独自の武器、防具

(工事中)


ここでは、このサプリメント特有の
武具、防具のデータを掲載します。
GURPS ベーシックのルールと違い
斧や槍のようなものでも
以下に挙げる武器には、
全て高品質、もしくは最上質の品が存在します。
その際の価格は、
剣の場合と同様に計算してください。




■バスタール
(両手武器)
(使用すると非準備状態になり準備に1ターン。)

攻撃型/致傷力
切り/振り+4   長さ :1〜2
叩き/突き+3   長さ :2

重量 :3.5
価格 :800kt
必要体力 :12


使用に関連する技能

《両手剣》


また、以下の数値を技能修正として技能レベルから引きます。
【必要体力+5(=17)−体力】




マバールに伝わる長大な両手剣で、
利き腕は柄に、逆手は刀身にもうけられた握りをつかんで使用します。









■ランカー

(両手武器)

攻撃型/致傷力
切り/振り+3  長さ :2
(攻撃すると非準備状態になり準備に1ターン。)
刺し/突き+3  長さ :1〜2
(長さを変更するには1ターン必要)

重量 :3
価格 :150kt
必要体力 :11


使用に関連する技能

《ランカー》
肉体/並
技能なし値 :敏捷−5、長槍-4

《間合い》
肉体/並
技能なし値 :なし



諸公国連合でよく使用されている両手槍です。
形状は、小ぶりなハルバードといった形をしていて、
穂先は、切るのと突くの両方に使えるようになっています。

この、武器の扱いかたを学ぶ者は、ランカーの扱い方と共に、
ランカーのとりまわしによって、
敵を自分の間合いの内側に入らせない技術も同時に学びます。

《間合い》技能を持つランカーの使い手は、
敵がランカーの攻撃距離内のへクスにに入ろうとする場合、
これ以上、敵を近づけないようにすることができます。
敵の敏捷力と、《間合い》の即決勝負を行い、
それに勝てば、敵はそれ以上近づくことができず、足止めされてしまいます。
もし間合いをつめようとするのなら、
再び同様の即決勝負をおこない、勝利しなければなりません。







■アーリアン
(両手武器)

攻撃型/致傷力
切り/振り+3  長さ :1、2
刺し/突き+3  長さ :2

重量 :3.5
価格 :900kt
必要体力 :12



使用に関連する技能

《アーリアン》
肉体/並
技能なし値 :敏捷−5



ラータイアに伝わる、少し変わった形状の武器です。
形状は短杖の先端に小ぶりのブロードソードを付けたような形状(要するに長刀のようなものです)をしており、
切るのと突くのの両方に使えるようになっています。









■霊剣(オーヴ)
(両手武器)

攻撃型/致傷力
切り/振り  長さ :1
刺し/突き  長さ :1

重量 :0.5
価格 :特殊
必要体力  :なし
必要霊力 :12


使用に関連する技能

《霊剣》
肉体/難
(基準値は敏捷と霊力の平均)
技能なし値 :なし

《準備/霊剣》
肉体/並
(基準値は敏捷と霊力の平均)
技能なし値 :敏捷と霊力の平均-6

《先読み》
精神/難(基準値は
霊力
技能なし値 :
なし



ファルナローン(のとある地方)に起源をもつ、
人の持つ生命力を刃として実体化させる力をもった武器です。
ファルナローンの騎士の家系に連なるものや、
白き盾に属する戦士などが所有していることがあります。

普段は、刀身のない剣といった形状をしていますが、
剣を"抜く"と、剣の刃身にあたる部分に、
うっすらと輝く刃があらわれます。


この武器の致傷力の基準値は「体力」ではなく「霊力」です。
また、霊剣は"聖別された"武器として扱います。

この武器は存在する数が少ないため、
所有する場合、
特殊な背景に15CP消費しなければいけません。
(プレイヤーは、キャラクターがなぜ霊剣をもっているのか、必ずその背景を考えてください。)

また、この武器の使い手は霊剣を使いこなす訓練の過程で、
戦いにおける研ぎ澄まされた第六感を獲得します。
そのため、霊剣の使い手は「先読み」の技能を習得できます。
(この技能を修得すると、この技能の1/8(端数切捨て)が能動防御のボーナスになります。)

また、この剣を"抜く"場合、必ず《準備/霊剣》の判定を行ってください。
それに失敗すると、刃を発生させるのに失敗したことになります。
(刃を発生させるには、成功するまで《準備/霊剣》の判定を行うことになります)

