お誕生日おめでとー!」の言葉と共にある物をプレゼントしてくれたのでした。

そのある物とは・・・・・

ATA133−HD80Gと、接続用PCIボード!!!!!!!!

その時です。
愛機M260−RWを真に我が物とするべく、長く険しい闘いが始まったのは・・・・・・


 

【M260−RW改造日記・その1】

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記念すべきPainter初描きイラスト「そてつくさん」

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初期スペック
Cpu celeron 600MH (ソケット370)
2次キャッシュ 128kb
チップセット Intel (R) 810e  FSB133
サウンド Crystal CS4281 / 44.1Khz
HD Maxter 33073U4   ATA66
DVD Samsung  SD-612  DVD x 12  CD x 40
CDD LG  CED-8080B      write x 4  read x 24

上記が初期のスペック。ユーザーの方達なら、もちろんご存知。

最初はみんな一緒。もちろん悩みも一緒(のはず)
動画見てたら落ちる!とか、アプリの複数起動どころか、一度終了させた後でも、違うアプリを起動させると、簡単に落ちるとか、
フォトショなんて、保存中に落ちたりとか、そりゃもう、なんていうか・・・・・・・かわいい?(違っ)

しかしながら、”出来の悪い子ほどかわいい”なんて誰が言ったんでしょうか。まさにその通り。
新規ぱそを買うなんて金はもちろん無い私は、安いところで既に弄くり始めてました。

もちろんメモリーは増設。ただ今64+256の320。メモリー増設は基本らしいので。
それと、とりあえずケースファン&Cpuファン。これを、大容量&静音タイプに変更済み。
そしていよいよ今回、大きな改造・・・というか、増設になったのです!!!!

 


1・まず、繋いでみれ。とりあえずは。な。


頂いたボードは、「玄人志向」さんの、ATA133増設用PCIボード
これを挿しこむ訳ですが、とりあえずケーブルを挿すのが下面になるため、三番スロットにはまってるUSB&カードボードにあたりそう。

それで、今は使ってないボード(電話用?)が刺さっている1番上のスロットに挿すべく、引きぬきました。
そして、挿しこんでみました・・・・・・・が・・・・・認識せず(泣





(どういうこと??)





デバイスの設定とか、いろいろいじってみましたが、結局わからずじまい。

もう、しょっぱなから躓いてますねぇ(泣



あきらめて、最初から空いていた二番スロットに、差し込んでみる事にしました。すると・・・


→→挿しこんでやら−−っっ!!!うらーっ!



『別の穴』とやらに挿しこまれる図」


あ〜ら不思議・・・・・・・・・デバイスドライバのインストール画面が!

認識成功!

さーて、早速インスト・・・と、添付のFDを入れてみましたが・・・・・・・無い!みつかんない!!!!ドライバが無いよ!奥さん!

泣く泣く一度終了させて、WEBのサポートサイトにてダウンロードしてから、再度挑戦。無事インストール完了です。
(後日、改めてFDを見ると、ちゃんと入ってたよ・・・疑ってすまん。玄人志向様)


あっけないほど簡単。
新HD(ATA133ね)も、しっかり認識してました。

新HDスペック
形式 Maxtar 6Y080P0 ATA133
容量 80GB
回転数 7200rpm
キャッシュ 8M byte
シークタイム 9 ms



さて、問題はここからです。
折角手に入れた最速HD。ここからブートしないことにゃー始まりません。
とりあえず、マザーボードのプライマリに接続していた旧HDを引っこ抜き、リストアCDを入れて起動するも・・・・・
「環境が違うため、インストールできません」
バイオスでいじっても、環境が違うというのはどうしようもありません・・・・実際違うしなァ
俺の技術じゃこれ以上は・・・

だ、だめだーーーーーっっっ!!!

なんか、”駄目”ばっかりだなァ。苦難の連続。
しかしまた、これも楽しい(マゾ?)