この武器の「受け」は技能レベルの2/3で、
1ターンに2回の「受け」ができます。








■クアヴォーフ

攻撃型/致傷力
切り/振り  長さ :1
叩き/突き+1  長さ :1

重量 :1.7
価格 :特殊
必要体力  :9
必要霊力 :12


使用に関連する技能

《クアヴォ―フ》
肉体/並
(基準値は敏捷と霊力の平均)
技能なし値 :なし

《準備/クアヴォ―フ》
肉体/並
(基準値は敏捷と霊力の平均)
技能なし値 :敏捷と霊力の平均-5



霊剣と同じ時代に起源をもつ武器で、似たような原理をもつ武器です。
形状は、刃身の華奢な剣といったところですが、
刃身に刃はついていません。
実際に戦うときには、この部分を包みこむように輝く刃が発生します。
この武器は、もともと一品物の魔剣だったものの
複製品が多数作られた結果、
一つの武器として確立されたという経緯があります。


この武器の致傷力の基準値は「体力」ではなく「霊力」です。
また、クアヴォ―フは"聖別された"武器として扱います。

この武器は存在する数があまり多くないため、
所有する場合、
特殊な背景に5CP消費しなければいけません。
(プレイヤーは、キャラクターがなぜクアヴォ―フをもっているのか、必ずその背景を考えるようにしてください。)

また、この剣を『抜く』場合、必ず《準備/クアヴォ―フ》の判定を行ってください。
それに失敗すると、刃を発生させるのに失敗したことになります。
(その後再び、《準備/クアヴォ―フ》の判定を行ってください)
もし、刃を発生させていない状態で何かを殴ったりした場合、
3分の一の確率でクアヴォ―フはこわれてしまいます。








■ブローヴァー
(使用すると非準備状態になり準備に1ターン。)

攻撃型/致傷力
切り/振り+2  長さ :1〜2
叩き/突き+2  長さ :2

重量 :2.8
価格 :700kt
必要体力  :11


使用に関連する技能

《ブローヴァー》
肉体/難
技能なし値 :なし
(ブローヴァーを《剣》技能で使用する際は
技能レベルに―3のペナルティのかかる
バスタードソードとしてあつかいます。)




少し幅広で肉厚のバスタードソードといった形状をしている剣で、
形状にこれといった変わったところははありません。
どちらかというとこの武器はその形状よりも、
その型に特徴があり、
繰り出される攻撃の重さを重視したものとなっています。
そのため、攻撃の手数こそ少ないのですが、
その一撃は通常の片手剣とは一線を画する威力を誇ります。

ブローヴァーはダメージの判定の際、
二回ダイスを振り、どちらか好きなほうを選ぶことができます。










■フェイナス
(両手武器)

攻撃型/致傷力
刺し/突き+3  長さ :1〜2
(長さを変更するには1ターン必要)

重量 :2
価格 :150kt
必要体力  :9


使用に関連する技能

《フェイナス》
肉体/並
技能なし値 :槍−3
( フェイナスを《槍》技能で使用する際は
技能レベルに―3のペナルティのかかる
スピアとしてあつかいます。)

《演舞》
肉体/並
技能なし値 :フェイナス-3



ベルアルートでよく使われている両手槍で、
石突の部分に、ちょっとした仕掛けがしてあって
振り回すと、音が出るようになっています。
もともと、この武器はベルアルートの初代皇帝が
使い方を編み出したとされている武器で
それがのちの時代に広まり、
今にいたっています。

フェイナスを用いるベルアルートの戦士は
勇猛果敢な(命知らずなだけとも言いますが)ことで知られており、
その戦いぶりは、戦場において敵に恐れられています。

また、フェイナスは武器としてだけではなく、
演舞のさいの道具としても使われ、
ベルアルートにおいて、
何か行事を執り行うときには必ずといっていいほど、
フェイナスもちいた演舞が披露されます。
また、そのような演舞にもちいるために製作された
細工が非常に凝った美しいフェイナスもあり、
そのような物の場合、
美術品としての価値もかなりのものがあります。

また、フェイナスはクウォータースタッフとして
使用することもできます。








■ガディ
(片手持ちの時に「受け」や攻撃に使用すると、非準備状態になリます。)


片手持ち
攻撃型/致傷力
切り/振り+2  長さ :1

両手持ち

攻撃型/致傷力
切り/振り+3  長さ :1〜2

重量 :3kg
価格 :500kt
必要体力  :12


使用に関連する技能

《ガディ》
肉体/難
技能なし値 :なし
(ガディ―ルを《斧、両手斧》技能で使用する際は
技能レベルに―3のペナルティのかかる
アックス、もしくはグレートアックスとしてあつかいます。)




ドワーフの戦士のあいだで広く使われている武器で
戦いに使用するために洗練された戦斧です。
バランスの悪い斧を流れるように振りまわす独自の型によって
斧の弱点であるとりまわしの悪さを補っています。

片手で持った状態で攻撃を行った場合、
《構え直し》の判定を直後に行う事によって
非準備状態になるのを避ける事ができます。
また、この武器は、ドワーフの体格にあわせて造られているので
ドワーフ以外の種族が《ガディ》技能を修得することはできません。













■霊弓(ユアル)
(射撃武器)

攻撃型/致傷力
刺し/突き+霊力/8

抜き撃ち :12
正確さ :2
半致傷 :霊力×10
最大射程 :霊力×15

重量 :1
価格 :200kt(相当)
必要体力  :8


使用に関連する技能

《霊弓》
肉体/並
(基準値は霊力)
技能なし値 :なし



風エルフと、森エルフのあいだでよく使われる特殊な弓です。
弓、矢ともに外見に関しては
ほとんど普通の弓と変わりませんが、
霊弓は妖精族に伝わる特殊な魔術を用いて製作されています。

そして、この弓の使い手は
標的を目でとらえて射るのではなく、
標的の存在そのものを、直感的にとらえて射るといわれていて、
その威力さえも、使い手の霊的素質に依存しています。

この弓は「近視」、「視覚障害」の特徴をもっているキャラクターでも
霊力が15以上あれば、何のペナルティもなく使用することができます。







■肩盾(ヘルガル)

受動防御 :技能レベル/5
必要体力 :11
重量 :7
価格 :300


使用に関連する技能

《肩盾》
肉体/難
技能なし値 :なし




ウィルローンの戦士達の間で用いられている特殊な防具(盾)で
利き腕の反対側の肩から上腕部、二の腕にかけて装着する大きめの盾です。
完全に固定するわけではなく皮製のベルトなどを用いて
肩、上腕、肘、の三点で固定します。
また、移動の際などは肩と腰の二点で固定し
背中に背負うような状態で持ち運びを行います。
この状態から、準備状態にするには4秒かかります。


この武器は一応、盾に分類されますが
この防具は両手武器と同時に使用することができます。
ただ、当然のことながら扱いが難しく
攻撃の際の姿勢も崩れるので、
いいとこずくめの防具とはいえません。


肩盾を装備した場合、【(技能レベル-7)÷3点】(最大で4点)の受動防御を得ることができ、
同時に、両手武器を使用することができます。

また、通常の盾と同じように、「止め」を行うこともできますが、
武器を使用した場合は、次の行動順まで、
この肩盾を用いて「止め」を行うことができません。

あと、使用する上で、不自然な姿勢をとるので
肩盾のレベルが10Lv以下の場合武器の技能が-2Lv、

肩盾のレベルが11Lv以上の場合武器の技能が-1Lvされます。






■聖衣(ルガティ)

防護点 :気操法Lv/5or気操法Lv/4
受動防御 :気操法Lv/5or気操法Lv/4
必要体力 :なし
必要霊力 :12
重量 :2.5
価格 :特殊

使用に関連する技能

《気操法》



聖天教会に所属する者達にだけが
手に入れることのできる特殊な防具です。

聖天教会には魔物と戦うためだけに存在する
「白き盾」と呼ばれる戦士団を擁していますが、
聖衣はそのような聖天教会において戦いの場に身を置く者に
与えられる防具です。

聖衣は一見、ただの真っ白な外套なのですが、
気操法の熟練者が活力点をこめると、
強固な防具に一変します。
(見かけは変化しませんが)
気操法の達人ともなると鋼鉄製の鎧をもしのぐ防御力(!)を
得ることができるといわれています。
ただ、強力な魔物との決戦用に製作されているために
常時その状態をでいることは不可能で、
活力点をこめてからしばらく経つと
ただの外套に戻ってしまいます。
(これに関してはもっと使い勝手のいい強力な聖衣が、
いくつか存在しているともっぱらのうわさですが・・・。)

この武具を手に入れることができるのは
聖天協会に所属している者だけです。
「白き盾」に所属すれば一着ずつ支給されますが、
教父や教母などは、基本的にお金を出して(1000kt)購入しなければなりません。
また、聖衣は一人一人に合わせて
オーダーメイドで製作されるので、
人のものを奪って使用するということは不可能です。




聖衣は二種類の使い方があります。
ひとつは
【気操法Lv/5点】の活力点を消費することで、
同様の受動防御と防護点を発生させることができ、
(消費量を加減することはできません。)
その効果が
【霊力】分持続するもの。
もう ひとつは
【気操法Lv/4点】の活力点を消費することで、
同様の受動防御と防護点を発生させることができ、
(消費量を加減することはできません。)
その効果が
【霊力】持続するものです。


活力点をこめるのに時間はかかりません。
また、活力点をこめていない状態の聖衣は、
【受動防御:0・防護点:1】として扱います。
聖衣はほかの鎧と重ね着することはできません。






Rule Index

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