 


2・無理やりにでも動かさねば・・・・・な。


ここで思い出したのが、パーテーション
そうじゃん。ブートレコードごとコピーすればいいんじゃん。

ってわけで、もう一度マザーボードのプライマリに、旧HDを挿しこんで起動させ、「パーテーション・コマンダー」というソフトを起動。

うむうむ。これだと、両方のHDを、ちゃんと認識してます。

そして、旧HDのブート用の最初のドライブ(C:)を、丸ごと新HDの最初の領域にまるごとコピーして(98は、最初のドライブ(C:)じゃないと、ブートできないので)
ブート可能にした状態で、一時終了。
電源を落としてから、旧HDを抜いて、再起動。「SOTEC」ロゴが出ている間にDELキーを押して、バイオス画面に突入です。
ここで、ブートの順番を新HDに指定して、起動してみると・・・・・・・

あっさり起動

こんなんでいいのかー!!!(笑)

とりあえず、一回終了してから、今度はATA133ボードのセカンダリの方にケーブルを繋いでそちらに旧HD(ATA66:30G)を繋いでみました。
(そう。ATA133のボードに、無理やりATA66のHDを繋ぐ)
そして、起動。

あっさり

・・・・・・・いいのか?大丈夫か?俺のパソ・・・・・・・・
ま、とりあえず動いたので良し。
あ、補足ですが、ジャンパは両方ともマスタで、動きました。


蛇足・ジャンパ設定

33073U4
(30G)
6Y080P0
(80G
single ・・・・|
・・__|
|・・ ・
|・・・・
single AC ・・|・|
・・|・|
Master with S ・・・・|
・・__|
|・・ ・
|・・・・
Master with AC ・・|・|
・・|・|
slave ・・・・・
____・
・・・ ・
・・・・・
slaveAC ・・|・・
__|・・
cable select ・・・|・
__・|・
・|・ ・
・|・・・
cable select AC ・・||・
・・||・





HDベンチで計ったところ、3割増!すげーよ!はえーよ!

ベンチのデータ無くしちゃったので、どーしようも無いんですが、確かに早くなりました。
体感としては、フォトショとかのデータを保存するような、HDに直接関わる作業になるとベリ早!
そしてなにより、デフラグが半分ぐらいの時間で終わるようになりました。
普通に起動時間も早くなりましたよっ。

容量も増えたので、よりパソコンライフが快適に・・・・・
いやー、改造ってするもんですねー。

【かってに改造後】
一段とごちゃごちゃしてきた。
【亀さんHD】
背負ってます。何とかこれで、二台まで繋げるのですね。っていうか、冷却問題は何処へ・・・




とりあえず、接続手順を簡潔に。

1・とりあえずリストア。(しなくてもいいけどね)

2・ATA133ボードを接続。ドライバ導入。

3・HDを接続し、パーテーションソフトにより、c:ドライブを新HDの最初の領域にコピー。
  この時、C:ドライブは10G程度に容量変更(圧縮じゃないよ)してからコピーし、ついでにパーテーション分け。

4・PrimaryIDE(マザーボード)から、既存HDを引っこ抜き、PCIボードに新HDのみをつないだ状態で再起動。
  BIOS設定(起動時、SOTECロゴが出ている時に[DEL])で、ブートの順番が新HDになることを確認。

5・ちゃんと起動したら一度終了し、pciボードの方のセカンダリに、旧HDを接続。再起動。もう一度BIOS画面で、   確認。

6・しゅうりょ−−!!!


 

と、いうわけで、とりあえずの完成です。
これでHDの容量は110G!!!HDのキャッシュも多いので速い速い!!!
大満足の結果に終わりましたー!!

部品くれたみんな!ありがとー!

 

終わり。その2へ続く(?)

 


※注
ちなみに、ノートンとかのウイルスソフト使うと、ブートレコード異常が出ました。いざと言うときのBupに、旧HDにもOSが入ったままにしてるからかもしれません。
この時、間違っても「ブートの修復」はしない様にしましょうね。
正常に動いている時に、アンチウイルスソフトなどのブート修復をしてしまうと、逆に起動しなくなります。
とりあえず、それでもきちんと動いてるようなので、ほっとくのだ(笑